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トマティ・ライスを最近全然食べてない。

俺のお気に入りなのに…。

 

 

基本的に我が家はリクエストを受け付けていない。

がジャイアン(イギリス人夫)がぶつぶつ呟くので久々にトマト飯を作った。

チキンライスからチキン抜いたやつだと思っていただければ間違いない。

 

 

これは私が困ったときによく作っていたメニュー。

時間がない、お金がない、元気もない、

ないない尽くしの暗黒時代。

 

 

「ヴィーガンライフはお金がかかる」を聞くたびに

私は毎度首を傾げてしまう。

なぜなら私は自分の体験から

完全に逆だと思っているからだ。

 

 

今日はパリでお金にとことん困っていた時に、

ヴィーガンライフで何とか凌いだ話(1)

 

 

 

 

 

フランス税金の洗礼

 

パリに住んでいた時のある年の暮れ、

ジャイアンの銀行口座からお金が全て消えてなくなった。

 

 

税金だ。

 

 

2019年ごろ(だったかな?)から

フランスも所得税は給料から天引きに変わったが、

それ以前は会社員も含め各家庭で申告をした上で税金を納めなければならなかった。

(厳密に言えば今もそう)

 

 

これを夫婦とも非フランス人の私たちは知らなかった。

給料からかなり色々引かれているもんだから

当然所得税も含まれてるもんだと思っていたドリーマー。

 

 

ドリーマーだろうとなんだろうと

税務署は絶対に見逃さない。

 

 

こういうドリーマーは私たちだけではなく、

だいたい3年目でしっかり首根っこ掴まれて

奈落の底まで突き落とされるシステム。

 

 

しかも結婚制度をバカバカしいと考えるジャイアンは

独身者として働いていた組織では認識をされていたため、

独身者として3年分の所得税が一気に引かれたのだ。

(結婚していれば独身者よりも税金が安い)

 

 

ということで按分していた生活費の負担は、

超薄給の私の肩に100%乗っかることが決定。

 

 

 

 

 

 

当時の私はパリにある日系企業の事務アシスタント。

正社員という肩書きも虚しく、

手取りはフランス人経営のラーメン屋でのシェフの時と同じ。

一応入社する前に交渉して、

交渉の末ラーメン屋の手取りと同じところまで上げてもらったのにまだ薄給。

 

 

ラーメン屋ではパートタイム。

事務アシスタントはフルタイム。

ラーメン屋ではチップも支給された。

事務アシスタントはノーチップ。

一応気付いてはいた。

ラーメン屋のバイトより給料が下がっていることを。

 

 

日本人は日本人を安く叩く。

私のように特別な技術を持ち合わせておらず、

婚姻によって労働ビザがある

という状態の人間には「安く叩かれる」がおこりやすい。

私はフランス語がほぼ無だったので余計に部が悪く、

足元を見られている感がものすごくあったのだ。

 

 

こういう経緯で労働条件にモヤモヤを抱えつつも

大人しく働いていた。

 

 

全てが高いパリで、

薄給でほとんど貯金もない私が

どうやって家計を支えるのか。

考えるだけで震えが止まらない。

 

 

さらにこのお金が根こそぎなくなったタイミングと

引越しのタイミングが見事に重なった(つづく)

 

 

 

 

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