特殊能力のないヒーロー

 

 

※画像はお借りしているものです。

 

5/4に観た2本目。

楽しみにしてた『サンダーボルツ*』、DCの『スーサイド・スクワッド』みたいなやつ。

 

 

ひとことで言うと主役じゃないやつらが集まってチームを組んで悪と戦う、ってやつだけど実は大きく違う。

『スーサイド・スクワッド』はめっちゃ悪いヤツらが減刑と引き換えに悪と戦うやつだけど、『サンダーボルツ*』ははっきり言ってこれといった強い動機が見当たらないんだよな。

最終的には新アベンジャーズに祭り上げられるわけなんだけど…、

 

姉ブラック・ウィドウを失った暗殺者エレーナ(フローレンス・ピュー)は空虚な日々を送っていた。

CIA長官のヴァレンティーナ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)からの汚れ仕事を請け負っていたエレーナは、いつものように指令を受けある施設に向かう。

そこで同じくヴァレンティーナに集められたジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、ゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)、タスクマスター(オルガ・キュリレンコ)、記憶をなくした男ボブ(ルイス・プルマン)が一堂に会する。

彼らは協力して窮地を乗り切り、そこへエレーナを助けに来た父アレクセイ(レッド・ガーディアン:デビッド・ハーパー)、バッキー・バーンズ(ウィンターソルジャー:セバスチャン・スタン)が合流し、即席チーム“サンダーボルツ*”を結成する。

そこへニューヨークの街の住民を次々に消し去る脅威が出現する。

はじめはバラバラだったサンダーボルツ*の面々は、危機と対峙する中でチームとして結束していく。

 

うん、悪くない、というよりいいんじゃないか?

キャラの立ってないキャラクターの集まりで、MCU第3フェーズみたいにそれぞれのキャラで1本の映画を作るのはムリだろう。

はっきり言って地味だ。

でもおれ、この映画好きだ。

アベンジャーズ、特にアイアンマン、キャプテンアメリカの呪縛からなかなか抜け出せずにもがきのたうち回ってきたMCUが、やっと新機軸ができたように思う。

アベンジャーズから抜け出すために時間軸ずらしてみたり、マルチバース取り入れたり、いろいろと試みたけどことごとく不発だったからな。

それにピューちゃん出てるし、ピューちゃんは最近のお気に入りなんだよ。

 

ピューちゃん出演作はこちら

 

 

 

 

 

 

今回の敵はサノスの指パッチンより恐ろしい。

『ブライトバーン』を思い浮かべた。

 

 

こういう敵を地球上で登場させてしまってこの後は大丈夫なんだろうか?

この後尻すぼみにならないだろうか?

というのは、ヒーロー達がいなくなって今回のメンバーはある意味普通の人間、だからこそ共感できる部分があるんだけど、その反面このメンバーで宇宙からの襲来を迎え撃つのはちょっと無理かな。

だから地球の中で敵を出現させるしかない。

この部分が今後のMCUの足枷にならないかが心配だ。

でもめっちゃ面白かったんで、もう一回ぐらい観に行こうかな。

 

  鑑賞メモ:劇場

 

https://marvel.disney.co.jp/movie/thunderbolts