我が家は東工大合格のための目標点数(ノルマとして)を以下のように設定していました。
【英語】75/150点
苦手科目の英語は半分の75点を目標にしていました。
過去問はだいたい75-100点(採点は東進、以下同様)に収まっていまして一番ブレのない科目と認識していました。
東進の採点と当日の採点にどの程度ブレがあるか分かりませんので、あまり期待せず、過去問実績の最低点あたりを絶対確保しようといった感覚です。
【物理化学】210/300点
物理化学は比較的得意です。
模試でも過去問でも物理の方がよかったり、化学の方がよかったりという感じで合計するとほぼ似たような結果でした。
過去問の点数的には「レジェンド年」を除きそれぞれ90-125あたりで安定していましたので、
物理化学合計で7割得点にあたる210点と設定しました。
(東工大はときどき「レジェンド」と呼ばれる難易度調整を誤った超難問が出る年があります。
2011年の化学が代表例で花子も過去問採点で26点しかとれませんでした。)
【数学】225/300点
一番の得意科目である数学ですが、過去問10年分では250点オーバーが3回(最高点は260点)あるものの、逆に100点以下も3回あり、一番ブレが大きい科目でした。
ただし、年が明けてからやった過去問はすべて200点オーバーだったので、完成期に入ったと信じて、いわゆる3完2半を目標としました。
ということで、各科目の目標点(ノルマ)を合計すると510点になります。
合格最低点は問題の難易度に左右されるため、年によって異なりますが、450点で落ちることはまずありません。
つまりはほぼ合格点プラス60点の絶対安全圏で合格しようという目論見です。
こう記載するともう合格確実にみえますが、そう簡単ではありません。
数学は大問1問60点あります。
小問が設定されている場合は、全滅ということはあまりないのですが、小問設定がなく1問60点、思い付かなければ方針すらかけず、部分点ももらえないような問題も少なくないのです。
その場合、3完を見込んでいた部分が2完になってしまうと60点が吹っ飛んでしまいます。
60点の余裕はセーフティーリードとは言えないのです。
東工大受験の難しさはここにあります。