私の場合の過食体験と過食防止策を語るシリーズです。
2014年に「空腹からの過食」を何度か経験し、過食の怖さを味わいました。
過食の怖さ。
…そうです、この時味わった過食の怖さとは「太る」ってことですね(シンプルか)。
2015年には「スイッチからの過食」「計画的過食」「低カロリー食材の過食」と過食にハマっていくわけですが、夏に依存症のサイトを見て過食の本当の恐ろしさ(後述します)に気づいてダイエットをやめました。
どういう流れでそうなったか、2015年をまずは時系列で見てみましょう。
2014年
10月:止まった生理を再開させるために体重を増やすと決意(推定46kg)。
11月:生理が再開。53.4kg。ブログの更新が止まる。
2015年
1月:53.5kgでブログ再開。カロリーなどはアナログで管理し公開せず。1ヶ月で1..5kgずつ減らす計画。1/31には50.9kgまで減らす。
2月:ブログの更新が止まる。2/21に更新し生理が止まったのでまた増量すると報告。
3月:更新止まる。3/29に更新した記事では57.6kgと。
4月:58kgで生理再開(4/4)。急にジョギングを始める。摂取900~1300kcal。こんにゃくパスタを多用。
5月:基礎体温を見ながら摂取1500~1700kcalで調節。
6月:ジョギング・山登り・20kmウォーキングなど過活動。昼に菓子パンを食べ、夜はこんにゃく麺とむね肉で調節。
7月:菓子パン1~3個+むね肉ともやしなど。更新が止まる。
8月:更新していない間に過食が悪化→過食は依存性と同じだとサイトで勉強。ブログ再開後はカロリーを意識しない普通の生活を心がける。
10月:56~57kg。普通の生活では普通の体型にしかなれないと、少しずつダイエットを再開。
11月:中旬に55.4kgとの報告を最後に更新が途絶える。
※2016年3月には59kgまで増えていた。次に更新したのは2016年の8月。
いやぁ~荒れてますね。
もしかすると私以外の人には荒れてるように見えないかもしれませんが…。
いや、誰が見ても無茶苦茶なんでしょうか(本当にそれすら分からない)。
ちょっとじっくり見ていきましょう。
今回で振り返りは最後になりますから、長くてすみませんがお付き合いください。
まず、1月にこんなメモがあります。
「4000kcal超が1日、3000kcal台が1日、2000kcal台後半が4日、2000kcal台前半が2日、1800kcal超が4日。12日は多すぎますね。程度や頻度を少なくしていきたいです。」
これ何か分かりますか?
そうですね、過食や食べ過ぎの回数を数えたメモです。
2014年の10月に意図的な過食で増量し、2015年の1月には回数を数えるまでになっています。
これは過食が習慣化していることの証。
そして1月から2月にかけて減量(53.5kg→49kg)し、また「生理が止まったから増量する(泣)」というスタンスで過食の日々へ。ここ更新ないので想像ですけど。
だって3月末に57.6kgですよ?過食してない方がおかしいぐらいの増加です。
で、4月に58kgで生理が来たと思ったら、急にジョギングを始め、低カロリー食材でカロリー制限。
かと思ったら、基礎体温を見ながら「高温期にならないからカロリー増やします(泣)」というスタンスで、平均が1500~1700kcalになるように過食。
もうね、この頃は過食したくてしたくてしかたなかったんでしょう。
だけどブログも更新したい。
となると、過食をする理由付けが必要になる。
過活動も相変わらず健在ですよ。
急に始めたジョギングでアキレス腱を痛めて歩行ができなくなり医者にかかるぐらい(私にとってはレア)悪化してるのに、それでもウォーキングと組み合わせて走るようになったり。
外出が嫌いで何年でも家に引きこもっていられるぐらいなのに、山登りに週1ペースで行ったり。
とにかく過食できるカロリー枠を確保するため、過活動も顕著。
過活動をいくつか抜粋します。
「朝のジョギングは初6km。45分くらい。確かに5kmの時よりは疲れたけど、それでも無理ってほどではなかった。しばらく6kmを定着させて、無理なく7kmに移行したい。今年中には10kmを1時間で走りたいけど無謀かも。」
「ちゃんと4時前に起きたけど、昨日の頭痛を勘案し朝の運動は休み。運動強迫なのかジョギングをする人にありがちなやつなのか分からないけど、走りたくて仕方ない。」
「朝6時からウォーキング。なんだかんだで20kmほど歩いた。ジョギングは苦しさと達成感の両方が味わえるし、ウォーキングはのんびり楽しい。
32474歩
消費2645kcal
摂取2510kcal」
今でも運動強迫は根強く残ってますけどね、そんな私から読んでも20kmでのんびり楽しいウォーキングとかちょっとどうかしてます。
そして「過食スイッチ」に加えて「計画的過食」ですよ。
これは、スイッチが入って予定外に「やらかして」しまう過食ではなく、予定して行う過食のことです。
一例ですが、
・今日と明日はゼロカロゼリーだけで乗り切って、明後日の食べ放題では好きなだけ食べる!
・平日はスーパー糖質制限でカロリーも800kcalに抑えて、週末はチートデイで好き放題食べる!
・6日間を1000kcalで過ごして、一週間に1日だけ5000cal好きなものを食べれば太らず過食できる!
・30km歩けば、その日は3000kcal食べてもチャラにできる!
これで太らないなら良いアイデアじゃん?って思いませんか。
…思いませんか(笑)。
当時の私は「過食したいなら過食できるカロリーの余剰分ができるまで拒食すればいいじゃない」と思っていました。「お金も貯金してから使えば借金せずに済むでしょ」って。
その考えが過食を呼び寄せているなんて、全く知らずに。
しかも、この計画的過食じゃない時にもスイッチが入って過食してしまう時があったので、どんどん予定は崩れるし、実際体重も増えていきました。
あ、今さらですが私は嘔吐しません。
計画的過食について、2015年の記事から抜粋するとこんな感じです。
この時点では計画的過食が過食の習慣化につながるなんて知らなかったので、問題視もしてないせいか記載が少ないです。
しかも「カロリーはアナログで管理」とか書いてるくせに、そのアナログ(ノート)にも過食した日は記載されてないという(やめてやれ)。
飲酒と言っても350mlを2本とか焼酎1/3本とか、食事以外の過食も1000kcalで500円程度なんですが。
でも2週間で、体重2kg・体脂肪率3%増加、費用も1万円超。
振り返れば自己嫌悪だけが残るという状態。
そして2015年の8月下旬、依存症や病的嗜癖について説明したページに出会います。
それが「減量の支えになるサイト」で紹介した、「病的嗜癖関連障害編・こば心療医院」です。
出会った経緯は忘れてしまいましたが、過食をやめる方法を検索していたのかもしれません。
過食って、食材を買ってるときからハイテンションで、調理してる時もハラハラとワクワクが混じったような気持ちで、食べ始めると普段のガマンから開放されるみたいに幸せで美味しくて。
でもその開放感も食べているうちに罪悪感に変わってきて、今日この過食で最後にしようって思えば思うほど目の前の食材を全部食べて明日に持ち越さないようにしなきゃいけないという義務感が生まれて、もう「美味しい」よりも「苦しい」方が勝っているのに止められない。
この辛さをなんとかしたい!過食したくない!と思っていたんだと思います。
この時私が学んだ「過食のメカニズム」については次回に書きます。
そこから、(やっと)過食防止策について話が移っていくので。
だから今回は2015年を成仏させてやります(言い方w)。
じゃぁこのサイトに出会って、すぐダイエットを止めることができたのかといえば違います。
そのサイトを見た後、8月23日にブログを再開した時には、活動量計を外し、カロリー計算をやめ、なんと買う時にカロリーを確認することもやめています。
ただ体重は測っていたようで、ブログの体重表記が「○日からマイナス○kg」のように変わりました。
目標まで作っていて「月マイナス1キロ」と。
当時の私もこの違和感には気づいていて、「(ダイエットが過食を呼ぶなら止めたいけど)問題は私が低体重でいたいこと」と書いてあります。
もちろん体重は減らず。
10月中旬にはこう書いています。
「体重は56.3kgで、体脂肪率が23.5%
さてここからなんですけど。
普通に生活したいけど、普通の体重(BMI18.5以上)はイヤ。
はい、矛盾(笑)。
どうするよ、自分?って感じなんです。
ここ最近「普通普通」ってずっと言ってきたけど、それじゃ普通の体重のまま。
計算してないけど食事は普通(1800~2000kcal)、計ってないけど歩数も普通(6000~8000)。
これはだいたい58kg(BMI20)を維持してしまう内容です。」
そして、10月29日に「こわごわ、ダイエットの計画を立ててみる」という記事を書いています。
「12月中に53kgまで減らしてブログ村の「目標体重40kg台」に移動する
うーん、どうかなぁ。
これぐらいユルユルな目標なら大丈夫だと思うんだけど。
※60日間で3kgとして、1日50g=360kcal」
また活動量計を着け、ざっくりしたカロリー計算を始め、1500kcal目安で摂取。
でも、11月中旬に55.4kgと報告したのを最後に、2016年8月までブログの更新が止まることになります。
2016年3月には59kgになっていたことから考えると、11月にやっぱり過食してしまって、やっとここで本当にダイエットを止めたんだと思います。
何かを始めたら止められない私にとって悔しかったとは思いますが、今となっては「よくぞそこで耐えてくれた」と労いたくなるファインプレーです。
…はい、長かった。
これで振り返りは全て終了となります。
私の黒歴史を成仏させる企画(違う)にお付き合い頂き、ありがとうございました。
ここから先の予定です。
1.依存症サイトから学んだ過食が起きるメカニズム・本当の怖さ
2.サイト内容に基づいた一般的な過食防止策
3.現在行っている私の場合の過食予防対策
これらを書いたら、頂いていた質問に私なりにお答えしようと思います。
(質問内容:一度大食いになってしまった胃(脳)を訓練で少食にできるのか)
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女性を装った卑猥な内容を含むもの(フェチ系など一見それとは分からないもの)、減量や食事内容を咎めるもの、については承認していません。
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