今日、6月3日でちょうど7か月経ちました。

 

このブログを開設したのが11月3日だったからです。

母の入院する病院の外で、作成作業をしていたことを思い出します。

母にも報告したことも。

 

 

春先から少しずつ準備を進めていたのですが、

ちょうど区切りよく、

今月から新しいブログを立ち上げることができたので、

こちらのアメブロは少しお休みすることにしました。

 

ただ、記事はこのまま残しておきますので、

過去のものなどもお読みいただければ幸いです。

 

 

これからは、こちらのブログに綴っていきます。

 

ストイッカーAki ー独学で英語力をモノにした物語ー

 

これはTOEICに関することを綴った記事をまとめたブログです。

今後も更新していきますし、雑記のところにはTOEIC以外の勉強内容や

資格試験のことも書いていくつもりです。

 

 

アメブロでルイーズという名前を使っていたのは、

ちょっと雰囲気を変えてみようかなと思っただけです(笑)

SNSではAkiを使っています。

 

 

また、メルマガも無料で登録できますので、ぜひお読みいただければと思います。

(このブログのトップの画像からも登録できます。)

 

閉鎖するわけではないのですが、

これまでお読みくださりありがとうございました✨

 

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

ルイーズ(Aki)

 

 

TOEIC900の苦悩

 

 

TOEIC900を取った時、すごくうれしくて、

変に自信がついたのを覚えています。

 

「800台と900はやっぱり違う!嬉しい!」

「900ホルダーだ!」

 

なんて思いがあり、浮き足立ってました。

 

でも、そんな小さなプライドはあっさり打ち砕かれました。

 

仕事で、丸1日外国人(韓国人でしたが英語が堪能)を

私たちのチームでアテンドしなければならなかった時。

 

 

「英語が、口から出てこない…。」

 

自分でも愕然としました。

 

TOEIC900でも、話せない。

TOEIC900なのに、とっさに出てこない。

 

 

その苦悩を四コマ漫画にしました。

(イラストは友人に描いてもらいました)

 

TOEICあるあるかな~と思いますので、

共感いただけたら幸いです✨

 

 

 

TOEIC専門ブログ、開設しました✨

TOEICのPart別テクニックや心構えなどを綴っています。

 

ストイッカーAkiー独学で英語力をモノにした物語ー

成功者は基礎に飽きない

 

 

この前、Podcastで

Polyglot(多言語話者)の勉強方法教えて!

というのをやっていました。

 

彼女は12か国語を勉強中の女性。

20代前半で12か国語とはすごい!

 

そんな彼女の勉強法は

 

・自分が使いやすいと思える教材を見つける

・その教材を繰り返し勉強する

・短い会話を暗記しておくと実践で本当に使える

 

でした。

 

これ、他のPolyglotの人も

同じようなこと言ってました。

 

上の3つって、語学学習の基本ですよね。

 

合う教材使って

それを何度も繰り返して

シンプルなフレーズは覚え込む

 

 

基本かつ王道。

語学が達者な人は、間違いなく王道行ってます。

邪道じゃない。

 

あれもこれもと手を出したり、

やったりやらなかったりと

ムラがあることもない。

他人や情報に振り回されることもない。

 

そして何より

心から楽しんで勉強してる!

 

これが彼らの共通点です。

 

「成功者は基礎に飽きない」という言葉を

聞いたことがありますが、まさにそう。

 

とっても基礎を大切にしているんです。

 

ぼろぼろに使われたテキストを見て

心からそう思いました。

 

語学学習には、そんなに多くの教材は必要ない。

 

必要なのは、

やる気と工夫と継続力。

 

それをあらためて考えさせられ、

ますます勉強がんばろうと思えた番組でした。

 

 

基礎あってこその応用。

基礎があるからこそ、話せるようになる。

 

 

TOEIC専門ブログ、開設しました✨

TOEICのPart別テクニックや心構えなどを綴っています。

 

ストイッカーAkiー独学で英語力をモノにした物語ー

 

勉強は時間数じゃなく接触回数。

 

 

1日10時間よりも、1時間を10日続ける方が

勉強は絶対に身に付きます。

 

 

以前

「7日間徹夜して勉強しても東大には入れない。」

と聞いたことがあり、そりゃそうだよなと思いました。

 

その7日間、

仮に1日睡眠4時間で20時間勉強=1週間で140時間

 

同じ140時間勉強するでも、1日1時間でも140日継続する方が

確実に知識が定着します。

 

 

人間は忘れる生き物だからです。

 

すぐ覚えたことは、すぐ忘れます。

だから何度もやる必要があるのです。

 

覚えては忘れ、また見返して覚えては忘れ。

これをとにかく何度も繰り返す以外に、

短期記憶を長期記憶にする方法はありません。

 

 

確かに時間は必要ですが、

それは「一度に何時間」ということではなく、

「細切れ時間を積み上げた結果の長時間」なのです。

 

 

だから、継続は大事。

なので、塵も積もれば山となる。

 

これを淡々と実践した人だけが、

 

「ああ覚えられた!」

「本番でひらめいた!」

 

という快感を得られるのです。

 

継続と隙間時間の活用。

でもそれは本当に短時間でいい。

 

10分、5分、1分でもいい。

ちらっと見た、1問解いたでOK。

それを1回こっきりにしないで、ひたすらやる。

 

ひたすらやる、は大変かもしれないけど

ものを覚えるには負荷があるのは当然。

それでも、ぶっとおしで〇時間勉強しろ!と

言われるよりずっとストレスフリーなはず。

 

 

1日1分でもいいから。

そのかわり、毎日やる。

できるなら、その1分を1日に何度も組み込む。

 

それなら、できる。

不思議なもので、最初1分だったものが

だんだんと時間数を上げていけます。

回数も、増えていきます。

 

その好循環を作れたら、大成功です。

 

 

まさに、継続が力になります。

塵だったものが、高い山になります。

 

 

そういう理由もあって、

私はポモドーロテクニックを採用しています。

 

25分で1つのものを切り上げる。

たかが25分、されど25分。

 

2時間もあれば、8つのことが勉強できます。

気づいたら、どれもノートがびっしり終わるほど

学習が進んでいました。

 

 

勉強時間数の呪縛に入ると、

〇時間やらねばの義務感から窒息してしまいます。

 

大事なことなのでもう1度言います。

 

勉強は時間数じゃなく接触回数。

 

隙間時間1分でもいい。

見た、読んだ、聞いた、話した、解いたの回数を増やしましょう。

 

効果は後からじわじわ来て、絶対離れない知識になります。

 

 

~お知らせ~

 

新しいブログを開設しました。

 

(アメブロではルイーズのHNでしたが、

元々SNSではAkiを使っています。)

 

これはTOEIC学習専門ブログで、

TOEICのPart別テクニックや心構えなどを綴っています。

 

よろしければ、ご覧ください。

 

ストイッカーAkiー独学で英語力をモノにした物語ー

「問題集〇周やった」に意味がない理由

 

 

以前は、解いた問題集に正の字を書いて、

「あーもう〇回もやった」と満足していました。

 

回数を重ねる=完璧に理解できる

 

と思っていたからです。

 

でもそうじゃない。

 

 

回数こなすことがゴールになり、

早く解かなきゃ、回数こなさなきゃという気持ちばかりが

全面に出てくるようになりました。

 

そうすると、TOEIC公開テスト本番でも

二択まで絞りきれて迷ったり、

はたまた度忘れしたり。

 

何度もこういうことを経験してきました。

 

 

「あれ?これ、どっちだったっけ…。

やったはずなのにな…。」

 

悔しくて泣きながら帰ったこともしばしば。

 

問題の解き方の甘さにあることを、

当時は気づきませんでした。

 

 

人は納得できたことが記憶として残ります。

 

英単語帳等の周回数に意味がないのは、

記憶は「やった回数」での勝負ではないからです。

 

じゃあどうやって記憶を高めていけばいいのか。

 

覚えるのではなく、「忘れらない」やり方で学ぶ必要があります。

 

覚えよう覚えようと正の字をいくら書いても、

頭には入りにくく、効率が悪いのです。

 

間違った勉強法では、何年経っても向上しません。

壁に当たったらアプローチを変えましょう。

同じやり方を継続しても、時間を浪費するだけです。

 

脳はハードディスクと同じ。

効率悪い方法では起動力が遅くなります。

覚えようとするものの量や数に圧倒されると、

本来理解すべきものの本質を見失ってしまいます。

 

それが、「〇周やれば覚えられる」といった

短絡的な思考につながりがちな理由のひとつです。

 

 

最初は文法事項でも単語の使い方でも、

1つの項目を徹底的に理解し、問題を解くでもいい、

英会話でも英作文でもいいので、

理解した表現を使い倒します。

 

その学び方で縦軸を作り、

後はそれを横にスライドさせていくことで、

他のことが徐々に深まっていきます。

 

大量暗記が必要な部分も

英語学習にはもちろん伴いますが、

そこに入る前には理解がないといけません。

それを踏まえた上での、大量暗記です。

 

わかりやすくいうと、芋づる式です。

 

ベースとなる「理解」というつるがあれば、

そのつるをぐっと引っ張るだけで

大量の芋(知識)を得ることができます。

 

 

周回数にこだわるのは、やめましょう。

 

 

TOEIC990への最後の1ピース

 

これが何なのか、知りたくて知りたくて

ずっともがいていました。

 

 

なんで980、985で止まってしまうのか。

自分に足りないものが何なのか。

それをずっと知りたかった。

 

 

最初に満点を取れた時、「運」だと思いました。

 

最後は、運が味方してくれるかどうか。

 

自分の得意分野が出た、

体調がすごくよかった

なんだか絶対いけそうな気がしたetc

 

自分ではどうにもできない不可抗力が

もろもろはたらいて、

それで満点を取れたんじゃないかと。

 

 

でも、連続して満点を取れるようになると、

それは運ではなく、直感なのだと気づきました。

 

直感は一見、勘のようにも思えますが、違います。

 

まったくわからずあてずっぽうに答えるのが勘。

直感は、確たる根拠は説明できないけど、

絶対にこれだという自信を持って選べることです。

 

それはどこからくるかというと、

これまでの受験経験と勉強時間と内容からです。

この3つの圧倒的な量が、直感を生むのです。

 

 

一見、運とも思えるものの正体は、直感。

その直感はすべて現実的に積み上げられたものの集積。

 

 

私が990を取れたのは、最後のピースを埋められた

=直感が十分にはたらく実力がついた

 

ということです。

 

TOEICは、満点を取れないテストではありません。

取っている人が実際にいるからです。

誰もが必ず、満点を狙えるテストなのです。

 

雲の上の夢物語ではないのです。

 

 

問題の当たりはずれ、運などではなく、

どんな問題が来ても、直感がはたらけば

必ず正解をもぎとれる。

 

そういうテストだと思っています。

 

そう考えれば、満点は決して遠い夢ではありません。

なぜなら、正しいやり方で学び続けさえすれば、

到達できる目標だからです。

 

 

私は、心底、TOEIC満点は誰でも取れると思っています。

それは決して上からものをいうつもりではなく、

上に書いたような理由からです。

 

 

満点を取った後に、最後のワンピースが何かに気づきましたが、

今TOEICスコアアップを目指している方にとっては

このことを肝に銘じて学習すれば、

もっとスコアが上がっていきます。必ずです。

 

 

参考になれば幸いです。

ポモドーロ・テクニックというのをご存知でしょうか。

 

以下、ウィキペディアより引用

 

「ポモドーロ・テクニック(英: Pomodoro Technique)とは、時間管理術のひとつ。 

1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された。

このテクニックではタイマーを使用し、

一般的には25分の作業と短い休息で作業時間と休息時間を分割する。

 

 1セットを「ポモドーロ」と呼ぶ。

 

これは、イタリア語で「トマト」を意味する言葉で、

シリロが大学生時代にトマト型のキッチンタイマーを使用していたことにちなむ。」

 

 

ポモドーロ・テクニックを知ったのは去年の夏。

最初は、勉強ではなくて仕事で試していました。

 

というのは、デスクワーク、かつパソコン作業で1日座っているのがつらく、

でも夢中になってしまうとぶっとおしでやってしまうので、

それを何とかしたい!と思っていたからです。

適度に休憩挟めばいいのに、それがうまくできず。

 

そこで試したポモドーロ。

 

職場でタイマー鳴らすわけにはいかないので、

携帯のストップウォッチを使用。

思いのほか25分は早くて、

仕事途中でタイムアウトになってしまう。

 

続きやりたい気持ち抑えて、ちょこっと休憩。

トイレに行ったり、肩回したり。

 

それを8回繰り返すと2時間。

間に5分ずつの休憩と、時々10分くらい休み入れるので、

大体3時間くらいになります。

 

メリットは

・時間がたつのがあっという間

・仕事が途中のところで無理やりやめるので、

続きが気になって休憩後すぐに戻れる

 

デメリットは

・締め切りがある、追われている時にやるのは厳しい

 

こんな感じです。

 

 

今、勉強にも適用しています。

仕事の時と同じやり方で。

 

勉強で一番いいと感じたのは、

「途中で時間切れになること」。

 

続きが気になって気になって(仕事以上に)

休憩もそこそこに、さっと戻れます。

 

最初から意気込んで2時間やろうとすると、

必ず途中で息切れします。

25分は、キリが悪くてちょうどいい。

 

私の場合、ながら勉強なので、

書き物をしている時にも音、使ってます。

 

最近はNHKラジオ講座が多いのですが、

これは15分番組なので、またこれキリが悪い(笑)

その続きも気になるので、結果、

休憩後スムーズに勉強に戻れます。

 

 

長時間勉強は集中しているようで

意外とできていないことのほうが多いので

(SNSやってしまったり、ほかのこと考えたり)

ポモドーロ式だと、濃縮した勉強時間を作り出せます。

 

 

おすすめです!

四技能は深く結びついている

 

 

TOEIC(S&W)のWで、満点のスコア200を取れた時、

間違いなくL&Rが効いたと感じました。

 

990を目指し始めた頃作り始めた、Part5誤答ノート。

その名のごとく、間違えた問題だけを集めたノートです。

 

現在5冊にもなりますが、ぜんぶ手書きです。

よくぞここまで書きまくったと、自分でも感心しています。

 

この「書く」作業がライティングテストに響きました。

 

 

ノートにまとめる時に、書く。

書いたものを目で読む。

何度も音読する。

 

大量の英文を書き、反復音読し速読することで

脳と手に自然な表現や言い回しが

無意識のうちに身に付いていたのです。

 

SW対策本をやるよりもはるかに効果がありました。

 

写真描写も、Eメール問題も、最後のエッセイも。

使える表現がたくさんあるので、さくさくと書けました。

 

特にエッセイについては文字数を稼ぐ必要もあるため、

色々な表現を覚えておくことはとても有効です。

 

でもそれは単語帳だけでは足りず、

かといって新聞記事などの

難しい表現や語彙を使う必要もない。

 

TOEIC(L&R)が大いに使えるのです。

Part5だけじゃなく、Part3や4、7にも、

ライティングで使える表現はたくさんあります。

 

 

今回のことは後付けで気づいたことでしたが、

四技能は深く結びついています。

 

黙々と文法書を読んだり

問題集を解くだけでは得られない。

 

言葉は生きているものなので、

口、手、目、耳のすべてをフル稼働して勉強する。

 

効果のある勉強法のひとつです。

 

参考になれば幸いです。

 

勉強する時に、

 

「今日は〇〇をやろう。」

「〇時間勉強しよう。」

 

など、計画を立てることがあります。

前日や、当日の朝はとても意気込んでいます。

 

でも、そのとおりにいかないこともあります。

 

たとえば、

 

前日の疲れが抜けなくて、ペンを持ちながらうとうと。

ちょっとのつもりが、SNSやってたらあっという間に時間が経ってしまった。

友だちから電話が来て、切るに切れず長電話してしまった。

家族とけんかして、勉強どころじゃなくなった。

 

これはあくまで仮想の例ですが、

生きている以上、色々なことが起こるのは常です。

 

予定どおりに勉強できなかったとしても、

焦ったり自己嫌悪に陥ったり、後悔しないほうがいいです。

 

 

私にも同じような時期があり、

予定通りTOEICの勉強をできなかった時は、

とてもイライラしていました。

 

「あーなんであの時寝ちゃったんだろう。」

「なんでこのドラマ観ちゃったんだろう。」

 

なんで、なんで…。とできない自分を責めました。

さぼったような気持ちになり、自己嫌悪に陥ることは

よくありました。

 

 

当時、母に言われたのは

 

「寝ちゃっても、テレビ観たりするのも、

それが今のあなたに必要だったからでしょ。

なんでもっと自分に優しくできないの?

 

疲れていたら寝る。楽しみにしているものがあれば、やる。

それでいいじゃないの。

TOEICが好きだって言ってるわりに、今のあなたは

あんまり楽しそうには見えないよ。」

 

・・・

 

返す言葉がありませんでした。

 

自分で自分を追い込み、好きなTOEICをやってる時も

きりきりしていることに気づかされたからです。

 

たぶん、目の前に私と同じような人がいたら、

きっと母のようにアドバイスする。

 

なのに、自分のこととなると、自分を責めてばかり。

 

 

「少し寝ることで体楽になったり、面白いテレビ観て

心がリラックスできたなら、それでいいじゃない。

なんでそれがだめなの?

人生には無駄な時間なんてないよ。」

 

 

母の言葉、いつも思い出します。

何をしていても、それは無駄なんかじゃない。

全部、自分や周りのためになっている。

そう思うと気持ちが楽になります。

 

イライラや焦りは、自分の中から湧き出るもの。

だったら、自分だけの力で解決できる。

なくすことができる。

ほかのエネルギーに変えることができる。

 

 

大丈夫、計画通りにいかなくても。

気持ち切り替えて、また進めばいいだけです。

 

無駄な時間なんて、1秒もない。

現在、英語レッスンをしている生徒さんの中で、

毎日音読筆写をやっている方がいます。

 

レッスンで使っている教材も

もう何周もやっているようなので、

これならもうほぼ完ぺきに言えるだろうと

思っていました(一文一文が短い教材です)。

 

ところが、先日のレッスンで

その教材の日本文を即座に英文にしてもらったところ、

すぐにはできませんでした。

 

とてもシンプルで、何度も出てくる一文です。

意外だったので、聞いてみました。

 

 

「Aさん、これ、もう百回近く音読されているんですよね?

もうすっかり覚えてしまっているかと思っていました。」

 

「すみません、すぐに出てこなくて。」

 

「毎日音読筆写に励まれているのは分かっています。

ただ…もしかして、それをやることに満足していませんか?」

 

「そうかもしれません。」

 

 

原因は、Aさんが音読筆写を

「毎日やる」「〇回こなす」ことを意識しすぎるあまり、

それ自体が目的になってしまっていることでした。

 

 

本来の目的は、その英文一つ一つを

口になじませ、脳にしみこませ、

言われたらさっと言えるようになることなのですが、

こなす回数が最終目的になってしまっていたのです。

 

かつ、Aさんは、繰り返すうちに

「これはもう完璧に覚えている」と

自分で思い込んでもいたようでした。

 

 

少し前の自分と重なりました。

 

 

TOEICの問題集を解いて、理解したら

「もうこれは分かった」と、さっと終わらせたこと。

なのに、別の角度から出されたら間違えたこと。

 

さらに、公開テストで出題された時に、

思い出せず結局間違えてしまったこと。

 

 

勉強は、しつこいくらいやった方がいいです。

 

自分を過信せず、何度も何度もやる。

もうこんなの分かってるよ、と思っても、

いや待てよ、またすぐ忘れるからもう1回見ておこう。

 

これぐらいがちょうどいいです。

 

 

以前記事にしましたが、

色を重ねるように勉強しましょう。

絵を描く時に、薄い色を何度も重ねるように。

 

 

一回で理解できなくていいから。

一度で全部覚えなくていいから。

その代わり、しつこいくらいやりましょう。

 

 

それが、基礎を繰り返すということです。

一度身に付いた基礎は、絶対なくなりません。

 

しっかりと身に付けさえすれば。

基礎があれば、どんどん応用できるようになります。

奇問難問にも対応できるようになります。

 

 

そうなるためには、何度も何度も何度もやる。

まだやるの?と周りが驚くくらいやる。

 

 

それぐらいがいいです。

本番で悔しい思いをしないために。

 

 

しつこいくらいが、ちょうどいい。