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クラシック編
バレエをやる人以外は「バリシニコフ」の名前は知られていないのではないでしょうか。小生は映画の「ホワイト・ナイツ」を見るまではやはり知りませんでした。映画ではグレゴリー・ハインズと楽しく踊っている姿に見惚れたものです。そのバリシニコフが本来の「バレエ」で華麗な踊りを披露しています。
諏訪内晶子がチャイコフスキーコンクールで優勝したことはセンセーショナルな話題になりました。これはその優勝記念のガラ・コンサートを収録したCDです。こういう音源がCDで発売されたのはあまり他に知りません。
あのドイツ音楽の重鎮、サヴァリッシュがロシアもののアルバムを出していたことはあまり知られていないのではないでしょうか。しかも、そのサヴァリッシュがドレスデン国立管弦楽団とカバレフスキーの組曲「道化師」を録音しているのです。これは貴重な録音です。
第1回のカラヤン指揮者コンクールで優勝したのはスウェーデン人のオッコ・カムでした。注目していたのですが、メジャーからはほとんどCDは発売されませんでした。そんな間隙を縫ってナクソスから発売されたのがこの録音です。
ジュリーには何度も「展覧会の絵」を録音していますが、これはシカゴ響と録音したものです。てっきりEMIの録音と思っていたのですが、これはDGがリリースしたものです。
オレ・シュミットは日本ではあまり知られていない中堅の指揮者です。ロイヤルフィ。とはデジタル初期にかなりの録音を残しています。そんな彼のボロディンの演奏を集めた3枚組が発売されました。
ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲は知られていますが、それ以外に0版があることはあまり知られていません。アルテ・ノヴァはそういう珍曲もラインナップに揃えていました。この演奏もすでに忘れられた感のある音源です。
ロストロポーヴィチと小沢の組み合わせはドヴォルザークがつとに有名ですが、いやいや、こういう録音も残しているのです。通にはこちらの方が名演として知られています。それにしても、このジャケット写真ちょっと奇妙ではありませんか?時代を映し出している写真です。
バーンスタインはミュージカルとしてではなく、オペラ作品として「ウェストサイド・ストーリー」を捉えました。ガーシュインの「ポギーとベス」と同じなんですなぁ。
ここではタイトルはギレリスのチャイコフスキーなのですが、もう一曲、セシル・ウーセでラフマニノフの2番も収録されています。こちらの方も、貴重な録音かもしれません。