過去記事の修正 36
クラシック編
最近はアクセス数がかなり増えてきて、それも、過去記事の閲覧が増えています。中には自分でも投稿を忘れているテーマがかなりあり、そのほとんどがリンク切れや関連項目の削除などにより、ズタズタになっています。今年は過去記事の修復にしゃかりきになって取り組んでいますが、何分にも15年以上も続けているブログですから記事が多すぎて修正が間に合っていません。最近は修正記事が10本たまるとすぐアップするようにしています。
以前は単独でベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集が発売されていた「アレクサンダー弦楽四重奏団」でしたが、「アルテノヴァ」レーベルが活動を停止したので廃盤になってしまったものです。しかし、ソニーは「ベートーヴェン・コンプリート・マスターピース」というボックスセットにその演奏を取り込んでいました。ここではそのCDを取り上げています。
チェリビダッケは録音嫌いの指揮者で、レコード時代はほとんど発売されなかったのですが、以外にも戦後のベルリンフィルとの演奏会の記録は結構残っていました。これは、そのアーカイブに残されたショスタコのレニングラードです。
多分商業録音としては最初期のベルリオーズの幻想交響曲のピアノ版の演奏でしょう。byuCDがタワーレコードから復刻されていたんですなぁ。
で、こちらは多分最初に話題となった2台のピアノ版のベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」のレコードでした。コンティグリア兄弟による演奏で、同じリストによる編曲ではありますが第4楽章などは、やはり2台のピアノの方が音楽的にも充実しています。
本来はウェストサイド・ストーリーはミユージカルですが、なんとこの録音ではバーンスタインはオペラとして取り組んでいます。キリテ・カナワやプラシード・ドミンゴらが参加して格調高い作品に仕上がっています。メイキング映像も話題になりましたなぁ。
カルロス・パイタという指揮者をご存知の御仁は、クラシック通でもかなりマニアックな方とお見受けします。デッカからデビューしたのですが、レコーディングの機会が少なかったのに反発して原盤を買い取り「ロディア」という自分専用のレーベルで発売した指揮者です。爆演型の指揮者として熱狂的なファンがいるようですが、今では忘れ去られています。今回は修正にあたり、その爆演が確認できるリハーサル映像も付け加えてみました。
おーマンディがワーグナーを録音していたとはあまり知られていないのではないでしょうか。オペラを振ることがほとんどなかったオーマンディですからこれは貴重な音源です。
バーンスタインはニューヨークフィルと後期の交響曲をかなり録音しています。これはその中でもジャケットがショッキングな一枚で、マリア・テレジアの首が切り落とされています。その物珍しさに購入したレコードです。
セヴィリオ・ガッゼローニというフルーティストを知る人も少なくなったのでないでしょうか。レーベル的にはフィリップスで活躍した人ですが、ここでは、イタリアのマイナーレーベル「リコルディ」に録音したものを取り上げています。多分ヴィヴァルディの「四季」を最初にフルートで録音したものです。
ジョン・プリッチャードはイギリスの指揮者でなんども日本へも来日しているのですが、ほとんど話題になりませんでした。イギリスでもEMI系の廉価盤レーベルのCFPへの録音が多くありました。これもそんな一枚ですが、第1楽章の提示部をリピートしている当時としては珍しい録音でした。今回は音源を貼り付けてありますから、その演奏が確認できます。