おはこんばんちは。月光です。
割と強烈なタイトルになってしまいましたが、ニジイロクワガタのブリードは初心者の方におすすめしません。私はピカールを２ペア飼育していたのですが、僅か１サイクル行かず撤退となりました。
ニジイロクワガタは成虫飼育は非常に簡単で、低温高温にも比較的強く寿命も長い。「単純な成虫飼育はおすすめです！」
では私がニジイロクワガタを撤退した理由は？
産卵数が多すぎ、ブリードルームがキャパオーバーしてしまったから。
詳しく話を掘り下げてみましょう。
3月にチャーム様の1400ccカワラボトルにメスを突っ込みました。1ヶ月後に割り出したらAライン48匹、Bライン32匹となりました。合計80匹。取れすぎですね。ニジイロクワガタは大体15匹を目安にしていて、30匹飼育を理想としていましたが倍以上取れてしまった。あの小さい体のどこにそんな卵があったのでしょう。
幼虫をプレゼントしたりヤフオクに出品したりすればよかったのですが、私は成虫になってからと決めています。
綺麗でしょう。これがピカールです。前胸までツヤツヤです。
そしてこっちがBライン
クワガタマット入りプリカで管理していましたが、2ヶ月経ちましたので菌糸に移していきます。
菌糸は月夜野きのこ園のベーシック既製品ボトルです。低価格で供給量も半端では無いので、こういう時に本当に助かります。月夜野きのこ園様、個人的な大量発注に対しご対応していただき感謝申し上げます。
はい、チュドーン！
菌糸８０本着弾
手前は全てピカールの幼虫たちです。
菌糸詰めをしなくていいので本当に楽です。既製品は本当に楽！
本来であれば、３日間くらい自分のブリードルームに環境を合わせるのですが、ピカールはそこまで神経質に扱いません。
ひたすら交換作業を進めていき、4匹☆になっていたので４本菌糸が余りました。これは能勢YGの余剰分に取っておきます。
こんな感じ
写真に写っていませんが、下段にも置いています。
余裕で棚が埋まっており、クワガタを趣味で飼育している私にはキャパオーバーもいいところ。菌糸ビン用の棚が全て埋まりました。グランディスや能勢YGはどうすんねんって話になってきます。追々考えます。
話を戻しましょう。
鑑賞目的での飼育は全く問題ありません。ただし、クワガタを始めてみよう！そうだ綺麗なニジイロクワガタにしようと容易な考えから、ブリードすると、私みたいに大量に取れてしまうこともあります。
産卵方法は、産卵一番固詰めが人気ある様です。私もこの方法にすればよかったと今になって思います。なぜなら一週間ごとにマメに産卵セットを確認し、卵のみを取り出す。欲しい数が取れたら産卵セットからメスを取り出せばいいのですから。
ニジイロクワガタは環境が合えば爆産します。１ペアで約50匹取れてしまったら、最後まで責任持って飼育できますか？長年ブリードしている方々は部屋に余裕があるので大丈夫でしょう。しかし1年目で趣味で始めて、この数が取れた時を想像してみてください。
プリカ80個なら、たかが知れています。しかし成長に合わせ800ccになると相当場所を取ります。
もちろん飼育できない数は知人に渡したり、ヤフオクに出品するのも一つの手だと思います。
私は、幸い飼育できる環境が整っているので、そこまで問題はありませんが、そうでは無い人は要注意です。
少々ネガティブな話になりましたが、飼育はすごく楽しいです。私はニジイロクワガタ以外をメインにブリードしているので撤退となりましたが、メインでブリードすると相当楽しいはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
無事に成虫になりましたら、プレゼントやヤフオクに出品する予定ですので、改めて報告させていただきますね。