バクテリア材とマンディブの産卵 | 月光のブリードルーム

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「テーマ別」で見て頂ければと思います。
インドグランディスをメインにその他種類を細々とブリードしてます。

どもども。月光です。


GW終わってしまいました。毎年GWを節目に夏用のスーツに変えるのですが、まだ少しばかり気温が低いので衣替えはまだ先ですね。


一方で色んなところからクワガタの出現を耳にします。ミヤマやコクワ、ヒラタなど。

私も幼い時には父によく夜中に採集に連れて行ってもらったものです。

ある日に採集に出かけたのですが、その日は全くクワガタは見られず。かなり田舎の方に出ており、偶然流星群が来ていると言うので田んぼの横に車を止めて、父と夜空を眺めていました。そこで見た夜空を埋め尽くすあり得ないほどの星や、天の川、流れ星など今でも忘れられません。



おっと、話が脱線して思い出に浸っておりました。



(原名亜種の黒色個体。サバ州)



さて、今回はバクテリア材について。

シカクワやフタマタをしてる人なら耳にするワードですね。

私もマンディブを飼育しており、実際に気になっていましたが、ホダ木に加水のみで採卵していました。というのも正直な話、材が良ければ加水だけで産卵するので。



しかし産卵数が上がるのなら試すべきだとも思ったり…

ものは試しと、我流でバクテリア材を作成してみました。


手順。

1.マンディブの幼虫飼育で使った廃マットを水でとかす。

2.そこに産卵木を投入する。約10〜20分

3.木の皮を剥いて発酵マットへ投入

4.1〜2ヶ月放置



特殊なことはしていません。いたってシンプルかと思います。


早速マンディブの産卵に使ってみました。



(ペアリングに挑戦しているところ)



…………

バクテリア材のことなめてました。


メスの反応がかなり良い。

産卵数が大幅に上昇するってことはないですが、メスのやる気を感じられます。

1ヶ月に1回採卵するのですが、既に孵化してる時もあり、要はセットして直ぐに産卵していたと考えられます。





(採卵した時。14卵+3幼虫)


マンディブは固め打ちをしてくれないですよね。ダラダラと産卵するタイプですが、バクテリア材使用だとコンスタントに産卵してる印象です。


まだ母数が少ないので必ずしもそうとは限らないと思います。その為まだ検証は必要です。


1番のメリットとしてはアオカビが生えないこと。

見栄えも最悪ですし落ち着くまで時間がかかりますよね。





それと、マンディブの産卵について。

検索をかけるとマンディブは転がし産卵で良いとよく書かれていますね。

私も今まで転がし産卵、さらに埋め戻し補助の為に水苔を敷いていました。


最近分かったことがあります。

材の3分の2をマットに埋めた方が平均産卵数が多いこと。(こちらもまだ検証中。不確定)


マットと材の境目、若しくは材周辺に綺麗な穴を掘って材の下部分に産卵してます。


2〜3週間したら材をクルっと半回転。


フタマタ産卵はマットを薄く敷いて材を転がすだけといいますが、我が家では最近ずっと3分の2を埋めています。



(黒マンディブもいいけど赤もいいよね)



とりあえず今回のまとめです。

1、バクテリア材はやっぱり凄い

2、材は半分かそれ以上埋めた方が良い


あくまで我が家の結果ですので、条件が変わるともちろん結果も変わると思います。参考程度に。