ローゼンベルグオウゴンオニクワガタの飼育記 | 月光のブリードルーム

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「テーマ別」で見て頂ければと思います。
インドグランディスをメインにその他種類を細々とブリードしてます。

どもども。月光です。


実はひっそりとローゼンベルグを飼育してました。

毎年チャレンジしては突然死に悩まされていた種類です。


みなさんもご存知かと思いますが、ローゼンは羽化してすぐに輸入されるのでどうしても不安定です。


そんなこんなでアリストさんからローゼンのペアを買いました。





今回は、当たりでした。

(WDや現地飼育品は正直ガチャ感覚)


発色よし、爪の開きよし。

かなり神経質に扱いながら、紙の砂で休眠管理。

そこから2〜3ヶ月後に後食開始。


カワラ種の材産みは、苦手なのでカワラボトルで組みました。






卵管理は嫌なので初令まで放置。



その後割り出し。合計5匹の幼虫を確保。

産卵数は少ない感じです。


して、全て月夜野さんの自詰めのナチュラへ。

800cc、1400cc、羽化

2本目では最大25gが見られました。

成虫も爆食ですが、幼虫もかなりの大食い。

ババオウゴンオニのように暴れる個体は見られず。


5匹のうち3匹オス、2匹メス。




メスの代表個体

52㎜


もう1匹は50㎜



そしてオス

湿度を上げていたせいか、蛹室にカワラ菌糸が侵食してました。慌てて露天掘り。



(カワラに侵食され両足を失った個体。この後星になりました)




羽化した代表個体。72㎜(羽化後すぐに★)



残ったオスは1匹のみ。67㎜



結果はそこまで悪くなかったと思います。

♂1の♀2のトリオになりました。


なんとか、リベンジを果たせてよかったです。

種親の73㎜は超えらませんでしたが、ブリード自体は比較的簡単で休眠管理さえ乗り越えればいいなといった印象。




ババやモセリと違うかっこよさがあります。

(種親のオス)


それではまた。