23年度インドグランディス羽化報告 [夢を実現へ] | 月光のブリードルーム

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「テーマ別」で見て頂ければと思います。
インドグランディスをメインにその他種類を細々とブリードしてます。

みなさん。お元気ですか。

月光です。


今年も暑い夏がやってきそうですね。

色々なところで蛹化ラッシュや羽化報告を聞いています。

みなさんの23年度ブリードもいよいよクライマックスですね。




そんな中で我が家もインドグランディスが羽化ラッシュ。



2023年が始まったばかりに、本気で90㎜UPを目指すと意気込みました。


22年度はMAX88.5㎜と88㎜の壁が…

ここ3年間常に88㎜止まりで、必死で課題を見つけ、それの改善に取り組み、言わば私の集大成が2023年だと自分に言い聞かせて参りました。


そして初めてGrand-G様、ご本家からの補強もしました。





合計7ライン組んで挑んだブリードも、

A-2、Dラインは産卵で失敗、Cラインは虚弱血統?でことごとく幼虫が星に。

結局4ラインのみが本格ブリードへ参戦することになりました。

(ラインの解説は「グランディスオオクワガタ2023」の1番最初の記事です)↓↓









それでは結果がどうなったのか順に発表します!

(代表個体のみを載せます)




まずは私が地道に累代している

A-1ラインから↓

親:80㎜×51㎜

(84.0㎜)



(83.5㎜)


85㎜行きませんでした(泣





グランディスで大型を頻繁に羽化させている

ブリーダーさんからのMライン。

親:81㎜×49㎜


(87.0㎜)



(86.5㎜)


これは嬉しい誤算。種親が小さかったので85㎜で羽化できれば十分も思ってましたが、結果は上振れ。






言わずと知れたGrand-G様から補強した

G95R(Garda95.0)

親:85㎜×52㎜


(88.0㎜)

この個体は最大体重55gと密かに90㎜行くのではと期待していましたが、3本目から食わず、最終49gでした。



(87.5㎜)


流石はレコードの血を引くGarda。

85㎜UPがたくさん羽化してきました。

1本目→2本目で40g連発しており、無血統のグランディスと大きな差をつけました。






ラストは、これまたGrand-G様からの補強ライン。

G93R(Garda93.0sc)

親:83㎜×51㎜



(90.0㎜)


で、で、でたーーー。

夢にまで見た90㎜up。

ノギスで触れた瞬間、手が震えました。


長かった。グランディスのブリードを始めてここまで来るのは本当に長い道のりでした。


 

 


83㎜から90㎜が出るんです。

大型血統という素晴らしい、凄さを再確認しました。

意外なことにこの個体は最終体重46g。

唯一他の個体と違うのは、最後まで食べ続けたこと。

23年度我が家では、1本目で体重を乗せ過ぎ、それ以降全く増えない個体が多数。持続性がありませんでした。まるで日本昔ばなしの「ウサギとカメ」。



さらに嬉しいことに

Grand-G様のホームページへ羽化実績として載せて頂きました。↓




G93Rのオスはこの個体のみ。メスに随分と偏ってしまいました。そんな貴重なオスがよりによって90㎜で羽化するなんて。感慨深いものです。



24年度はグランディスのブリードはおやすみですが

25年度の組み合わせなどを既にワクワクしながら考えております。

どんな子が羽化してくれるのか、楽しみで仕方ありません。


レコードサイズには遠く及びませんが、このひと時の感動を皆さんと共有できることに感謝します。




「やっぱりグランディスはかっこいい」

それではまた。