麺道!
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「チャーシュー麺」





「チャーシュー麺」。ほのかに香る魚介系のスープ。ラードの皮膜が熱さを保つ。チャーシューは柔らかくジューシーでおいしい。自慢の麺は中太のちぢれ麺、スープの絡みが良い。後で大盛にすれば良かったと後悔した。

「秋鮭潮麺」



「秋鮭潮麺」。秋季限定のメニュー。牛スジを使った塩ベースのスープ。通常メニューとは異なるスープベースなので、別の小鍋で温め直す。鮭は七輪で炙った後、オリーブオイルの入ったフライパンに入れてフランベしたもの。
 スープ表面には、適度な油と共に、焦がしエシャレットと小ネギが浮かぶ。一口飲むと、あっさりとしながらも滋味深い味わいが口の中に広がる。淡く上品な顔立ちの中に、グッと引き寄せる旨みとコクが潜んでいる。塩梅もほど良く、飲みやすい。別添えの小鉢は、自家製の柚子コショウ。途中で入れて混ぜると味が引き締まり、更に美味しくなる。
 麺は「三河屋製麺」製の中太平打ち縮れ麺。ピラピラとした食感で、スープの絡みが良い。ズズッと啜った時の舌触りと、麺を噛みしめながら味わう楽しさがある。
 肉厚の鮭の切り身は、余分な脂と臭みがカットされ、小骨もきれいに抜き取られている。適度に脂がのっていて、美味しい。その上にまぶされたイクラは、プチプチとした食感を楽しめる。穴あきのレンゲは、沈んだものをすくうためのもの。具としては珍しい、しんじょ。海老と鮭の身をすり下ろして生クリームを加えた練り物。淡白ではあるが、フワフワとした舌触りで美味。他の具は、茎ワカメ、スナップ(スナック)エンドウ、白髪ネギ、横切りされた炙りネギ。

食べる価値あり!

「ラーメン」



「ラーメン」。サイボクハムから取り寄せたスーパーゴールデンポークのゲンコツ、背ガラ、チャーシュー用の肉、野菜類を強火で煮たスープと別鍋で作る鰹節、鯖節、煮干し、昆布などの魚介出汁を丼で併せるWスープ方式。背脂が浮き、柚子の風味も僅かに効いている。鰹の風味が強めに出た深いコクを感じる味は、上品な感じさせも与える味わい。「三河屋製麺」製の細縮れ麺はコシがありスルッと口に収まり、スープとの一体感もある。麺の太さは選べるが、太麺は1日50食限定。チャーシューはトロトロで醤油ダレが染みている逸品。卓上に置かれた自家製仕込みの「柚子生姜」、「柚子醤」を入れて味わいを変えることもできる。メンマは味付けは薄めでそのものの味がよくわかる。味玉は程よく味が染み込んだ黄味がゼリー状もの。
 お店の外観からすると、オーラを感じさせるものは漂ってこない。飲んだ後にちょっと立ち寄ろうかといった感じのたたずまいである。それに反してこだわりを強調するでもない自然な感じのラーメンは、味覚のつぼを上手に刺激する。そして、インパクトではなしに、しみじみとした味わい深さを感じさせてくれる。

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