ひょうたん作りに挑戦 21 ~驚異の生命力・根無しで14日~
ひょうたんの株が、
根を虫かカビにやられ、
茎と根を切断したのが9月14日。
その後、
生け花みたいに、
その茎から直接水を吸い上げ、
3mの高さの株の命をつないできたが、
さすがに、
ここにきて疲れが見えてきた。
このバケツから3mの高さまで水を吸い上げて命を保ってきた。
普通の生花でも
14日も花瓶の中で
元気な姿を見せる花は
そうそうない。
大きな実を3つも抱え、
たくさんの葉も養わなければならない。
さぞかし大変だったろうと思う。
14日持っただけでも
驚異の生命力ではある。
ひょいと見の状態は
今までと同じだが、
戯れに
下から持ち上げて見て 驚いた!
手前の3つと、
向こうの1つの重さが、
まるで違う。
向こうの1つは、
いかにも中身が詰まっていて
ずっしりと重いが、
手前の3つは、
中が空っぽになったみたいに軽いのである。
びっくり!
余談
「戯れに母を背負いてそのあまり軽きに泣きて3歩あゆまず」(啄木)
閑話休題
その軽さが、
水分補給の不足によるものか、
成熟して種ができてきたためなのかは不明だが、
感覚的には
収穫期に入っているような気がする。
株がいよいよ枯れ始めたため、
あと数日を待たずに切り取らなければならないかもしれない。
しかし、
向こうの株は至って元気なので、
しばらく
実が成熟するのを待ちたいが、
何と
芽の先には、
今から大きくなろうとする
小さなひょうたんが実を付けている。
年の離れたかわいい赤ちゃんが誕生したみたいで、
いよいよひょうたんの生命力を感じる。
1つなっている大きな実の成熟を待ちながら
ゆっくりと様子を見てみたい。
風船カズラも終わり、
もう一株のひょうたんも終わりに近づいて、
棚は枯れ葉ばかりになって来たが、
この小さなひょうたんの赤ちゃんに
育つ気配が見えたら、
私は君のために
棚はそのままにしておいてあげるから、
頑張って早く大きくなりなさい。
一株は
根無しのまま、
バケツの水で2週間も
3つの実を養いつつ生きながらえ、、
もう一株は
季節末になって
新しい赤ちゃんを誕生させる。
ひょうたんの生命力に
「かんぱ~い!」
しばらくしたら、
いよいよ本当の
装飾品としてのひょうたん作りに突入します。
乞うご期待!
名月無惨!
中秋の名月。
昨夜、18:00までは確かに快晴で、
まん丸い月が
東の空にぽっかりと出ていたのです。
晩酌を終わってから、
ゆっくり写真を撮ろうと思い、
さて、そろそろと
空を眺めて、
びっくり!
月がない!
そんな馬鹿な!
青春時代を
とうの昔に過ぎた身は
「女心と秋の空」をすっかり忘れていました。
どんどん雲は増えて、
夜中には小雨が降りだす始末。
あの時に撮っておけばよかった、と
思った時には後の祭り。
やむなく
団子だけで済ませましたが、
ススキの穂の後ろには、
奇麗な月があるはずだった
そのススキの写真だけをアップします。
月見団子は、
漉しあん、粒あん、きな粉、ゴマと
いろいろありましたが、
買ってきたものだったので、
写真は割愛。
せっかくだからと
玄関に移して、
赤い月と一緒に写しました。
ミッキーとミニーは
引き立て役です。
どこに移しても、
やっぱりススキには
月がなくては似合いません。
本当の満月は、22日ではなく、
23日18時頃だと思いはしても、
その時間帯には
立派に雨!!!
七夕も中秋の名月も、
見えないからと嘆くのは
人だけ。
雲の上では、
何の関係もなく
七夕の夜、
織姫と彦星が会い、
中秋の名月の夜には
満月が煌々と光っています。
宇宙の中では、
人類など
黴菌ほどの存在価値もない。
そんなことを
ふと考えさせられた夜でした。
人って、
結局自分のことしか考えない
器量の狭い動物なんですね。
ひょうたん作りに挑戦 20 ~風船カズラ収穫~
ひょうたんは、
根腐れを起こした株を
かろうじてバケツの水で育てているが、
一緒に棚に這わせている
風船カズラの株が終わりの時を迎え、
ひょうたんより一足お先に
昨日すべて収穫しました。
収穫前の様子。
こんな風船が、2株から全部で374個採れました。
みんな種を出すとこれくらい。未成熟の種もありますが、
一個の風船に3個ずつ入っているので、1,100個くらいの種になります。
幸せのハート模様がいっぱいです。
緑色の種は未成熟な種で、成熟してくると黒くそして小さくなってきます。
風船は、それぞれ3つの部屋に分かれています。
部屋の中を見ると、このような状態で種が付いています。
これはまだ未成熟な種。
成熟した種は真黒な色になっており、
株と繋がっていたと思われるところが、糊で付けたみたいに張り付いており、
手で触ると、ポロっと外れます。
未成熟な種は、いわゆる人でいえばへその緒と思われるような筋で、
しっかりと株に繋がっています。
へその緒を、無理して引き剥がすとその残骸がくっついてきますので、
親株と繋がっていたことがはっきり分かります。
成熟した種は、はがすとポロっといとも簡単にはずれ、
繋がっていたであろう場所にわずかにそれらしい痕を残します。
ハート形の中心部分が、まるで口のよう。
この白い部分のデザインが、
ハート形をしているため、
幸せを呼ぶ種として
みんなに喜ばれています。
然し、
見る人によってはこのデザインが、
考えもしないものに見えるらしく、
「お猿の顔」に見立てて、
こんな小さな人形を作り、
それこそ幸せを呼ぶ人形だと、
人様に喜ばれています。
今年の3月に撮った写真ですが、沈丁花の花と比べてもその小ささが分かります。
9匹の猿・・・・転じて 「苦、去る」
だから、
「幸せを呼ぶ9匹の猿」の人形。
こんな小さな種を猿の顔に見立てて、
小さな小さな着物を
手作りで作ってくれたのは、
もうすぐ90歳になろうという
近くに住むおばあちゃんです。
素晴らしいですね。
このブログを見に来て下さった皆さんに、
たくさんの幸せが来ますように。
相変わらずの長いブログにお付き合いいただき、
ありがとうございました。
作品紹介 9 ~版画・龍~
年賀状に
版画を作成して使おうと思い立ち、
やってみて
結構手間がかかることに見づいたのだが、
何人かの人から褒められて、
その気になって作り始めた初期の作品。
だから、
まだ年号も、
名前も、
新年を寿ぐ言葉も入っていない
デザインだけの作品。
でも、
やり始めたばかりだったから、
熱意だけはありました。
この上から、
筆で挨拶文を一人一人書き上げます。
バレンで色を映し、
乾くのを待って墨で書きますが、
書いた後もまた、
墨が乾くのを待ち、
初めてハガキを重ねられます。
結構な手間がかかり、
これだったら淡彩画を
さっさと一枚ずつ描いた方が
早かったかもしれない、と思いながらも、
もらった人が喜んでくれる姿を想像したら、
やはりやめられない。
精一杯の年賀状作成が、
これから延々と続きます。
版画のなんたるかを知らない初心者は、
図柄が、
彫りあげるのに
非常に手間がかかるかどうかも
考えずに作るため、
平面彫刻とはいえ
そこそこ苦労をしました。
しかし、
一年に一回だけの
気持ちの便り。
思いを込めて作りました。
今見返すと、
余りにも一生懸命彫るのに夢中で、
この龍は、
目玉を入れることを忘れたか、
あるいは目の玉を誤って切り取ってしまったのかも知れない。
「画竜(がりょう)点睛(てんせい)を欠く」 とは
まさにこのことでした。
ちなみに、
点睛するとこうなります。
ちょっと小さなかわいい目になりますが、
こうして見ると、
やはりあった方がよい。
この年賀状、
あるいは一番最後に
手描きで
睛(瞳)を描き入れて出したのかも知れない。
いや、きっとそうだろう。
作品紹介 8 ~彫刻から版画の世界へ~
聖観音立像製作に、
相当な精力を使い果たしたが、
やればできる、と確認できたため、
立体彫刻より
少し楽そうな平面彫刻・版画の世界へ、
これまた誰の指導も受けず飛び込みました。
なぜ版画?
いつだって私の考えは、
不純といえば不純、
でも、
合理的と言えば合理的。
毎年、
年賀状は
水墨画調に、
朱色を使って背景を
何十種類も手描きで描いていましたが、
版画にすれば
それが一枚で済む、と
考えたのです。
それが、
将来に非常な負担となってこようとは、
この時は全く考えもしませんでした。
だから、
意気揚々と
一枚の版画を完成させました。
保存している年賀はがきですので、
色調が変化していますが、
これに、
「謹賀新年、。本年もよろしくお願いいたします」
などと書いて一枚ずつ仕上げます。
彫る前は、
イメージとして
非常に楽そうに思えたのです。
然し、
線が主になったデザインは、
削り取る部分が多すぎて非常に苦労し、
また、
細い線を残さなければいけないので、
これまた細かい神経を使いました。
でも、
立体彫刻からすれば
まだ楽。
彫刻刀で描く絵画みたいなものです。
ただ、
原版に色を付けてハガキを乗せ、
一枚ずつバレンで色を写し取る作業を、
100枚、200枚とするのが
結構大変であることに、
やり始めてから気が付きましたが、
もう後戻りはできません。
後年
作品には
「迎春」や「寿春」の文字と、
そして「西暦」と「自分のサイン」を
一緒に彫り込みましたが、
この時はまだ
そこまで気が回っていませんでした。
苦労して完成させた年賀はがきをみんなに出したら、
新年になって、
何人かの友人、知人から、
驚きと称賛の返信が届き、
その声が
励みにもなり、足かせにもなり、
やめるにやめられず
今なお続いています。
ある人からは、
「一番最初からあなたの作品を大事に保管している」
と言っていただき、
この一言で
またやめられなくなっています。
そんな作品ですが、
少しずつアップしていきますので、
どうか飽きずに見てやってください。

















