春の彩り ~「思いのまま」紅白咲き分け~
メジロと
シジュウカラが
いつも羽を休める梅の木。
紅白咲き分けの
「思いのまま」
少しずつ
花の数が増えてきました。
それにつれて
紅い花も咲き始めました。
紅。
思いのままの真骨頂です。
紅いの花の周りには
その次に咲く予備軍の
紅い蕾が控えています。
基本はほとんどが白花ですが、
紅一点ほどの感じで紅が入ると、
それがまた美しい。
咲き始めには、
メジロもシジュウカラも、
花の蜜を吸う行動をしますが、
シジュウカラは、
どちらかというと
くちばしが蜜吸いに適していないからか、
花ごとちぎって
根元をくちゅくちゅする手抜きをするため、
木の根元には
咲いたばかりの花が
丸ごと落ちていたりします。
でも、
そんなことをしても
追いつかないほどの花が咲くのは、
もうすぐ。
メジロの恋 10 ~いよいよカップル誕生か~
さて、
例の1羽だけになったメジロ。
少しずつ接近していたオスと、
その後どうなっているのか
気がかりではありましたが、
私が3日間
旅をしている間に、
仲良くなったのか、
昨日は
何と、ここまで接近を許しました。
オスが現れ始めた頃は、
とてもそばには寄れず、
姿が見えると、
くちばしで
カチ!カチ!カチ!カチ!と、
激しい警告音を響かせて追い払っていたのだが、
いつの頃からか、
そこまでの激しさはなくなっていった。
そして、昨日、
初めて、
同じ梅の木に
留まることを許したのである。
でもまだ、
この距離が接近できる最短距離。
オスも心得ているので、
決してあわてない。
毎日何回も
蜜を飲みにやってくるが、
いつでも2匹で来るわけではないので、
この先
どのように進展するのか定かではないが、
ひょっとすると
ひょっとするかもしれない・・・・。
期待が大きく膨らんできた。
春一番も吹き、
梅の木にも
花の数が多くなって
もうすぐ
本当の春。
奈良と京都の旅 3 ~いよいよ京都御所へ・プロローグ~
旅の初日は、
唐招提寺を見学しながら、
天平時代に思いを馳せ、
鑑真大和上の崇高な教えに浸りつつも、
それでも
東大阪に居る親戚を訪ねるため
やむなく車上の人となった。
本来なら、
奈良から東大阪に通じる高速で、
30分もしないうちに着くはずだったが、
何せ初めての場所で、
車のナビがちょっと古い。
そして
ドライバーが二人も乗っているので、
「船頭多くして船山に登る」
という情けないことになってしまった。
下りなければいけないところで
判断を誤り、
次で下りようとしたら
何と下り口がない。
結局、
大阪市まで連れていかれ、
やむなくUターンして
また乗りなおし、
目的地には無事に着いたが、
ちょっと遠回り。
でも、
そのために1つ収穫が・・・。
行くはずのなかった大阪の地に下り、
高速から
大阪城が見えたから、
これで大阪にも来たことになったと、
こうなればみんなで
なんとも不思議な、から喜び。
そして
親戚の家で久しぶりの歓談。
ホテルでお・や・す・み。
「あさ~~~~っ!」
今日21日は、
11時から京都御所見学。
予約入場のため
遅れてはならじと意気込んだら、
1時間も前に着いてしまった。
時間まで御所の周辺散策。
広々とした敷地には
奇麗な砂利が敷き詰めてある。
でも、
さぞかし
ハイヒールを履いた女性は
歩きにくかろうと思っていたら、
その砂利の中に
こんな美しい曲線が・・・・・。
御所の管理をする人たちは、
女性が歩きやすいようにするため、
やはり気遣いもしっかりしている、
とは私は思わない。
「これはいったい何だ?」
ナスカの地上絵じゃあるまいし・・・。
「????」
皆さんは
なぜこんな模様が描かれているのか分かりますか。
分からないことを
そのままほっておけないのが私の性格。
しばらく眺めていたら、
はっきり分かりました。
それはこれ!
説明はいるまい。
自転車の通り抜けが多いのである。
砂利道を通りにくいのは、
ハイヒールだけではなく、
人力の自転車も同じ。
砂利にタイヤをとられ、
砂浜を行くのと同じで、
重くて進まない。
誰が付けたわけではないが、
同じところを通るたびに、
自然に道ができて行ったのである。
砂漠のラクダ道や
雪山の登山道や、
けもの道しかり。
なるほど。
さて、御所。
自然がいっぱい。
そして
やっぱり御所。
鳴く鳥が違う。
ウグイスの地鳴きを聴き、
その姿を追うと、
80cmくらいの生け垣を
声が移動していく。
発見!
ほとんど地表すれすれを
移動していくところを見ると、
落ち葉の中に潜む
小さな虫でも探しているのだろう。
その証拠に、
下ばかり向いて
逆さに留まっている。
ここでもそう。
まともな姿勢も1枚。
話は逸れるが、
ウグイス餅やウグイス色は、
決してウグイスからイメージしたものではなく
あれはメジロの誤認である、というのが
おそらく正論であろうと
敢えてここで言っておく。
「梅にウグイス」ともいうが、
ウグイスは梅の蜜は吸わない。
吸うために飛来するのはメジロ。
この言葉も誤認だが、
長くなるのでここで打ち切る。
さて、
本来の御所見学。
11時になって
ようやく入れるようになった。
皇宮警察が
厳重な警戒をする中、
許可証を見せてこの中に入るのだが、
約1時間にわたる見学は
もう今日は紙面の都合で書けないので、
次回に回します。
長い長いプロローグ。
テーマで宣言したとはいえ、
先送りで誠に申し訳ありません。
懲りずにまた来ていただけば
こんなうれしいことはありません。
奈良と京都の旅 2 ~唐招提寺・鑑真大和上への思い~
好天に恵まれ、
滑り出し絶好調の旅の、
初めての訪問地は
奈良に数ある歴史的な仏閣の中で
鑑真大和上の唐招提寺。
南大門をくぐると、
このような
石碑。
日本の文化財に指定され、
世界遺産(文化遺産)にもなっている唐招提寺。
私などのよそ者が、
いまさら解説するに当たらないほどの寺社。
このような
歴史ある建築物の前に来たら、
もう、
どのように見るかではなく、
いかにその歴史に
思いを馳せることができるかである。
正面に
金堂。
ずっしりと
歴史の重みを醸し出す。
8世紀後半の
創建時の姿を残す
代表的な寄棟造りの建築物。
「8世紀後半」と言ってしまえば、
簡単に聞き流される恐れがあるが、
建築されて、
実に1000年超の時を経てなお、
その当時の姿を残すといえば、
少しは
その歴史の重厚さを感じてもらえると思う。
その中に安置されている
貴重な仏像。
中央に
本尊・盧舎那仏坐像。
その光背にある化仏の数は
864体もあるそうな。
その御本尊の
向かって右には、
薬師如来立像 が控えている。
本尊、千手観音像にやや遅れる
平安時代初期に完成したといわれるが、
重厚なイメージが
見る人の心を打つ。
御本尊の
向かって左には、
千手観音立像。
説明には、
脇手42本、
小脇手911本、
合わせて953本の腕があるというが、
当時はきっと
1000本あったのだろう。
手が多すぎて、
写真はボケているように見えるが、
本当は
手が震えてボケてしまった。
金堂には、
他にも
四天王立像が
それぞれの仏を守るように
安置されているが、
ここでは割愛する。
さて、
金堂を抜けて奥へ移動すると、
そこには校倉・寄棟造・本瓦葺の
経蔵。
さらに奥には、
同じ造りの
宝蔵があるが、
いずれも奈良時代に造られた
日本最古の校倉で、
国宝なのに
そんな感じを全く抱かせずに
静かにたたずむ。
木々の上から
野鳥の声が降ってくる。
そんな
苔むした林の中をさらに進むと、
開山御廟(かいざんごびょう)。
奥に立つ石塔が、
鑑真大和上の墓所である。
12年間に
渡日を5回試みて失敗、
次第に視力を失いつつも、
天平勝宝5年(753)、
6回目にして遂に日本の地を踏む。
それから10年間、
目が不自由ながら、
異国の地で
天皇を始め、
日本国民のために心と体をなげうち
授戒されるわけだが、
その心の内を思うだけで、
とてもとても
言葉では言い表せない崇高さが漂ってきて、
涙を禁じ得ない。
その頃のままに残された
崩れ落ちそうな塀。
いたるところに歴史を感じさせる
唐招提寺。
帰りがけに
ふと目についた
椿の赤が、
魂にも似て
印象的であった。
奈良と京都の旅 1 ~高速を西へまっしぐら~
2011年2月20日、朝6時30分。
親戚のご夫婦と2組で
奈良と京都に向かって旅立つ。
冷え込んだ分だけ
天気は文句なしの快晴。
近くのインターから
西に向かってまっしぐら。
目的は
奈良と京都の歴史散歩。
今夜は、
せっかく関西へ行くのだから、
20年ほども会っていない
東大阪の親戚を訪ねて、
挨拶がてらたらふく一杯の予定。
久しぶりの高速道路、
奇麗な景色を眺めながら、
ゆっくりと車を進めると、
いろいろなものに遭遇する。
第一弾は、
まずその様子からご覧いただきたい。
こんなに奇麗な富士には
めったにお目にかかれない。
幸先の良いスタートである。
ぽかぽか陽気で、
景色はすっかり春霞み。
こんなところから富士山を見ることのできる場所は限られる。
ここのサービスエリアに入ったことのある人には、
すぐに分かると思います。
空を仰げば、
青空を真っ二つに切り裂くように伸びる飛行機雲。
この長さの飛行機雲が、
少しも乱れず
直線を維持しているということは、
成層圏も無風状態。
この天気は、
このまましばらく続く証し。
さて、
目を地上に転ずれば、
そこには、
特徴のあるエンジンの音を響かせて、
ハーレーダビッドソンのグループ。
ナンバーの地名が全く違う4台のハーレーが
ブルン!ブルン!ブルン!ブルン!
地域を超えて結びついている、
いわゆるハーレー仲間。
週末に
誰言うとなく集まってツーリング。
写真撮影も
快くOKしてくれる自慢のクルマ。
排気量が
実に1600ccもあり、
ガソリン満タンでの重量は350kg超。
倒したが最後、
もう一人では起こせない。
お気をつけて、というと、
軽く会釈して走り出した。
さて、
さらに目を転じると
ここには
こんなにかわいいクルマ。
黄色いナンバーをつけているのだから、
1000cc以下の車だと思うが、
一体どこのメーカーのものだろう。
この車も、
それぞれ
浜松と横浜のナンバーを付けていたから、
お互い他人だと思うが、
一緒に走りだしたところを見ると、
やはり
このかわいい車にも、
愛好者グループがあるのだろうか。
先のハーレーの
半分くらいしかない排気量で、
クルマ全体を動かすのだから、
大した能力である。
走りながら、
こんな車にも出合った。
誰もが認めるスーパーカーで
跳ね馬のエンブレムも誇らしげに
フェラーリが
悠々と走る。
流れるようなこの曲線は、
テスタロッサだろうか。
それを、
何と!
あろうことか
我々の乗るワンボックスカーが
追い越してしまった。
とんでもないことを・・・・。
バックミラーを見ていたら、
すぐに来たサービスエリアに入って行った。
そりゃぁ そうだろう。
素晴らしい好天に恵まれ、
奇麗な富士に見送られ、
珍しい車達に出合いながら、
我々の旅は始まった。
奈良と京都の
歴史巡りの旅の様子は、
これから数回に分けて
面白可笑しくアップしていきますので、
また是非見に来ていただければ
こんなに嬉しいことはありません。
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。































