奈良と京都の旅 3 ~いよいよ京都御所へ・プロローグ~
旅の初日は、
唐招提寺を見学しながら、
天平時代に思いを馳せ、
鑑真大和上の崇高な教えに浸りつつも、
それでも
東大阪に居る親戚を訪ねるため
やむなく車上の人となった。
本来なら、
奈良から東大阪に通じる高速で、
30分もしないうちに着くはずだったが、
何せ初めての場所で、
車のナビがちょっと古い。
そして
ドライバーが二人も乗っているので、
「船頭多くして船山に登る」
という情けないことになってしまった。
下りなければいけないところで
判断を誤り、
次で下りようとしたら
何と下り口がない。
結局、
大阪市まで連れていかれ、
やむなくUターンして
また乗りなおし、
目的地には無事に着いたが、
ちょっと遠回り。
でも、
そのために1つ収穫が・・・。
行くはずのなかった大阪の地に下り、
高速から
大阪城が見えたから、
これで大阪にも来たことになったと、
こうなればみんなで
なんとも不思議な、から喜び。
そして
親戚の家で久しぶりの歓談。
ホテルでお・や・す・み。
「あさ~~~~っ!」
今日21日は、
11時から京都御所見学。
予約入場のため
遅れてはならじと意気込んだら、
1時間も前に着いてしまった。
時間まで御所の周辺散策。
広々とした敷地には
奇麗な砂利が敷き詰めてある。
でも、
さぞかし
ハイヒールを履いた女性は
歩きにくかろうと思っていたら、
その砂利の中に
こんな美しい曲線が・・・・・。
御所の管理をする人たちは、
女性が歩きやすいようにするため、
やはり気遣いもしっかりしている、
とは私は思わない。
「これはいったい何だ?」
ナスカの地上絵じゃあるまいし・・・。
「????」
皆さんは
なぜこんな模様が描かれているのか分かりますか。
分からないことを
そのままほっておけないのが私の性格。
しばらく眺めていたら、
はっきり分かりました。
それはこれ!
説明はいるまい。
自転車の通り抜けが多いのである。
砂利道を通りにくいのは、
ハイヒールだけではなく、
人力の自転車も同じ。
砂利にタイヤをとられ、
砂浜を行くのと同じで、
重くて進まない。
誰が付けたわけではないが、
同じところを通るたびに、
自然に道ができて行ったのである。
砂漠のラクダ道や
雪山の登山道や、
けもの道しかり。
なるほど。
さて、御所。
自然がいっぱい。
そして
やっぱり御所。
鳴く鳥が違う。
ウグイスの地鳴きを聴き、
その姿を追うと、
80cmくらいの生け垣を
声が移動していく。
発見!
ほとんど地表すれすれを
移動していくところを見ると、
落ち葉の中に潜む
小さな虫でも探しているのだろう。
その証拠に、
下ばかり向いて
逆さに留まっている。
ここでもそう。
まともな姿勢も1枚。
話は逸れるが、
ウグイス餅やウグイス色は、
決してウグイスからイメージしたものではなく
あれはメジロの誤認である、というのが
おそらく正論であろうと
敢えてここで言っておく。
「梅にウグイス」ともいうが、
ウグイスは梅の蜜は吸わない。
吸うために飛来するのはメジロ。
この言葉も誤認だが、
長くなるのでここで打ち切る。
さて、
本来の御所見学。
11時になって
ようやく入れるようになった。
皇宮警察が
厳重な警戒をする中、
許可証を見せてこの中に入るのだが、
約1時間にわたる見学は
もう今日は紙面の都合で書けないので、
次回に回します。
長い長いプロローグ。
テーマで宣言したとはいえ、
先送りで誠に申し訳ありません。
懲りずにまた来ていただけば
こんなうれしいことはありません。








