Totoronの花鳥風月 -450ページ目

奈良と京都の旅 9 ~一路東へ・エピローグ~




3日目、


9時から始まった桂離宮の参観も、


10時過ぎには終了し、


奈良と京都の旅もいよいよフィナーレ。





後は一路、


東へ向かうだけとなったが、


その前に、


ちょっとお土産。





この旅の立案者は、


土産店まで熟知しており、


桂離宮を出てからそこへ


我々を案内してくれた。





桂離宮東側の、


桂川沿いに延びる笹垣。




それに沿って南へ歩くこと200m。


笹垣の切れたところに


その店はあった。




Totoronの花鳥風月-kaeri1



ここのお菓子はおいしいのだという。




私は酒飲みなので、


甘いものには余り興味はないが、


近所の、


向こう3軒両隣くらいは


買って帰らなければ・・。





桂離宮の古書院の月見台。




月波楼の水面に映る月。




その月をイメージして、


「月」という名の丸いお菓子があった。





丁寧に包装してあるが、


良~く見れば小さめの「どら焼き」みたい。




「どら焼きだったら、そりゃぁ丸いわ。」




とりあえずそれをいくつか購入して、


そして京都を発つ。








一路名神高速を東へ向かって


走る、走る・・・。





という意気込みだったが、


いきなり同乗者から、


せっかくここまで来たのだから、


琵琶湖を眺めてから帰らない?


という提案があり、


あえなく意気込みは頓挫。





大津サービスエリアに立ち寄る。





Totoronの花鳥風月-kaeri2


大津サービスエリアから琵琶湖を望む。




ここからの琵琶湖は、


南の方の細いところだから、


そんなに大きな湖という感じはしない。




それより


左前方に見える雪山が気になる。




方角から行って、


きっと真北の山だろう。




Totoronの花鳥風月-kaeri3



ズームアップして見ると、


こんなに雪をいただいた山並み。





1000mくらいの高さはあるかもしれない。




霊仙山、権現山、蓮菜山と連なる連山だろうか。




ここら辺りの地理に疎くて分からないが、


さよならする我々を送ってくれる


さわやかな山並み。







そこからさらに、


一路東へ。





来る時は、


中央道、東富士自動車道、東名、名神自動車道を利用したが、


帰りは同じ道を嫌い、


名神から東名にちょっと乗り、


後は中央道をまっしぐらに東京へ。








Totoronの花鳥風月-kaeri4



途中の山並みが、



霞んで見えて、まるで水墨画。






3日間とも素晴らしい天気であった。





中央道を岡谷まで北東に向かい、


そこから一気に


甲府を目指して南東に進路をとると、


来る時に見たあの富士が、


目の前で我々を


大手を広げて迎えてくれた。




Totoronの花鳥風月-kaeri5



雲ひとつない空に、


くっきりと富士の姿。





ここから東京までは


まだ100kはあるのだが、


この姿を見ると、


もう帰りついたような気になるから不思議。










旅に出る時に我々を送ってくれた富士にも


もう一度登場してもらおう。




Totoronの花鳥風月-kaeri6


東京を離れて


前方に見えるようになった富士山。





これは、


正面に富士を見ているのだから、


東富士自動車道を


大月から南西に向かう


河口湖ICか


富士吉田IC辺りの景色だと思う。






行きも帰りも


素晴らしい富士山の姿を見ることができ、


すべてを予定通りにこなせたのも、


立案、実践すべてに腕を発揮した、


旅好きの連れが居たればこそと、


ただただ感謝である。





かくして


我々の旅は無事に終わった。







毎回長いブログにお付き合いいただき、


本当にありがとうございました。





この後、


あの鯉の驚きの謎解きをして、


総集編で最終回にしたいと思います。





できたらもう一度


是非お立ち寄りください。



奈良と京都の旅 8 ~桂離宮・冬のまほろば~



京都と奈良の旅も、


いよいよ最後の


桂離宮。





初めて行った私が、


多くを語る必要がない程


日本人には知られたところだが、


今までと同じように、


初めての方でも分かるような書き方で、


敢えて記します。





まず、


桂離宮の概要から。






桂離宮は、


後陽成(ごようぜい)天皇の弟君


智仁(としひと)親王が造営した


八条宮家の別荘である。





桂川の西岸にあり、


東西約230m、南北約218m、


付属地を含めた総面積は、


約1万7500坪に及ぶ。





創建以来、


実に三百数十年の時を経てきた


歴史的遺産である。





さて、


観光を始めよう。





まずは、


入場前の外周りから。




ここが


「表門」。


Totoronの花鳥風月-kat1

もとの 「御成門」 で、


二本の太い丸木の門柱の間に、


磨き竹の門扉を取り付けただけの簡素な造りで、


左右に


同じく磨き竹の袖塀を有する。




この門が


桂離宮の正門 で、


特別な時しか開扉されず、


通常は西南の奥まったところにある


通用門 「黒御門」 から出入りする。





表門の両側には、


一定間隔に立てた大竹に、


水平に細い竹枝を積み上げた


「穂垣」 が連なる。







Totoronの花鳥風月-ta1



一見


奇麗な竹垣だが、


上の切り口が


すこぶるシャープで、


忍び返しとまではいかなくても、


ちょっと不気味。





今まで見てきた


皇室用財産のなかで、


この塀だけ


違う雰囲気が漂う。








ところが、


その先に延びる塀は


趣がころっと変わるから面白い。



Totoronの花鳥風月-kat3


「笹垣」。 



桂川の土手沿いに連なることから、


またの名を 「桂垣」 という。





この垣根の特徴は、


離宮の東側一帯に自生する竹を、


根がついたままそのまま利用して、


一定の高さで


竹を押し曲げて編んだ


素朴な意匠の生け垣で、


穂垣とともに


離宮独特の形式で作られた垣根である。





外周りの


簡単な説明を終わって、


いよいよ入場。




これまで見てきた


京都御所や修学院離宮も


参観許可書が必要だったが、


最後になるので、


ここで皆さんに公開したい。






これが許可書。





Totoronの花鳥風月-rikyu



事前に宮内庁にお伺いを出し、


この許可書を受け取りに行って、


それを持参し、


ようやく参観できるのである。




その手続きを、


この許可書を持っている


写真の手の主で、


今度の旅の立案者の彼が、


一人でぜ~んぶやってくれた。




彼と奥様に、


感謝、感謝!






ところで


この許可書は


1組4名まで。




それ以上なら、


たとえば6名なら、


4名と2名か、


3名と3名か、


いずれにしても2組に分けなければいけない。





安全管理上の問題だと思うが、


どちら側の安全管理かは


知らない。





余談だが、


参観の間は、


説明をする案内人(必ず男子)が付くが、


もう一人、


一番後方に、


じっと参観者を監視している監視人が、


これも必ず付いてくる。




これも安全管理上だと思うが、


理由は不知。







桂離宮の


鳥瞰図。



Totoronの花鳥風月-kat5


桂川から水を引き込んで作った


この池の周りを巡るのだが、


なぜか


この池は、苑池というだけで名前がない。






スタートすると


いきなり視界を遮るこんな松。





Totoronの花鳥風月-kat6


「衝立松」。





せっかくの景観を遮ってしまう松だが、


離宮の池全体を一度に見せないために、


わざと植えてある松だとか。



「なんとも無粋な・・・・・。」



素人でも


こんな感想を抱いてしまうが、


創建当時は、


古今集のあいおいの松になぞらえた


景観を作るために植えた松のようで、


時代とともに


意味が変遷しているようだ。





ここは


御幸門。



Totoronの花鳥風月-kat47


外周りで紹介した


表門をくぐってまっすぐに来ると


この御幸門につながる。




皇室は


御幸という名前が好きなようで、


修学院離宮にも


「御幸門」があったし、


さらにここでは、


この門をくぐって右(書院)に進む道を


「御幸道(みゆきみち)」 と呼んでいる。






異様な風景。


Totoronの花鳥風月-kat8


「蘇鉄山」。




菰が巻かれているのは


蘇鉄。





蘇鉄は、


南の国の植物だから、


冬の寒さから守るために


京都ではこうやって菰を巻く。





それ程大事にしているのには


それなりの理由がある。





実はこの蘇鉄は


薩摩島津家から献上されたものである。





この一事で、


この頃から、


薩摩の力が


朝廷に影響を及ぼしていたことを


垣間見ることができる。





さてここは


「松琴亭」




Totoronの花鳥風月-kat9


桂離宮でもっとも格式の高い


茅葺入母屋造りの茶室。




屋根の妻には、


後陽成天皇の宸筆


「松琴」の扁額がかかる。





「外腰掛」から、


「州浜」の左側を通って


大きな一本の切石を渡した橋を渡ると


そこが松琴亭。



Totoronの花鳥風月-kat10



狭い橋なので、


写真ばかりに夢中になって、


水に落ちる観光客もいるそうな。






松琴亭の


大胆な市松模様の襖。


Totoronの花鳥風月-kat11


光や風にさらされ、


本来の青と白の色が薄れているので、


案内の方が、


重なっている方の襖を開けて下さったが、


それは、


300年以上の時代を超えて現れた、


目の覚めるような


真っ青な青と


真っ白な白であった。







松琴亭から、


右に「外腰掛」を望む景観。




Totoronの花鳥風月-kat12



この日は晴天無風で、


水面に写る景色が、

全く逆さの景色をなして、


思わずシャッターを押した一枚です。






さてここは


「賞芲亭」


Totoronの花鳥風月-kat13

離宮内で一番高いところにあり、


そこから望む景色は


深山幽邃の趣を備える。






名前に敢えて


ルビを振りませんでしたが、


何と読むかお分かりでしょうか。




「賞」は「しょう」、


「芲」 が読めない。


これは「か」で花と同じ。




ここで少し、


字の解説。





「芲」 は 


花という字が、


草かんむりの下に、


左にニンベンを書き、


右にヒを書く代わりに


ニンベンの人という字を、


ヒの上に載せた書き方である。




そう言われれば


思い当たる字があるので納得するが、


でも、今まで見たことがなかった。





同じような字に「峰」がある。


「峰」は「峯」と書いても「ミネ」。





閑話休題。






「園林堂(おんりんどう)」。


Totoronの花鳥風月-kat14


現在、


そこに続く道が工事中のため、


足組みの鉄材が見えているのは


ご勘弁下さい。




園林堂は、


本瓦葺宝形造りの持仏堂。


今は安置されているものはなく


建物だけだが、


後水尾上皇の宸筆である


扁額がかかる。







さて、


「笑意軒」。

Totoronの花鳥風月-kat15

桂離宮には珍しい


田舎風の茶室。





その


笑意軒からみた


桂離宮のメインの建物。


書院全景。

Totoronの花鳥風月-kat18


この景色は


この時期でなければ見られない。




なぜ?



冬の季節以外では、


木々の葉が茂り、


邪魔になってとても書院は見えない。




手前の池は


たまたま池の大掃除で


水を抜いてある。




これもこの時でないと見れない。(と、強がり)





書院群 


古書院、中書院、楽器の間、新御殿が、


雁の群れが飛ぶ形に連なっている。





Totoronの花鳥風月-kat19


左から、「新御殿」・「楽器の間」・「中書院」。




いずれも高床式で、


水があふれた時に対応している。







「古書院」。



Totoronの花鳥風月-kat20


ここだけは盛り土の上に建てられ、


縁框下は白壁を塗り込め、


池に面した切妻の下には、


「月見台」 が設けられている。





古書院の隣には、


「月波楼」。


Totoronの花鳥風月-kat16



古書院にも月見台があるのに、


月波楼も


観月のための茶亭。







古書院の月見台は、


月を直接見るためのものだが、


月波楼の観月は


その名の通り


池に映える月を賞する


そのためのものなのだそうな。






どこまでも


風流と言えば風流だし、


贅沢と言えば贅沢な・・・。




その頃の民は


毎日の食事が


満足に摂れていたのだろうか。





Totoronの花鳥風月-kat17



月波楼の土間正面には、


「渡海朱印船」の絵馬がかかっているが、


今では


そこに描いてある絵を


読み解くことはできないほどに


風化している。




写真右手に小さく見える


「歌月」の扁額は、


霊元天皇の宸筆と伝えられる。





この月波楼を最後に、


スタート地点の控室に戻る。




桂離宮、


右回りに池をめぐって


一周の案内でしたが、


お分かりいただけただろうか。





これで


奈良と京都の旅も最後になりましたが、


後、


帰路の様子と


不思議な鯉の驚きの事実を


2回にわたって報告し、



全10回で終了にしたいと思います。




興味のある方は


また立ち寄ってみてください。




長い長いレポートに


最後までお付き合いいただき


ありがとうございました。


朝日を浴びて・・。 ~心も温める朝の太陽~




昨日の朝は、


今年一番の記録に並ぶ冷え込み。




マイナス5℃。




それでも太陽が上がると、


一気に暖かくなります。




寒さに強い小鳥たちでも


やはり太陽は気持ちいい。





Totoronの花鳥風月-asa1



シジュウカラは


しばし食事の口を休めて、


羽を膨らせ、


中の空気を温めます。







Totoronの花鳥風月-asa2



ヒヨドリも、


にらみを利かせる鋭い目を、


この時ばかりは穏やかにして、


太陽の暖かさを味わいます。





Totoronの花鳥風月-asa3



スズメは、


余りにも心地よくて、


また眠ってしまいそう。







Totoronの花鳥風月-asa5



メジロもしばし、


警戒心を解いて


左目は優しい視線ですが、


実は右目が


とてもまぶしい。






マイナス5度の世界では、


この時間、


流れる川の水以外、


小鳥の水飲み場は


すべてが凍りついて、


喉の渇きが癒せない。




Totoronの花鳥風月-asa4


小鳥のために用意してある


鉢受けの水も、


バリバリに凍りついていたので、


中から氷を出して、


新しい水を入れてやったが、


数分でまた表面が薄く凍り始める。






キジバトは、


そのわずかな隙間に


くちばしを突っ込んで、


零度に近い冷たい水を


おいしそうにごくごくと飲む。







人もそうだが、


小鳥たちも


朝起きた時には、


やはり水も欲しかろう。






新しい水に替えてやると、


みんなが飲みに来るひととき。






朝日が昇るこの時は、


鳥たちも


一時休戦。






ほのぼのと


朝があけてゆきます。

メジロの恋 13(付録) ~傘に対するヒヨドリの逡巡~


雨の日に、


蜂蜜液のカップに雨が入り、


液が薄まるのを防ぐため、


上に傘を付けたことは、


前のブログで書きました。




その傘に


最初はメジロも


????。




Totoronの花鳥風月-kasa1



ちょっと用心して留まりますが、



やはり気になる様子。



Totoronの花鳥風月-kasa2


上目遣いに「ちらっ!」






ヒヨドリは、


さすがにメジロより用心深い。



Totoronの花鳥風月-kasa3



雨に濡れながらも、


じっと


傘の様子をうかがいます。




Totoronの花鳥風月-kasa4


場所を移って、


同じように様子見。






さらに回って、


じっと見つめる。



Totoronの花鳥風月-kasa5



でも、


まだ用心は怠りません。





傘が動かぬことを確認して、


ちょっと近づきますが、

Totoronの花鳥風月-kasa6



それでも腰が引けています。




ここが野生の強いところ。





そこまで用心しなくったって、と人は思いますが、


安心した時に


罠にはまって捕まえられた友を


彼は知っています。






でも、


これは動かないみたい。



Totoronの花鳥風月-kasa7



何だ?これは。



どうも罠ではなさそうだ。







もう一度


他に回ってゆっくり確認。



Totoronの花鳥風月-kasa8



これはただの傘であることを確信すると、




Totoronの花鳥風月-kasa9



後はもうこっちのものとばかり、



蜜を一気飲み。






ヒヨドリが来ると、


メジロが2匹でお腹いっぱいなる量を、


あっという間に平らげます。








蜜が無くなれば、


「ぴよ~~~っ!」とひと鳴きして飛び去りますが、


そのあとの


カップは空っぽ。

奈良と京都の旅 7 ~驚きのユースホステル~


奈良と京都の旅2日目は、


予定外の毘沙門堂で、


思いもかけず巡り合った鯉に驚き、


「なぜここにも????」と


疑問は解けぬまま宿に入った。




ここを予約してくれたのも、


この旅の計画立案者で、


毘沙門堂に行こうと言ってくれた彼。




京都の宿がユースホステルだと聞いた時、


できるだけ節約するためには


それでいい、と納得したのだが、


来てみてびっくり。






Totoronの花鳥風月-yu-su1


これがそのユースホステル。




私は、


ユースホステルというところは、


民宿に毛の生えたようなところだと、


今の今まで思いこんでいた。



だから、


ここに車が入り込んだ時には、


私一人が驚いていた。




縁のないことについては、


誰でも知らないといえば知らないのだが、


余りにも私の認識は、


何十年も前のままで固まっており、


その無知を大いに恥じた。





広い御車寄(駐車場)、広い前庭。





冬でなかったら、


きっとこの庭は


芝の緑に覆われて、


さわやかさが一段と増すだろう。





Totoronの花鳥風月-yu-su2



ここは大食堂。





明るくて、


広々としていて、


最高の解放感が味わえる。






こちらはそれぞれの部屋。



Totoronの花鳥風月-yu-su3


部屋は、


和室、洋室いろいろあり、


ツインや二段ベッドの4人部屋など


これもたくさんある。












食堂の調理室。



食事をお願いするのも、


自分で持ちこむのも自由。



Totoronの花鳥風月-yu-su4







調理室の反対側には、


客が自分で調理できる


キッチンまで備えている。



Totoronの花鳥風月-yu-su5



出し入れ自由の冷蔵庫や、


調理台。


茶碗や皿やコップなど


一通りのものは用意してある。





奇麗なテーブルに


全員着席したら、


140人くらいは収容できる広さ。






この日の


私達4人のために、


用意していただいたのがこの料理。



Totoronの花鳥風月-yu-su6


すき焼き定食には、


お肉もたっぷり。





アルコールも注文できるが、


少し値段が高くなるので、


こんなところに詳しい彼が、


近くのスーパーでたっぷり買い込んだ。




一緒に


サラダなどの惣菜や


酒の肴もたっぷり買ってきて、


料理の横にみんな広げる。





私がちょっと気兼ねしていると、


一人旅の得意な彼が、


「持ち込みOKなのだから、遠慮しなくてもいい」


のだという。






隣の客は、


定食ではなく、


果物の皮を自分で剥きながら、


ひとりで食事をとっている。





全部持ち込みらしい。






知っている人は、


こんなところをほんとに自由に、


そして上手に利用しているのだな~、と


妙に感心。








食事の後には、


こんなことまで教えていただいた。



Totoronの花鳥風月-yu-su7



京都名物「生ヤツハシ」。




それを粉から作る体験。






Totoronの花鳥風月-yu-su8



皮を作って


あんこを入れて、


そして折り畳んで三角にする。





ヤツハシ特有のシナモンは、


後からさ~っと振りかけて出来上がり。





これはまあまあ良い出来だろうか。










さて、こちら。



Totoronの花鳥風月-yu-su9



おいおい、あんこが溢れてる。





シナモンを


そんなに一か所に


固めてかけてどうするの?





せっかくの抹茶の味もなにも


あったもんじゃない。










そんなこんなで夜は更けて、


そろそろお休みの時間です。




Totoronの花鳥風月-yu-su10



4人用のベッドルーム。




4人それぞれに


部屋の鍵が渡され、


それにはロッカーの鍵も


それぞれに付いている。




部屋の鍵と


ロッカーの鍵を


それぞれが一個ずつ持つって


どういうこと?






ユースホステルを知らない私が素直に聞いたら、


旅慣れた彼が言うには、


いつもは、


まるで他人と同室に泊るために、


それぞれが部屋の鍵を持ち、


さらに個人のロッカーの鍵も


それぞれが管理する仕組みだそうな。







今夜は、


たまたま家族だから、


個別には要らないけれど、


一人旅だと必要だという。





なるほど・・・・。



納得・・。







納得して、


久しぶりに二段ベッドの上の段に身を沈める。






カーテンを引いて


お・や・す・み・・・・・。






30秒もしないうちに、


私の体は爆睡体制に入ったが、


ひょっとしたら、


私のいびきで


眠り損なった人がいたかもしれない。









「Z Z Z Z Z Z Z !」








そしていよいよ、


明日は桂離宮。




また、


新しい驚きが


待っている、・・・・・かもしれない。