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メジロの恋 16(番外) ~ヒヨドリは腹八分!~



庭の梅の木に付けてある


メジロ用の蜂蜜液入れの


カップの蜜を


すぐに飲みに来るヒヨドリ。




体が大きいため、


一気飲みをするとすぐになくなる。




でも、お腹は満たされない。





それからの


ヒヨドリのしぐさがおかしい。





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「もう、ないな~。」



(だって自分でみんな飲んだんでしょうが。)






それでも未練が残ります。



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「ちょっとくらい、甘味がへばりついているかも。」



(もう、ないってば!)




「やっぱり、ないな~。」


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(あるわけない!)




「こっちの方にはないかな~。」



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(外側にあるわけないじゃん!)





足元のカップの縁を探ります。


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「ちょっとくらい・・・・。」



(足元にも、ないってば・・・。)






(そんな恨めしそうな顔をしたって、ないものはない!)



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「どこにもないな~。」





「こんなところにくっついているとか・・・。」


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(そんなとこには、もっとない!)





そして、


あきらめて帰っていきますが、


5分くらいするとまたやってきます。





ヒヨドリが去るのを待って、


メジロのために補充してやると、


メジロはすぐにお腹を満たして


去っていきますが、


残りを、


結局またヒヨドリが一気飲み。




一度ではあきらめない


ヒヨドリの執念深さが


命を守ります。

大地震緊急報告 ~人の傲慢さを試す天の試練か~


気象庁始まって以来の、


関東大地震より大きな規模の地震。




刻々と、


被害状況が報道されるのを見ると、


心穏やかではありません。




そのような中で、


私のことに付いて


ご心配いただいた方々に、


少しだけの報告をさせていただきます。





その時私は


夫婦でスポーツジムに行って、


水泳を終わった後でした、




それぞれ男女の更衣室に行きますが、


私は


風呂に入って


バスタオルを裸の腰に巻き


ロッカールームで着替えるばかりの恰好をしていました。





その時に、


ぐらぐら、ぐ~らぐ~ら・・・・。




これって地震じゃない、と気が付くのに数秒。





それからのやることは決まっている。




屋外に飛び出す。


それしかない。




ところがである。



ここは二階で、


体にはバスタオルだけ。




ちょっとためらった。





そのためらいが


命を落とすことになることは


百も承知。




でもためらった。




そこで


屋外以外に一番安全なところはどこかと、


瞬間考えた。





建物の鉄骨の階段部分。


すかさずそこに移動。




もちろんバスタオルのまま。




ジムのプールは最上階の4階。





階段を上って見にいったら、


揺れでプールの水が床にあふれ、


階段をどんどん流れ落ち始めている。





鉄骨の階段と接触する


プールの大部屋の壁には


大きな亀裂。




思わず倒壊を考える。




プールサイドでは、


泳いでいた人たちが、


避ける場所もなくひと塊りになってしゃがみこんでいる。





そんな様子を見ながら、


揺れが落ち着くのを待ってロッカーに戻り、


ズボンだけはいてとりあえず建物の外へ。





いやぁ~、今回の揺れは怖かった。





ジムがつぶれなくてよかったけれど、


被災地の被害はいかばかりかと、


心配しながら帰って来たが、


テレビを見ると無惨。  




言葉もない。





武蔵野の台地は、


関東大震災でも


大した被害がなかったほど


地盤がしっかりしているので、


軟弱な23区ほどのことはないが、


家に帰ってきたら、


小物がバラバラと散らばっていた。





家の中はこんな感じ。




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写真の赤い丸印の中は、


亡き母の遺影。




写真上に見える黒い部分の仏壇の


上から落ちていた。





きっと


二人とも留守の家を、


母が身代わりで守ってくれたのだと思う。





我が家の被害は全くないが、


時を経るにつれ、


被害が段々と大きくなる。




天の怒りは


何ゆえに東北を襲う。






絶対安全などと豪語する原子力発電所の、


自然界でのもろさを、


試しているような気がしてならない。






人の傲慢さが人を滅ぼす。





犠牲になった人たちに対して、


我々はほんとうに謙虚にならなければいけない。

メジロの恋 15 ~水浴び・思いっきり~


メジロは、


シジュウカラと違い、


水浴びの気配を余り見せずに、


いきなり水の中に飛び込むので、


なかなかその時の写真を撮りにくいが、


昨日は、


暖かかったこともあり、


水を替えてしばらく見ていたら、


蜜液を飲んだ後、


他の木へ飛び移らずに


下の枝に移動したので、


「すわっ!水浴び!」と、


カメラを構える


瞬間の余裕があった。





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水に飛び込むのに、


何の迷いもない。




いきなり水にドボン!である。





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そして、バシャバシャ!







太陽直射の温度計は


24℃のぽかぽか陽気。



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気温3℃でも水浴びする小鳥たち。




この暖かさなら、


メジロならずとも


しばらくは体を洗いたくなる。





バシャバシャ!



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一度バシャバシャをやると、


体を起こした時に


向いてる方向が違っている。




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周りの安全を確認するため、


ちょっと容器のヘリに上がるが、


大丈夫だと思ったら、


また飛びこむ。





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ばしゃばしゃ!




本人どっち向いてやっているのか


分かっているのだろうか。




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今度はこっち向きで、


バシャバシャ!




本当に気持ち良さそう。



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珍しく何回も水浴びをして、


さっぱりした体で水から上がり、


木犀の木の中に飛んでいったが、


最後の姿を見ても、


やはり羽が濡れていないので、


いつも入念に羽繕いをしていることがよく分かる。






このような好天の日は、


主婦にとってはよい洗濯日和だが、


鳥たちにとっても、


よい風呂日和のようだ。



奈良と京都の旅 10(総集編) ~謎が謎を呼ぶ鯉の謎~




2月20日に東京を発ち、


2月22日に帰京するまでの


3日間にわたる奈良と京都の旅は、


無事に終了しました。




今日は総集編として、


その日のレポートに掲載できなかった


写真や事柄を交えて、


もう一度振り返ってみたい。





そして最後に、


あの修学院離宮にいた鯉と


毘沙門堂で見た鯉の


隠されたこいの謎 を、


本邦初公開で皆さんにご紹介したい。






それぞれの地の


詳しい内容は


それぞれのブログに譲りますので、


今日は一気に走ります。





21日


東名高速を西へまっしぐら。




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富士山 の雄姿は


あたかも


我々の旅立ちを祝うかのよう。





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喫煙者約一人、(-。-)y-゜゜゜


くつろぎながら富士に応える。





ハーレー軍団 登場。


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ぶろろろろ~~~ん!と


低音を響かせてスタート。






それを追って我々も走りだす。



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途中、


名古屋ナンバーの フェラーリ 


ワンボックスカーで追い越す。




そんな無謀な運転は、


決して私ではない。\(^o^)/




案外早く


目的地に着きそうだったので、


奈良に立ち寄る。



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唐招提寺。



他のお寺はいざ知らず、


唐招提寺は、


鑑真大和上の実像がイメージとして浮かぶので、


歴史の中に身を置きやすい。






次の日は


京都御所。



ウグイス が我々をお出迎え。


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目の上の眉が凛凛しい。




宮内庁皇宮警察の人が警護する


清所門 をはいる前に、


はい!ポーズ!



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御所の中には、


当時の天皇の


一年間の行事予定が張り出されているが、


その多いこと多いこと。



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上段右上から正月の予定。



その予定は、


二段目の真ん中あたりまで、


約40位の行事が続く。





その忙しさは推して知るべし。





清涼殿の前庭には、


呉竹(くれたけ) と 漢竹(かわたけ) 


平安の趣を残すべく植えられている。



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写真右が 呉竹。


この呉竹に付いて話題を1つ。




明治天皇 の歌われたお歌に


次のような歌がある。



「さまざまのうきふしをへて呉竹のよにすぐれたる人とこそなれ」





この歌は、


この呉竹を見て歌われたのかもしれない。





御常御殿の襖絵。



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このような風流な


歌会が行われていたのだろう。




大変な知識人たちではある。








修学院離宮。



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京都の山々を、


みんな


我が家の庭の景観の中に取り込み、


自然あふれる離宮である。





そこに


灯篭みたいに


静かにたたずむ1羽のアオサギ。



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惜しむらくは、


ここにいるのが ゴイサギ だったら、


どれほどぴったりだったか知れない。





ゴイサギは、


醍醐天皇の宣旨に従い捕えられた時、


恐れ多くも「正五位」を与えられた鳥で、


その時からゴイサギと呼ばれるようになった。





アオサギでは


ちょっとここには似合わない。






驚きの鯉に巡り合った


毘沙門堂。


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晩翠園。





当初、来る予定ではなかったのだが、


何かしら


大きな手で導かれて来てしまった。




びっくり! はここで起こった。



その真実は最後に明かそう。





今は先を急ぐ。





桂離宮 は


池の修復中で、


水がほとんど抜いてあり、


池はカラカラ。



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水の入っていない池を見ることのできる人は、


今来ている人だけですよ、と言ってはいたが、


水の入っていない池なんて、


お酒の入っていない杯と一緒で、


いくら見てても


決して酔わない。






灯篭は


今までたくさん見てきたが、


それぞれに名前が付いているだけで、


代わり映えしない、というのが本音だが、


この灯篭は違っていた。




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三光灯篭。



三光とは


月と太陽と星の光。




月と太陽はお分かりだと思う。




右側の四角の模様が


星を表すのだそうな。





300年前には、


星を表す☆型はまだ無かったのだろうか。







余談だが、


鳥にサンコウチョウと言う名前の鳥がいることを


ご存知だろうか。


その鳥の名前の由来は


三光、いわゆる月と日と星である。






その鳴き声が


「つきひ~ほしほいほいほい」


と言っているみたいに聞こえるところから、


このような名前が付いた。









さて、


すべての観光を終え、


一路東へ。





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富士山と一緒に、


下に写っている標識で、


東京まであと115、6kであることが分かります。






無事に東京に着きはしたが、


鯉の疑問を抱えたまま。









最後に、


その鯉の秘密に迫ります。




まず、修学院離宮の鯉の図。

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親子鯉と大鯉。




修学院離宮に確認しました。




この鯉の絵は杉戸に描かれているもので、


夜な夜な外の池に出て行かないように、


金の網をかぶせてあります。




この鯉の画には、


作者の著名がなく、


更にどのような資料を調べても


誰が描いたのかは判明しないため、


作者不詳としている、とのこと。




ところがである。



この鯉にかぶせてある金の網。




これはこの鯉の画の上に描き足された金の網の画で、


この金の網を描き足したのがだれであるかは、


保存している資料に残っており、


円山応挙 であることは間違いないという。




つまり


修学院離宮の


鯉の画は二つとも作者不詳で、


金の網だけが二つとも円山応挙筆。






では


毘沙門堂の鯉の画はどうなのか、





毘沙門堂の鯉の画は


杉戸に描かれたものを


衝立になおしてあるが、


その鯉の画の前には


はっきりと「円山応挙筆」と大書きした


案内用の木札が設置してあった。





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衝立画に


円山応挙のサインなり印鑑なり花押なりがあるのか、と問い合わせたら、


「そのようなものはなにもない」のだそうな。




ではあの札は何を根拠に円山応挙と明記してあるのか、と問えば、


昔からの伝聞でそう言われているから、だと言う。




では真筆か贋作か証拠はないのですか、とさらに聞くと、


ありません、とはっきりと答える。





そして、


伝聞が代々言い継がれているので、


迷惑なことです、とも言う。





観光客は本物と思って帰るのではないですか、と質問したら、


なんと、


「誤解されないような書き方に札を書き換えなければいけませんね」と


誠意ある?回答があった。





はたして、書き換えられるものかどうか、


しばらくしてから確認してみたい。





その人に、


「修学院離宮に同じ画があることをご存知ですよね?」と聞くと


「聞いて知っている、」との回答。




修学院離宮にも、


「毘沙門堂に同じ画があることをご存知ですか」と聞いたら、


やはり同じように知っていた。






これはいったいどういうことだろう。





修学院離宮は、


そこにある鯉の画が円山応挙だとは決して言っていない。


金の網だけは、


資料から円山応挙であると断言。





そして、


毘沙門堂は、


なんの証拠もなく伝聞だけで円山応挙筆だと書いているが、


真筆である根拠がないことは寺側も認めている。






驚きの結論。




鯉の画は、


修学院離宮の画も


毘沙門堂の画も


いずれも作者不詳。





修学院離宮の


金の網だけが円山応挙筆。








だとすると、


今度は新しい疑問が生まれる。




円山応挙は、


何ゆえに修学院離宮の鯉の画に、


金の網を描き足したのか。





鯉の画が


応挙に関係あるからこそ


網を付け足した、と考えるのが普通だが、


推測は歴史を曲げる恐れがあるだけで、


真実をなにも残さない。





鯉の画の


真実を突き詰めたら、


新しい謎 ができてしまった。





これは


もう本人がいないので、


永遠に謎のままである。






このブログをお読みになった皆様は、


どのようにお考えになったでしょうか。





皇室やお寺は


真実を伝えているはずだと思いたいが、


えてしてこのような曖昧なことがたくさんある。




例えば皇室に伝わるという三種の神器。


皇位継承の時には


これを揃えて継承する。





その神器は、


門外不出の神器として、


天皇家(八尺瓊勾玉)と


熱田神宮(ご神体天叢雲剣)と


伊勢神宮(ご神体八咫鏡)に


それぞれ1つずつ保管されているというが、


今上天皇が昭和天皇から


皇位を継承された時に


皇室に集まった形跡はなかった。




もともと3種とも皇室にあるものなら、


では、熱田神宮と伊勢神宮には


ご神体の現物がないことになる。






さらに、


天照大神から現在まで、


歴代天皇の名前は途切れずに来ているが、


ある時代の天皇から、


次の時代の天皇に引き継がれた年代に、


約100年の埋められない歴史の空白があることは、


歴史家ならだれでも知っていることだが、


それに触れると、


では、今の皇室の系統は


何なのだ?となるため


今では誰も触れない。






アンタッチャブルな歴史が


深い闇のままでそこに放置されているのだが、


今となっては掘り起こしても仕方がない。





それこそ、


歴史は歴史が作り上げているのである。





触ってはいけない京都の闇に


ひょっとしたら触ったかもしれないが、


とにかく謎が謎を生んだまま、


この度の


旅のレポートを閉じたいと思います。






毎回来ていただいた方には


深く深く感謝申し上げます。





そして


これからも


どうぞよろしくお願いいたします。

メジロの恋 14(別冊) ~メジロの危険察知能力~


昨日は、


朝からの雨が突然雪に変わり、


瞬く間に


庭や


木々の枝が雪に覆われた。





先日


雨に対応するために


蜂蜜液を入れるカップに


付けてやった傘の上にも、


しっかりと雪が積んだ。



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傘は雪に対しても


その役目を立派に果たしていたのだが、


思わぬことが起きた。




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メジロが突然、


警戒態勢!




すわ、何事?と思う間もなく、




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その場から、


あっという間に飛び去った。



当然写真には撮れない。





今度は私が


ハッ!と気がついた。






傘の雪が動いている。



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ズズズ~ッ・・・・!






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傘の上のなだれ現象・・・。




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ああ~~~っ、落ちる~!





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バサッ!と落ちて、


あとは


何事もなかったかのように


元通り。







ひょっとして、


メジロはこのことに


事前に気づいた?






確認の仕様がないので、


推測するしかないが、


傘を滑る雪の


微かな音か、


わずかな動きを、


あるいは感知していたのかもしれない。






自然に生きる鳥としては、


危険はどこにでもあり、


枝から落ちる雪なんかに、


簡単につぶされていたら、


命はいくらあっても足りない。





いろいろ考えさせられた


雪であった。