我が家の正月料理 ~豪華に見える質素な料理~
正月の朝、
夫婦二人で食べる正月料理。
おせち料理というほどのものではないが、
一応はおせち料理。
「おせち料理」を辞書で引くと
「節の日に作る料理。特に正月用の料理をさし、煮しめ・昆布巻・ごまめ・きんとん・かまぼこ・数の子・なます・伊達巻(だてまき)やコハダの粟漬(あわづ)けなど。重箱に詰めておく。」とある。
辞書に書いてあるほど
みんな揃ってはいないし、
重箱に詰めてもいないが、
その代わり
皿は
正月だけ使う
ホテル仕様の金縁皿。
お神酒用のぐい吞みは
有名な陶芸家
加藤鈔氏の作品
瀬戸黒 ぐい呑。
200個限定品の1つ。
料理は質素だが
容器は頑張っている。
日展会員となり日展評議委員、瀬戸陶芸協会会長などの
その日の夕方
息子夫婦が帰ってくる。
家族4人揃っての夕食は
「カニ鍋」
使用しているカニは
タラバガニ。
正月だけ
毎年カニの食い放題。
一夜明けて
家族四人揃っての
2日の朝食。
二人だけの
1日の朝食と基本は同じだが、
大皿に有頭エビが入って、
カズノコと黒豆が別皿になった分だけ
少し豪華。
お神酒用のぐい吞みは
瀬戸黒ぐい吞み
常滑焼ぐい吞み
荒木俊雄氏作赤いぐい吞み
いろいろ。
後は明治神宮にいつもの初詣をするだけ。
去年は
人ごみを割けて
3日に行ったのだが、
それでも多かったので
今年は4日に行くことにしている。
それで我が家の正月は
終わりになる。
正月3が日なんて
あっという間ですね。
初詣 ~近所のお寺さん~
我が家の初詣は
いつも近所のお寺さん。
新しい年が来て
午前零時から除夜の鐘を
初詣の客全員に撞かせてくれるため、
お参りする人が絶えない。
住職さんが初めての鐘を撞き、
そのあと
一般の人に引き継ぐ。
普通の小さなお寺さんで、
こんなにたくさんの人がお参りするところは、
多分ないのではないかと思う。
順番に並んで、
自分の番が来るのを待ちます。
「ご~~~ん!」
自分で撞いた鐘の音が
新年の夜空に響きます。
「ゴォ~~~ン!」
普通、
除夜の鐘は
人の煩悩の数(108)だけ撞きますが、
ここでは
来た人すべてに撞かせてくれるので、
500回以上響きます。
このお寺さんの
人気の秘密は
鐘撞きだけではない。
鐘撞きは
おまけ付き。
おまけはこれ。
お菓子とみかん。
お菓子は毎年違うものですが、
今年はポッキー。
深夜にもかかわらず、
子供たちも
親と一緒にお参りに来ます。
その一人一人に
手渡しで上げます。
子供たちは大喜び。
大人全員にも渡します。
今年は
500人分の整理券が発行されました。
お土産の次は
今度は大人に人気の
年越しそばの提供。
試食程度の量ではなく、
丸々一玉。
年越しそばとは、
厳密にいえば
「細く長くという縁起の意味で、大晦日の夜に食べるそば」
のことですが、
午前零時を過ぎても
夜が明けるまでは大晦日の夜、と解釈して、
ここでは年が明けてから食べます。
当然立ち食いになりますが、
みんなおいしそうに食べています。
鐘を撞かせてもらって、
お土産のお菓子とみかんを頂き、
年越しそばまで食べさせてくれる
近所のお寺さんは
毎年お参りする人で一杯です。
正月飾り ~質素にこじんまりと~
私の小さい頃の田舎では、
正月には
門松としめ縄は
どこの家庭でも定番だったのだが、
松の新芽を切り取ると
育っていく松のためにならないということで、
いつの頃からか中止しようということになり、
門松を印刷した札を
玄関に貼ってそれに変えることになった。
今思えば
木々を大切にする
田舎であればこその
進化した考え方であったと
感心する。
だから我が家は
正月飾りにはこだわりはない。
これは
玄関のしめ飾り。
紅白の水引が
めでたさを演出。
稲穂が一緒についているのだが、
近頃のスズメは
庭に撒いてやる粟ばかりに目が行って、
この稲穂が食べられるということを
知らないらしく、
寄り付きもしない。
ドアを開けて中に入ると
入り口に祝い飾り。
本当は
松を買わなければ
松へのやさしさが徹底するのだが、
何といっても、
「松の内」という言葉が
めでたさを表すため、
やむなく一枝だけ買い求める。
赤い球と赤い花器は
故荒木俊雄氏の作品で、
大切な思い出の品となったので、
玄関からは外せない。
居間には
鏡餅を飾りますが、
カビもせず乾燥もしない
パック製品で間に合わせ。
黒猫のジジと
白猫のマリーは
我が家では恋人同士。
小さな胡蝶蘭は、
昨年のブログ、
で紹介しました
暮れの12月初旬から咲いているもの。
小さいながら
開花期間が本当に長いですね。
驚きます。
右の
白い犬は
陶芸家
五十嵐一恵女史の白磁の作品。
これも大切なもので、
この場所から外せない。
もう一か所。
紅白のカーネーションと
千両と
白菊。
個室は
めでたさのオンパレード。
卵型の花器も、
白い犬の作者
五十嵐一恵女史の作品。
同じ白磁でも
五十嵐女史の作品は
白磁の冷たい感じがせず、
逆にその質感は、
何とも言えず暖かく
そして美しく、
活けられた花を引き立ててくれます。
そんな正月飾りで
正月らしさが少しだけ出ている
我が家です。




















