正月飾り ~質素にこじんまりと~
私の小さい頃の田舎では、
正月には
門松としめ縄は
どこの家庭でも定番だったのだが、
松の新芽を切り取ると
育っていく松のためにならないということで、
いつの頃からか中止しようということになり、
門松を印刷した札を
玄関に貼ってそれに変えることになった。
今思えば
木々を大切にする
田舎であればこその
進化した考え方であったと
感心する。
だから我が家は
正月飾りにはこだわりはない。
これは
玄関のしめ飾り。
紅白の水引が
めでたさを演出。
稲穂が一緒についているのだが、
近頃のスズメは
庭に撒いてやる粟ばかりに目が行って、
この稲穂が食べられるということを
知らないらしく、
寄り付きもしない。
ドアを開けて中に入ると
入り口に祝い飾り。
本当は
松を買わなければ
松へのやさしさが徹底するのだが、
何といっても、
「松の内」という言葉が
めでたさを表すため、
やむなく一枝だけ買い求める。
赤い球と赤い花器は
故荒木俊雄氏の作品で、
大切な思い出の品となったので、
玄関からは外せない。
居間には
鏡餅を飾りますが、
カビもせず乾燥もしない
パック製品で間に合わせ。
黒猫のジジと
白猫のマリーは
我が家では恋人同士。
小さな胡蝶蘭は、
昨年のブログ、
で紹介しました
暮れの12月初旬から咲いているもの。
小さいながら
開花期間が本当に長いですね。
驚きます。
右の
白い犬は
陶芸家
五十嵐一恵女史の白磁の作品。
これも大切なもので、
この場所から外せない。
もう一か所。
紅白のカーネーションと
千両と
白菊。
個室は
めでたさのオンパレード。
卵型の花器も、
白い犬の作者
五十嵐一恵女史の作品。
同じ白磁でも
五十嵐女史の作品は
白磁の冷たい感じがせず、
逆にその質感は、
何とも言えず暖かく
そして美しく、
活けられた花を引き立ててくれます。
そんな正月飾りで
正月らしさが少しだけ出ている
我が家です。




