花粉症(アレルギー性鼻炎/結膜炎)の予防整体 アレルギー体質改善治療後のメンテナンス治療 | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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花粉症(アレルギー性鼻炎/結膜炎)の予防整体
アレルギー体質改善治療後のメンテナンス治療で6年間も花粉症がほぼ解消している症例より

患者Sさん=64才-男性の症例

付 : お腹(ウエスト)が「V字形」に凹んだメタボ効果!!

 

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40年に及ぶ花粉症(アレルギー性鼻炎)の整体治療…3週目でほぼ全快

  患者Sさん=58才-男性の症例より

 




①    Sさんの病歴・・・
患者Sさんは、6年前に40年以上も続いていた花粉症(アレルギー性鼻炎)の整体治療で来院されていた方です。その際、3週間ほどの集中治療で花粉症は大幅に改善しました(
Sさんの治療例参照)。そしてその集中治療終了後も、時おりメンテナンスの為に当院に来院され、毎春生じていた花粉症の対策として予防整体を受診されていました。





②    Sさんの診察
・Sさんは1~2か月に一度のペースで来院され、予防整体治療を続けていましたので、その時々の診察所見は割愛させていただきます。参考資料として6年前の初診時の診察所見を下記に記しています。

参考資料=6年前のSさんの診察所見
・血圧は上が130-140mmHgだそうです。
・今まで特段の既往歴はなく、血液検査で異常を指摘されたことも無いそうです。
・他のアレルギー症状は無いそうです。
・胸部聴診上、呼吸音や血管音・心音に異常はありませんでした。
・胸部打診上、清音が全般的に聴取出来ました。
・腹部聴診上、血管雑音はありませんでした。グル音は弱く聴取出来ました。
・腹部触診上、腫瘤感、抵抗感はありませんでした。肝脾腫はありませんでした。しかし、腹部全般的に消化管平滑筋の緊張と圧痛がありました。
・前後左右の頚部の筋肉群が全般的に緊張していました。
・便通は毎日あるそうです。



③    治療目標と整体治療
⑴    頸部交感神経幹の緊張を緩和し、肥満細胞の遊離を低減させる
⑵    残留便の排泄を促進させ、バイエル板・小腸リンパ節の機能異常を回復させる

  ・頚部交感神経緩和テクニック
  ・消化管平滑筋テクニック

 


 



④    経過と結果・・・副次的効果でウエストが引き締まりました…
◆「6年前の集中治療以降は、飲み薬の服用はしていません」
・Sさんは18才頃から花粉症に苦しまれていたそうですが、整体による集中治療を始める6年前より以前は、毎年花粉シーズンになると、飲み薬だけでは効果が無く、点鼻薬・点眼薬をしないと外を歩けないほど酷い花粉症でした。しかし整体による集中治療終了後の6年間は、飲み薬は一切服用していなかったです。室内にいる時は、花粉症状はほぼ出なかったそうですが、外出する時は”お守り替わり”に点鼻薬と点眼薬を持参していて、「今日は花粉が多そうだな…」という時に点鼻or点眼していたそうです。

 


◆ 集中治療以降のメンテナンスは1~2か月に一度の通院…
・6年前に集中治療をしてからのメンテナンス治療の間隔は、一か月or二か月に一度のペースで通院されていました。

 


◆ 「今シーズンは飲み薬だけでなく、点眼や点鼻もしていません」
・集中治療から6年経った今年(R6年)の花粉シーズンでは、眼の痒みや鼻水が酷い日は2~3日だけだったそうです。その時は点眼しようかどうか迷ったそうですが、「何としても今年は薬に頼らないぞ…」との思いで、点眼・点鼻せずに頑張ったそうです。それ以外の多くの日はほんの少し眼が痒くなる日がある程度で、飲み薬だけでなく、点鼻や点眼も、全くしなくて済んだそうです。




◆ 「宿便(残留便)がたくさん出て、ウエストが縮まりました」
・花粉症だけでなく、「
消化管平滑筋テクニック」のお陰か、お腹の調子も良くなり、毎日のように「バナナ状の便」が出るようになっているそうです。その結果、いわゆる宿便(残留便)が相当出たのか、身体が軽くなるだけでなく、お腹が凹んでウエストも大幅に縮まり、現在64才ながら、ウエストは「V型」を保っているそうです。
 
  

 





⑤     今回の症例の概説、、、
◆ Ⅰ型アレルギーの三つの要件について

     

Bリンパ球(Ig-E産生)と肥満細胞(ヒスタミン分泌)

・アレルギー体質は、先天的あるいは後天的原因で生じ、その原因も多種多様ですから、その意味で、”アレルギー体質を100%改善しそれが一生持続する”という事は、極めて難しいと思われます。とは言え、今回のSさんの症例は『一旦改善したアレルギー体質を良好な状態で維持する』という事が可能である事を示す証左になる、と思います。


・ところでアレルギーについては、前述の様に多種多様な学説(原因)があり、それぞれの学説に基づいた治療法が研究-実践されています。その様な多彩で難しい学説は当院の様な整体院には馴染まないので、当院ではアレルギー(特に花粉症などのⅠ型アレルギー)の最も基本的で初歩的な学説である、以下の三つを基にして、その対応策を考えています。なんとなれば、下記ⅰ~ⅲの内、どれか一つでも阻止-低減させる事が出来れば花粉症などのⅠ型アレルギーは発症しないはずですから(但し、ⅰは整体治療に関係ないので対象外)。
   ⅰ スギ花粉などのアレルゲンの存在
   ⅱ そのアレルゲンに対応するBリンパ球由来の抗体(Ig-E)の過剰分泌
   ⅲ 肥満細胞の組織への遊離






◆ Bリンパ球(Ig-E)を減少させる整体テクニックについて
・まず上記ⅱの対策ですが、いわゆる抗体を産生するリンパ球は、その70%は小腸のリンパ節に常在しています。それもそのはずで、なぜ腸内に全身の70%に及ぶ大量のリンパ球が常在しているかというと、それは毎日取る食餌の中にどの様な毒性成分が含まれているか分かりませんし、また腸内には500種以上、約100兆も腸内細菌が常在しているので、それらの監視と捕獲のために、いわば「税関職員/警察職員」として、腸内リンパ球にその役割りが付与されているからです。


腸内細菌は、その食糧源を腸内の残留便に依存していますから、残留便が増えれば増える程、そしてそれが常態化すればするほど、腸内細菌も増殖する事になります。従って腸内のリンパ球もそれに比例して、その監視/捕獲のために増加する事になります。ただそれは、花粉症などのⅠ型アレルギーに関係するIg-E抗体を産生するBリンパ球も増える可能性がある事になります。つまりこの事がアレルギー体質の一因となるかもしれないのです

 


 

 

 
◆ 人体最大のリンパ節集合部位…小腸の内臓整体が決めて
・この様な考え(仮説)から、当院では「残留便の排泄を促進させ、バイエル板・小腸リンパ節の機能異常を回復させる」目的で、腸の蠕動運動を回復して残留便の排出促進が期待される「
消化管平滑筋テクニック」を施術し、少しでもIg-Eを産生するBリンパ球が減らすように試みています。その効果は我々整体師レベルでは科学的に実証できませんが、臨床的には、Sさんの症例の様に証明されているのでは、と思います。

 




・ただこの整体テクニックも、一度施術すれば”未来永劫”その効果が持続する、というものではありません。それは本症例のSさんについても同様の事が言えます。その様な理由からSさんは、時おりメンテナンス的に整体治療を受けに来ておられたと思います。


・その甲斐あってか、Sさんは今でも毎日のように「バナナ状の便」が出るようになり、ウエストも「V型」に引き締まるほどお腹も凹んで、残留便の排泄が順調になっているのでは、思われます。そしてこの残留便減少がIg-E抗体を産生するBリンパ球の減少につながり、アトピー体質改善に寄与しているのでは、と思います。


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◆ 肥満細胞(ヒスタミン)を減少させる整体テクニックについて
・次にⅲの「肥満細胞の組織への遊離」についてですが、Ⅰ型アレルギーの成立には肥満細胞の存在が不可欠ですから、その肥満細胞の鼻や眼(結膜)への浸潤を可能な限り減らしていく事が、花粉症などのアレルギー体質改善に重要となります。


・ところで肥満細胞の一定数は各組織に常時浸潤しています。そしてパトロールカーの様に当該組織を巡回して、免疫監視をしています。ただその組織への浸潤が増えれば増える程、それだけアレルギー反応の可能性が増大するので、その不要で過剰な浸潤を減らしていく事が、アレルギー体質改善には大切な事となります


 


◆ 肥満細胞(ヒスタミン)減少は、自律神経治療が決めて
・上記のパトロールしていない大半の肥満細胞は、”洞窟の奥に潜んでいるコウモリ集団”の様に、血管の内壁に多数定着し、待機しています。その待機中の肥満細胞を遊離させる刺激の一つとして、当該血管を支配する自律神経の刺激(サブスタンスPと呼ばれる伝達物質)があります。

 

・つまり、この自律神経が不要で過剰な信号を当該血管に伝達すれば、そこからサブスタンスPが分泌され、血管内壁で待機していた肥満細胞が血管外に出て鼻腔や結膜などの組織に遊離し、そこで先述のBリンパ球由来のIg-Eと花粉などのアレルゲンが反応し、アレルギー反応が誘発される事になります




・花粉症に関する組織である鼻腔粘膜や眼瞼結膜に関しては、その支配神経は頸部にある頸部交感神経幹が担当しています。従って、その頸部交感神経幹を刺激する、不要で過剰な刺激源を探し、それを緩和すれば肥満細胞の遊離は減少し、アレルギー体質の改善につながる可能性があります。そしてその刺激源の一つとして考えられるのは、頸部交感神経幹の付近を走行する、緊張して硬化した筋肉群の可能性があります。
 

 

 

・この様な考え(仮説)から、当院では「頸部交感神経幹の緊張を緩和し、肥満細胞の遊離を低減させる」目的で、頸部の緊張/硬化した筋肉を緩める「頚部交感神経緩和テクニック」を施術しています。意外とこのテクニックは即効性があり、本症例のSさんについても著効を示すことが出来たと思います。

 

 

 

 


・いくら即効性があるとはいえ、やはり本テクニックも”未来永劫” その効果が持続する、というものではありません。Sさんは、その点もよく理解して頂いていたので、適当な間隔でメンテナンス治療を受けて頂いていたのだと思います。その結果、年々花粉症が改善していったのだと思います。

やはり医療というものは、治療家が粋がってするものではなく、患者さんのご理解があって、両者の信頼関係の上に成立するものだと、痛感する症例だったと思います。

 

 

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