アトピー卒業セラピー 治療の効果を高めるストレス解消のコツ -5ページ目

アトピー卒業セラピー 治療の効果を高めるストレス解消のコツ

アトピーの悪化の原因には、ストレスが大きくかかわっています。

脱ステロイドやステロイドの治療中の不安など、ストレスを解消しながら、アトピーの治療に良い影響を与えて回復を早めませんか。

● 違う病院で治療を受けたいけど、親に相談しても反対されそうで絶対無理です。どうしたらいいですか?

こんにちは、荒井佐知です。

「今とは違う病院で治療を受けたいけど、親に相談しても反対されると思うんです。

なんかもう絶対無理っていうか、私が親に何を言っても説得されてしまう感じです。どうしたらいいですか?」

病院や治療のことで親と意見が食い違うのは、よく聞く話です。



さて、人は、

・○○をしたいけど、絶対無理だろうな

と思うことが、本当にしたいことだったりします。


この相談の場合だと、病院を変えたいのが本当にしたいこと。

それ以外のことをしたとしても、心の底から納得できないのです。



私だったら、病院を変えたくなったら、病院を変えるために、今の自分にできることをします^^

実際、私はアトピー治療をしている最中に、何度か病院を変えています。

病院を変えたいのなら、病院を変える以外のことはしないのですね。



でもね、

「絶対無理と思うことを、やってみればいいじゃない?」

なんて言われても、カンタンにできれば悩みませんよね^^;



だから、絶対無理だと思っていることを、最初からちゃんとやろうとしなくてもいいんです。

そんなことをしたら、ハードルが高くなって、それこそ絶対にできそうにありません><

絶対無理だと思うことをするために、今どんなことならできるのか?

今できることが、絶対無理が絶対無理ではなくなる一歩になります。



あ、そうそう。

反対してくる相手を、説得しようとか思わなくてもいいですよ。

だって、アトピー治療について、お互いの価値観が違うんですもの。

相手と戦わなくてもいいんです。

説得よりも、どうして別の治療をしたいのか?まずは、自分の気持ちを伝えるといいですね^^



絶対無理だと思うことが、心が求めていること。

今できることを積み重ねれば、心が求める望みに近づくことができますよ^^


● 【重要】今後の活動について

こんにちは、荒井佐知です。

今後の活動について、ご報告があります。

9月10日をもちまして、カウンセリングを休止することとなりました。

休止を決めたいきさつを、お伝えします。

今年のゴールデンウィークを過ぎたあたりから、私の環境が少しずつ変わりはじめ、7月には活動を続けていくのが難しくなっていました。



どうすれば活動を続けていけるのか考え、しばらく活動をゆるめて、様子を見ることにしました。

様子を見た結果、活動の範囲をさらに狭くすれば、細々とですが続けていけると判断し、カウンセリングの休止を決めた次第です。



ありがたいことに、私のブログやメルマガを読んで、心が軽くなったと言ってくださるお言葉を頂戴しております。

うれしいお言葉が、今の環境で、活動を続けていく励みになっていると言っても、過言ではありません。



今後は、ブログやメルマガの配信もゆるやかになりますが、少しでもアトピーで苦しんでいる方のお役に立てたら幸いです。

どうぞ今後とも、よろしくお願いいたします。


● アトピーで仕事をやめたとき、罪悪感がグンと軽くなる言い方は療養中。罪悪感でいっぱいになるのは無職

こんにちは、荒井佐知です。

同じようなことをしていても、どういう言葉で、物事をとらえるかによって、心の負担はグン!と軽くなります。

たとえば、アトピーが悪化して、仕事ができない状態になった場合。

自分のことを、無職の人間だととらえるのか?

それとも、療養中だととらえるのか?


どちらも、仕事をしていない状態ですが、無職と療養中では、言葉のひびきがちがいます。



私たちが、アトピーの悪化で、仕事を続けるのが難しくなったとき。

決して、なまけようとか、楽をしようと思って、仕事をやめるわけではありません。



しかし、多くのアトピー患者は、仕事を休むことに罪悪感を覚え、仕事ができない状態のときは、自分には価値がないとさえ思ってしまう瞬間があります。

仕事をやめてしまうことについて、悪く考えてしまうのは、もうおしまい^^

療養のために、仕事をやめるんです。



療養の言葉の意味を調べたら、こう書いてありました。

・病気やけがの手当てをし、からだを休めて健康の回復をはかること。

引用元:goo辞書

私たちが目指しているのは、アトピーの改善なので、療養の意味が、ドンピシャで当てはまりますね。



言葉ひとつで、「仕事をやめる」のとらえ方が、こんなにも変わるんですもの^^

自分を責める言葉は、使わないようにすること。

これを意識するだけで、心の負担はカンタンに減らせますよ^^


● 本当はつらいのに笑顔でごまかしているのは前向き風。前向きとはまったく違うのです。

こんにちは、荒井佐知です。

アトピー治療が行き詰まっているときや、鏡で自分を見るたびに悲しくなってしまうときは、前向きな気持ちにはなれません。

どちらかといえば、気持ちが暗く沈んでしまう時間のほうが、長いですよね。

でもね、それでいいんです。

だって、私たちには、喜怒哀楽があるんですもの。



誰だって、気持ちが前向きなときもあれば、暗く沈むときもあります。

気持ちが暗く沈んでいるときに、無理に前向きになろうとするのは、私はオススメしません。

本当はつらいのに笑顔でごまかしているのは「前向き風」であって、前向きとは別なんです。

悲しみ、怒り、妬み、嫉妬、悔しさ…など。

人が当たり前に持っている感情が出たときに、それを否定せずに、あるのだと認められるのが、前向きなのです。



人前で、ネガティブな感情を見せるのかどうかは別として。

自分の心がネガティブになっていると認められるから、心のモヤモヤが薄れてきたときに、前を向けるようになるのですね。



ネガティブな感情は悪くて、ポジティブな感情は良いなんて分けていたら、苦しくなってしまいます。

いつも自分の心を厳しく見張って、良いか悪いかで自分を否定したり認めたりするのは、自然ではありません。

良いも悪いもまとめて、自分なのです。



「前向き風」は、いつも良い人を装っている感じ。

前向きは、自然体で肩の力が抜けた感じですね。

「前向き風」な人でいるのも、前向きな人でいるのも、個人の自由です。

個人の自由だけど、どうせなら、生きやすいほうを選んでみてもいいのではないでしょうか^^


● アトピーをかかえながら、自分に合う生き方を見つける方法~やめる勇気~

こんにちは、荒井佐知です。

長く続けてきたものをやめるのは、勇気がいることです。

勇気はいりますが、続けてきたものをやめると、集中力を一点にそそぎやすくなるのですね。



アトピー治療で言うならば、本当に必要な治療だけにしぼって、後はバッサリとやめるとか。

プライベートなら、人間関係の整理をしたり、仕事のやり方を変えるとか。

続けてきたものをやめることで、より自分に合う生きかたが見つかるのだと、私は思います。



とはいえ、続けてきたものをやめるときは、必ず不安になります。

人間関係の整理をしようものなら、この先、ひとりぼっちになってしまうかもしれない不安が出るし。

仕事のやり方を変えるときには、今まで仕事でかかわってきた人に、迷惑をかけることもあるし。

本当に必要な治療だけにしぼって、他をバッサリやめた日には、

「これで良かったのかな…」

とすぐに後悔することもあるでしょう。



でもね、誰もが、自分ひとりでかかえられる容量は、決まっているのです。

ひとりでかかえられる容量をこえたとき、どこかに必ず負担がかかります。

私たちアトピー患者なら、アトピーが再発しちゃうとかね。



私も、続けてきたものをやめるときは、しばらく不安な気持ちが消えずに、落ち着かないときもありました^^;

ところが、人間というのは不思議なもので、慣れるのです。

今まで続けてきたものやめても、だんだんとそれに慣れてきて、今まで続けてきたものがなくても大丈夫だと、気づくんです^^



心配しなくても、生きていればどうせまた、いろんなものをかかえこむんですもの。

今の自分に合うものだけを残して、少し身軽に生きてみましょ。

その身軽さが、アトピーにも良い影響をあたえるのですから^^


● アトピーでいるメリットは蜜の味。それを捨てる覚悟はありますか?

こんにちは、荒井佐知です。

私はよく、無理をしなくてもいいとか、ゆるく生きればいいとか、できることをできる範囲すればいいといったことを書きます。

そして、私の書く言葉で、気が楽になったと言ってくださる方々がいます。

気が楽になってくださるのは、書いているほうとしても、うれしいです。



ただ、私が書いている言葉を実行するときには、覚悟が必要なのですね。

人からどう思われてもいいから、まずはやってみようと思う覚悟です。



さて、ここから、ちょっと辛口になります。

実は、誰もが、しらないうちに、アトピーでいるメリットを感じています。

私も治療をおこなっていた当時は、アトピーでいるメリットを、ひしひしと感じていました^^;

アトピーのせいで、つらい想いをしているのに、アトピーでいるメリットがあるなんて、信じられないでしょ?



しかし、多くの人が、アトピーでいるメリットを口にしています。

「アトピーだから、○○できない」と。



○○に入るのは、仕事かもしれません。

友だちとのこと、結婚・出産・恋人のことかもしれません。

ただ、アトピーという病気があれば、望まない環境に身を置いている自分を、納得させられるのです。

アトピーだから、仕方ないと思えるのですね。



他にも、

「したいことがあるなら、すればいいのに」

と言ってくる人を、

「アトピーだから、○○できない」

のひと言で、はらいのけることができます。



かわいそうな悲劇のヒロインでいることも、クレクレ星人でいることも

「アトピーだから、○○できない」

の言葉があれば、いつまでも悲劇のヒロインでいられるし、堂々とクレクレ星人のまま過ごせます。

そう、まさにこのフレーズは、最強なのです。



しかし、いつかは、アトピーでいるメリットにも、飽きてくるかもしれません。

アトピーでいるメリットに飽きてきたころに、無理をしないで、ゆるく、できることをできる範囲でする生きかたができたら、とっても楽ちんです。

もし、そういうふうに生きたいと思ったなら、やりたいことを、ひとつひとつやってみればいいのですね。



家でゴロゴロすることも。

友だちの誘いを断ることも。

家族に治療費を借りることも。

仕事を休むことも。

寝たいときに、ゆっくり寝ることも。

周りがなんと言おうと、自分がしたい治療をすることも。

気分転換に、遊びに行くことも。

やってみて初めて、無理をしないで、ゆるく、できることをできる範囲でする感覚が分かります。



心の中のザワつきや罪悪感を、何とかしようとしなくてもいいので、試しにやってみてくださいね。

やってみれば、思っているほど、たいしてムズカシイことではありませんから。



無理をしないで、ゆるく、できることをできる範囲ですることが普通になると、アトピーでいる必要もなくなります。

アトピーでいるメリットを手放すのか、それとも、まだまだメリットを味わいたいのか。

それを決められるのは、自分だけなのです。


脱ステロイド・ステロイド治療中の不安、アトピーの偏見、職場の人間関係のストレスなど、ご相談ください。
● 心の余裕がアトピーが治るまで治療を続ける力になる。楽しみをふやしながらアトピー治療をおこなうコツ

こんにちは、荒井佐知です。

あなたがアトピー治療をしているとき、どんな気持ちで治療をしていますか?

早く治さなきゃ…と焦っているのか。

それとも、治ったらあれもして、これもしたい!と、自分がしたいことを考えて、ワクワクしているのか。

どちらでしょうか^^



私は、早く治さなきゃ…と焦っている人のほうが、多いように思います。

早く治さなきゃ…と焦っているときは、罪悪感を刺激されることが多いのですね。



会社を休んで、人に迷惑をかけている罪悪感。

決して安くはないアトピー関連の商品や治療費の負担を、家族に助けてもらっている罪悪感など。

数えればキリがないくらい、罪悪感を刺激される瞬間があると思います。



そして、もうひとつ。

体を動かすたびに、皮膚が引っぱられるような痛みと猛烈なかゆみにおそわれ、家でじっとしているしかできない自分には、価値がないと思ってしまう気持ち。

早く治そうと焦れば焦るほど、罪悪感も自分には価値がないように思う気持ちも、どんどん成長して、大きくなってしまいやすいのです。



私ね、こういう気持ちが出てくるのは、誰でも一度はあると思うんです。

だって、実際に、自分が休んでいるときに、カバーしてくれる人に迷惑をかけているのは事実だし。

お金だって、必要なことに使っているけど、それでも結構な出費になるのも事実ですよね。



ただね、アトピー治療をするなら、良くなった後にしたいことを考えながらとりくむほうが、治療もやる気が出るんですね。

焦っているときには持てなかった心の余裕も、持てるようになります。

ギスギスした心を見ないふりをして、無理やりポジティブになっているのとは違い、自然と心が前を向いていくのです^^



どのみち、アトピー治療はおこなうし、罪悪感だってふとした瞬間に出てきます。

それに、罪悪感は、たくさんある感情のひとつ。

だから、罪悪感はなくそうとしなくてもいいんですね。



なくそうとしなくてもいいけれど、罪悪感よりも、うれしい・楽しいと感じる気持ちが多いほうが、いいと思いませんか^^

うれしい・楽しいと感じる気持ちは、ちょっとしたことでふやせます。

その気持ちが、アトピーが良くなるまで、コツコツと治療を続けられる力になりますよ。

続きは3日の20時にこちらでお伝えしますね。


● 私はあなたのアトピーを治してあげようと頑張っているのに、どうして自分のアトピーを治す気がないの!

こんにちは、荒井佐知です。

自分の身内が、アトピーで苦しんでいるのを見たら、何とかして、治してあげたいと思う人が多いでしょう。

だって、毎日、血が出るほどかきむしっているんですもの。

自分自身もアトピーを経験したのならなおさら、言葉にできないつらさは、よく分かると思います。



ですが、ちょっと待ってほしいなあと思うんですね。

アトピー治療をささえる人の「治してあげたい」気持ちと。

アトピー治療をする人の気持ち。


本当に、一致していますか?



というのも、アトピー治療をささえる人の「治してあげたい」気持ちは、ときに、アトピー治療をする人の気持ちと、ズレてしまうときがあるのですね。



たとえば、アトピー治療をささえる人が、アトピー改善のために、食事制限を厳しくしたり、生活習慣をとことん見直したとき。

アトピー治療をする人が、ちょっとでも制限から外れたことをしたら、だんだんイライラしてしまうのです。



「私は、あなたのアトピーを治してあげようとして、一生懸命できることはしているのに!

どうしてあなたは、自分のアトピーを治そうという気がないの!

なんで、アトピーが悪化するようなことばかりするの!?」

最後は、たまりにたまった怒りが爆発することも^^;



ここから先は、ちょっと辛口になります。

治してあげたいと思う気持ちがエスカレートすると、相手をこちらの思うように、コントロールしようとしはじめるのですね。

ええ、もちろん、思いどおりにコントロールしようなんて、そんなつもりは、これっぽっちもないと思います。



だけど、知らないうちに、そうなっているケースはたくさんあります。

何度言っても、夫は薬を塗ってくれません、とか。

子供が、アトピー治療よりも、友だちと遊ぶことに夢中で困っています、とかね。

自分の思ったとおりにならないから、困るのでしょう。



アトピー治療は、アトピーをかかえる本人が治したいと思わないと、なかなか良くならないんです。

アトピーをかかえる本人が、心の底から治したいと思わないかぎり、周りがどんなに治してあげたいと思っても、その支えが、余計なお世話になってしまうこともあるのです。



アトピーを治してあげたい気持ちは、そのままで。

アトピー治療をささえる人は、アトピー治療をする人を、見守ってみませんか。



実は、見守るのが、一番ムズカシイんです^^;

見守っていると、もどかしく感じるときもあると思います。

つい、口を出したくなる瞬間もあると思います。

だって、誰よりも、アトピーを治してあげたいと思っているのですから。



でも、そういう気持ちとはちょっとだけ距離を置いて、アトピー治療をする人をよく見てください。

アトピー治療をする人が、アトピーを良くするために、どんなことに興味を持っているのか、じっくり観察してみてくださいませ。

アトピー治療をする人が、アトピーを良くするためにしていることを続けられるように、支えましょ。



治療のために改善するところは、急がずあわてず、アトピー治療をする人が受け入れやすいように、少しずつ変えていきましょうね。

時間はかかっても、アトピーが良くなるほうへとつながっていきますよ^^


● 絶対にアトピーが良くなりますよ!という正解は、アトピーに良いかも?と思って試したことの先にある

こんにちは、荒井佐知です。

ときどき、

「●●をしたほうがいいですか?」
「この方法でアトピーは良くなるのでしょうか?」

というメールを、いただくことがあります。



人に正解を聞きたくなるときは、不安があるときだと私は思っています。

とくに、アトピー治療は先の見通しがつきにくいですから、不安になるのも無理はありません。



不安が大きくなっているときは、方角も分からず、目の前すら見えない暗闇につつまれたトンネルの中を、手さぐりで出口に向かって歩いているようなもの。

何をどうすれば良くなるのか、自分では、なかなか見当がつかないのですね。



でね、これをすれば絶対にアトピーが良くなりますよ!という正解を、探そうとすればするほど…。

本当にほしい正解には、なかなかたどり着けないんですね^^;



絶対にアトピーが良くなりますよ!という正解を、見つけようとしているときはね。

これアトピーに良いかも?くらいのものは、スルーしてしまいがち。

これアトピーに良いかも?の中に、自分が求めている正解がある可能性が高いのに、それをスルーしていると。

正解にたどり着く難易度も、グンとあがってしまうのです。



とはいえ、これアトピーに良いかも?くらいのものを試して、失敗するのって嫌ですよね^^;

私も治療中に、漢方薬を試したものの、まったく合わなくて、アトピーがさらに悪化するという大失敗をしました。

だから、絶対にアトピーが良くなりますよ!という正解を求める気持ちも、よく分かります。



でもね、ただえさえ、しんどい治療をしているんですもの。

正解にたどり着く難易度を、わざわざあげなくてもいいと思いませんか^^

気になった方法を試す前から、絶対にアトピーが良くなりますよ!という正解じゃなきゃダメ!!だと、なんにも試せなくなってしまいます。



あ、でも、何でも手当たりしだいに、試してほしいとは思いません。

「●●をしたほうがいいですか?」
「この方法でアトピーは良くなるのでしょうか?」

そう聞きたくなるものは、これアトピーに良いかも?と気になっているものですよね。

人に正解を聞きたくなるものを、一度試してみてくださいね。



それが自分に合わなくても、合わない方法が分かったのですから、この先もう二度と同じ方法で、アトピーを悪化させることはないでしょう。

アトピーが悪化するリスクが、またひとつ減りますよね^^

絶対にアトピーが良くなりますよ!という正解は、これアトピーに良いかも?と思って試したことの先にありますよ^^


● アトピーではない人とアトピー患者、お互いの世界を大切にしつつ相手のことを理解できたらそれでいい

こんにちは、荒井佐知です。

私は大人になってからアトピーを発症しました。

アトピーではなかった人生と、アトピーをかかえている人生。

それぞれの価値観や常識がまったく違うふたつの世界を、経験しています。



今はまだ、アトピーではない人生をすごしてきた時間のほうが、長いです。

ふたつの世界を経験して分かったのですが、アトピーではない世界と、アトピー患者として生きる世界は、まったく別ものです。

分かりやすく言えば、国が違うくらい、それぞれの常識や価値観が違うのです。



シャンプーひとつとっても、アトピーではない人とアトピー患者では、選ぶ基準が違います。

私は、アトピーを発症する前までは、いい香りがする香料が入ったシャンプーを使っていました。



アトピーを発症した後は、前と同じシャンプーだと、髪を洗ったあとに首や背中がかゆくなります。

アトピーの世界では、よくあることでしょう。

しかし、アトピーではない人の世界では、そうそうあることではありません。



今は、いい香りよりも、肌に優しいかどうかがシャンプーを選ぶ基準。

生きる世界が違えば、物を選ぶ基準もガラリと変わります。



でね、アトピーではない人は、そもそも、私たちとは生きている世界が違います。

だから、私たちのことを理解できない部分があっても、仕方ないのです。



じゃあ、どうすれば、アトピー患者の世界を分かってもらえるのか?

分かってもらいにくい、理解してもらいにくいのなら、自分から、こちらの気持ちを伝えるしかありません。

それも、根気よく何回も伝えるのですね。



少し話は変わりますが…。

私ね、外国人から道をたずねられることが、まあまああるんです。

英語は話せません。

話せないけど、カタコトでほとんど単語しかしゃべっていないのに、ある程度は通じます。



私は、アトピーではない人とも、それくらいの感じで、こちらの気持ちが伝わったらいいかなと思っています。

だって、それぞれ生きている世界が違うんですもの(笑)

それに、相手に、こちらの価値観や常識を分からせようとするほど、実は少しも伝わらないんですね。



アトピーではない人と、アトピー患者の私たち。

お互いがちょうどいいところで、お互いの世界を大切にしつつ、相手のことを理解できたらいい。

それくらいが、ちょうどいい^^

私はそう思います。