<単なるムダ口「決まり文句」(その1)>



 彼とドライブに行く。道路が渋滞している。


 彼は決まってこう言う。「道が混んどるなぁ」


 彼女が決まってこう言う。「ホント、飛んでいきたいわ」


 彼は決まってこの曲をかける。


 曲のタイトルは、「コンドルは飛んでいく」



 ひとまずヨロピクピク。



商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ      →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm

<単なるムダ口「言葉のあや」(その2)>



 美人な女は、「賢いね」と言われたい。賢い女は、「美人だね」と言われたい。どちらも言われたい女は、どちらでもない。



 ひとまずヨロピクピク。



商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ       →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm

<単なるムダ口「言葉のあや」(その1)>



 「彼はだらしないが気はいい」と言えば良く聞こえるが、「彼は気はいいがだらしない」と言えば悪く聞こえる。


 なんとかいう話法だそうで、接客のマニュアルにもなっている。「このパソコンは旧型ですが性能は抜群です」「このパソコンは性能は抜群ですが旧型です」


 プラス思考を教育される。


 「彼女は性格はいいが美人じゃない」と言えば悪く聞こえるが、「彼女は美人じゃないが性格はいい」と言えば良く聞こえる。


 「彼女は美人だが性格は悪い」と言えば悪く聞こえるが、「彼女は性格は悪いが美人だ」と言っても、良くは聞こえないから不思議だ。



 ひとまずヨロピクピク。



商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ       →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm

<妙なるたわ言(21)「男心」について>



 街を歩いている。(いい女いないかなぁ)と思う。


 やきとり屋に来ている。(いい女いねぇかなぁ)と思う。


 スケベなのが男だ。



 (モロボシチャンスで無制限にならないかなぁ)と思う。会社の帰りに、パチンコ「ウルトラセブン」で大勝ちするつもりだ。


 (レース結果の載った新聞が、1日早く手に入らねぇかなぁ)と思う。待ち遠しい週末に、「有馬記念」で大穴を当てるつもりだ。


 儲けたがるのが男だ。



 明日はゴルフ。すがすがしく晴れ渡った空の下、グリーンを踏みしめ株の高騰などについて話し合い、新しいクラブを振っているのを思い描くと、うれしくて眠れない。


 あさっては魚釣り。波の打ち寄せる静かな岩場で、ワンカップ片手に上役の理解の無さなどについて語り合い、浮きの上下するさまを見つめているのを想像すると、楽しくてまんじりともしない。


 遊びたがるのが男だ。



 「あたしとナイター中継とどっちが大事なの?」と攻め寄られ、「ナイター」と答える。


 「あたしとお母様とどっちが大事なの?」と詰め寄られ、答えに詰まる。


 のらくらしているのが男だ。



 男には、子孫繁栄の本能があり、生活向上への野心がある。そして男は、おもしろいことしかやらず、いいかげんだ。



 ある日歩行者天国をブラブラしていると、すれ違ったミニスカートの女性に、彼がそっと目を走らせている。あなたは口をとがらせる。「あたしという者がありながら、どこを見てるのよ浮気者」


 「え、何を?」


 ひざ上20センチのスカートの女性を、彼は見ているようで見ていない。見ていないようで見ている。男の視線は無意識なのだ。れっきとした彼女がいながらも、目移りするのは男の習性だ。


 男心は正直だ。



 公園を散歩していると、重そうな荷物を見かねて、彼が持ってくれると言っている。あなたはやんわりと辞退する。「大丈夫、気にしないで」


 「え、何で?」


 (男に手荷物は持たせたくないわ)と女は考える。トイレットペーパーの12ロール入りも、生ゴミの袋も持ってほしくない。何はともあれかっこ悪い。男の両手は、いつもフリーで颯爽としていてほしい。いつでもすぐに戦えるように。男は外に出れば、最低7人の敵がいる。親切ごかしにデレデレしている場合じゃない。女を悪者から守ってくれなくちゃ。女のバッグを持ってくれるのは、真の男のやさしさじゃない。男のやさしさは目に見えない。後になってわかる。「男は黙ってサッポロビール」


 男心は偉大だ。



 海辺を散策していると、言い争いをしているアベックがいて、彼は笑いながら眺めている。あなたは思いあまったように伝える。「Xさんの彼女を、親友のYさんが横取りしたんですって。信じられないわ」


 「え、何が?」


 (よくあることだし、どうにもならないことだな)と男は考える。行為そのものは許しがたいとしても、そうなってしまったものはしかたがない。女性の側にも問題があるのだし、起こってしまったことは取り返しがつかない。ため息をついて忘れるか、苦笑いしてやり過ごすだけだ。こぼれた水は元へは戻せない。そこには動かぬ事実があるだけだ。つべこべ言ったところで、何ひとつ変わらないのが男にはわかっているし、じたばたしたところで、何ひとつ始まらないのを男は知っている。食い下がるべき時と引き下がるべき時があるのを、男は区別している。男は物事を、理性的に判断する。


 男心は柔軟だ。



 一日の終わりに、あなたは改めて彼に訊ねる。「あたしの中でどこが好き?」


 「え、何?」


 戸惑いながらも彼は答えてくれる。「足」 「いや全部かな」


 背中がムズムズしてきそうだ。あなたはもうひとつ彼に訊ねる。「自分の中ではどこが好き?」


 彼は即答する。「目」 「それに足だな」


 あなたはもっともだとうなずく。(きれいな二重まぶたに長いまつ毛。大きくてパッチリした澄んだ瞳)(それに足もほどよく長いわ)


 彼はつけ加える。


 「何しろ右目も左目も、いまだに1.5だからね」


 彼は視力のことを言っていた。「それに100メートル12秒フラットで走れるよ」


 男は見た目を第一主義としない。男は身体機能と運動能力を優先する。男は頭がいい上に健全で、ケンカが強くなきゃだめだ。「腕白でもいい。たくましく育ってほしい」丸大ハム。


 男心は冷静だ。



 限りないロマンに、果てしない美学。男の世界に、女は立ち入れない。ダンディーに該当する女への賛辞はない。あえて言うなら、ヒステリーか。


 ハンサムに相当する女の形容もない。伊達な男社会に入り込むなら、女は変わらなくちゃいけない。と自分に言い聞かせる。


 男は一国一城の主であり、一家の大黒柱だ。なのにその職業は、「旅人」だ。


 ルー大柴もそう言っていた。


 男心は深遠だ。



 ではおしまいに、本日の一句。


 「傾城(けいせい)は ハンサム以上の褒め言葉 時に女も 城を傾け」 女も侮ったもんじゃない。「女こども」とひとくくりにされるが、「男こども」だってかわいいもんだ。男と女は、持ちつ持たれつ。


 「傾城」は「傾国」とも言い、国をも傾けさせるほどの美人。


 次回もヨロピクピク。



商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp  


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ       →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm


<妙なるたわ言(20)「アダルトとフェチ」について>



 タイトルからエロティックな内容をご想像された方々へのご期待には、残念ながら添えない。もっとユニバーサルに迫りたいと思う。どこがじゃ。


 このところ、「タブー」「アダルト」「フェチ」などと、妙に色っぽい話題がつづくが、筆者の実直で純真な人柄から、どうにも品格のある一文となってしまう点を、どうかお許し願いたい。どこがじゃ。



 「どうせベンツに乗るなら、S500じゃなきゃ意味がないわ」


 豪語するS子さんは、事実高級車を乗りまわしている。


 そんな彼女が、ある日ドバイへの旅行を思い立った。


 「ドバイへ行くなら、このホテルじゃなきゃ意味がないらしいわ」


 あいにくその一流ホテルの予約がいっぱいだったため、あっさり彼女はドバイへの旅を断念した。


 一見鼻持ちならない感じだが、こういう考え方は大事で、ある意味正しい。中途半端が性に合わない彼女は、日頃の努力を怠らない。積極的でバイタイリティーあふれる、攻めの姿勢だ。


 大人の女は、ある程度の見栄は張るべきだ。



 「ニューヨークで泊まったホテルが、麻薬中毒患者の巣くつで、刺激があっておもしろかったわ」


 回想するM子さんは、見るからに自慢げだった。


 「格安の予算で、すごくトクしちゃったわ」


 一見旅慣れた感じだが、こういう考え方は危険きわまりなく、旅の情緒とは言いがたい。徹底して出費を抑えるのが信条の彼女は、日頃の倹約を怠らない。消極的で味気ない、守りの姿勢だ。


 大人の女は、ある種の意地は持つべきだ。


 大人は、危険を察知して避けるべきだ。



 年齢がいっている方が掛け金の安い保険は、自動車保険ぐらいだろう。通常30歳を過ぎた人は、無茶な運転はしないと見なされている。


 君子は、危うきには近寄らない。


 もみじマークの君子の保険料は、どうなっているのだろうか?



 聖人君子も、成人向け映画は観ることだろう。いったい「アダルト」は、いつからえげつない意味合いに貶められたのか。成熟した女としては、嘆かわしい限りである。



 「フェチ」なる言葉も横行している。「フェティシズム」の略で、もとは石や木などを神聖化し、崇拝すること、と辞書にはある。呪物的な崇拝。または異性の身につけているものや髪の毛に、性的欲求と快感を求める。


 つつましく、「マニア」でいいじゃない。



 「アリー マイ ラブ」という、海外ドラマがある。登場人物の弁護士のひとりが、「たるみフェチ」だ。女性のあごのたるみや、二の腕のたるみに弱い。ほら、「マニアック」じゃない。


 「おっぱいフェチ」は、言うに及ばない。男なら誰でもそうだからだ。先天性かつ後天的、「バストフェチ」の男たち。自分たちにはないものへの憧れ。こういうのは、「ノーマル」と言う。女だって、おっぱいは大好きだ。


 赤ちゃんの頃、誰でも一度はお世話になる、命の元。誰でも一度は口にする、命の糧。すべてはそこから始まる、最初のコミュニケーション。


 男と女のヌードがあれば、まず女の方を見る。なぜなら率直に、美しいからだ。胸がわざわざ出っ張っているのが不思議だ。やたらと柔らかいのも不思議だ。おちちの三重の○(まる)から成る形状も、感性に訴える。比類なきアートかな。


 化粧品や香水のボトルには、男女の体の一部がデザインされていることが多く、潜在意識を喚起するのか、よく売れるという。サブリミナルによる効果だろうか。いずれにしろオッパイは、みんなの人気の的だ。


 たしか映画の「ダーティーダンシング」では、「胸は揺らすためにあるのよ」とか言っていた。揺れるほど大きいとは限らない悲哀がある。



 昨今は、「眼鏡フェチ」の女性が増えているらしい。聞いた範囲では、「無条件にカッコいいから」、「インテリっぽいから」だそうだ。


 眼鏡をかけているだけで、賢そうに見える。それだけで切れる男みたいな、無責任な錯覚を与える。すぐにキレるのとは、また別の話だ。勉強をし過ぎたあげくに、視力を犠牲にしてしまったのだと印象づける。眼鏡の件だけに、実情は度外視だ。単なる老眼というのもある。とにかく眼鏡の奥の目がキラリとでも光れば、気を失いそうになるという。そんなものだろうか。


 「巨人の星」の左門豊作が、ろうそくの灯りで勉強したために、黒ぶち眼鏡を使用するに至った経緯もある。彼の目がキラリと光っても、失神するだろうか。やはり何事においても、個人差は大きい。テレビアニメでは、しょっちゅう光っていた。というよりは、炎に燃えていた。今日(こんにち)の少女漫画に、眼鏡をかけたキャラクターが多いのは、今時の女性心理が反映されている。


 眼鏡をはずした時の、表情の変化の意外性。別人を思わせる新鮮さ。いつの間にやら、自分の意見になっている。



 男性諸君。モテたいのなら、ただちに眼鏡屋さんへ走るべきだ。すでにかけているなら、すまないがあきらめてくれ。



 ではおしまいに、本日の一句。


 「アダルトは ビデオにかかる 枕詞じゃなし」 返句。 「フェティシズム アブノーマルとは いい仲か」


 次回もヨロピクピク。



商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp  


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ       →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm


<妙なるたわ言(19)「タブー」について>



 「タブー」と聞いて、カトちゃんの「ちょっとだけよ」を思い出す人は、おそらく同世代だと思う。握手でも交わしたいところだ。あの妖しげな踊りのバックに流れる、ムーディーな曲のタイトルが、「タブー」だ。


 「タブー」と聞いて、「タブーって10回言ってみて」と持ちかけ、「ほーら、ブタブタに聞こえる」と悦ぶ人は、もうちょっと若い世代だと思う。そんな人は、まずいないだろう。


 「手袋の反対はなーんだ?」と訊かれ、「ろくぶて」と答えて6回ぶたれるヤツは、当節もっと激減するだろう。


 いきなり話が脱線した。元に戻そう。



 「タブー」と聞けば「禁断」で、どうしても艶っぽいイメージがつきまとう。「あんたも好きねぇ」


 「禁断」といえば、「踏み越えてはならぬ道、踏み込んではならぬ道」。この道はいつか来た道。「ああそうだよ アカシアの花が咲いてる」


 アカシアの赤い花なら罪はないが、りんごの赤い実なら罪悪だ。人類創成の期、「禁断の果実」を食べたアダムとイヴから、現在のわたしたちがある。と、一説には言われている。



 病院に、「死」を連想させる4号室はない。「苦」に通じる9号室もない。現実的科学の場でも、厳然と「タブー」は現存する。


 それなら13号室はどうだろう?わたしはこの番号の部屋に、お見舞いに行った経験がある。仏教徒の日本人には、なんら無縁な数字らしい。ところがキリスト教系の病院では、たしかにこの部屋番号は見当たらない。


 「13」が不吉とされるのは、キリストを裏切ったユダが、13番目の弟子だったからだ。「13日の金曜日」が縁起が悪いとされるのは、キリストが処刑された日が、金曜日だったからだ。別にジェイソンが出没するからじゃない。わたしは13日の金曜日に、かえっていつもいいことがある。


 お見舞いやお香典をもらいっぱなしで、快気祝いや志をお返ししないと、忌わしさは消え去らないという。「禁忌」というよりは、「礼儀」といえる。



 仏滅に結婚式を挙げる人は、案外多いのではないか。ある女性は、「安くて空(す)いてて良かったよぉ」と朗らかに語る。彼女はどんな体裁も、ノリではね返してしまうような人で、その後も順調に暮らしている。大いに見習いたい。


 ジューンブライドとはいうが、日本には梅雨があり、必ずしもありがたい時候とはいえない。ジューンブライドとはいっても、日本の風土には不向きであり、考えようによってはタブーといえる。


 大安吉日に買った宝くじが、当たったためしはない。仏滅でも同じだが、わたしは仏滅の日に、いつもかえっていいことがある。



 黒猫が目の前を横切っても関係ない。寒い夜は平気で靴下を履いて寝る。枕はどっちの方角を向いているのだろう?この時代、出がけにゲタの鼻緒が切れる心配はない。めったにスニーカーは履かないから、靴紐が切れる不安もない。ただ夕方に口笛を吹くと、ヘビが出るとは信じている。夜にうるさい音を立てると、近所迷惑だからだ。ごはんをまたいでもいけない。食べ物を粗末に扱うと、バチがあたるからだ。これらはどちらかといえば、「迷信」や「言い伝え」、「教訓」の類といえる。


 さすがのわたしでも、いくら安くて空いてるからって、友引に葬儀を行おうとは思わない。葬儀屋さんが反対するだろう。誰かを道連れにされても困る。村八分の残り二分は、「火事」と「葬式」だ。火消しと埋葬だけは、村人たちも協力を惜しまない。死にまつわる儀式はさておき、死は何にも増して神聖で、敬虔なのだ。



 風水の名目は、厄を避けて逆手に取ることにある。


 坊さんが教えてくれた。「南に池を作ってはいけません」


 池や浄化槽の設置は、場所によっては健康上の影響を招くのかもしれない。所によっては、カビや悪臭やばい菌の原因になる。それなら納得がいく。


 占い師が見立ててくれた。「ここからそこへ引っ越すには、途中どこかを経由しなさい。さもないと、自分の胸に刃物を突き立てるようなものだ」


 ほんまかいな?念願の一戸建てなのに。でも聞いてしまえば、なんとなく気味が悪い。実際に、一度別な土地に住んだ人がいる。「知らぬが仏」か。知らなかったらどうなるのか?「死んで仏」か。どなたか命がけで、こんなタブーを打ち破ってくれる勇者はいないものか?そうすりゃ得心がいく。自分でやらんかい!



 家の中の西の方角に黄色い小物を置くと、金運が舞い込むという。知人は西側の窓に、思いっきり黄色いカーテンを掛けている。これといって給料が大幅にベースアップする兆しもないらしい。何しろ小物が前提だ。カーテンじゃ大物過ぎる。ご利益(りやく)は控えめに。ご利用は計画的に。サラ金かい!


 犬の置物を玄関に飾ると、家内にもめ事が絶えないそうだ。今年が戌年なこともあり、わが家ではごていねいにも、2つ飾ってある。格別どうってこともない。家族仲よしこよしだ。でも聞いてしまえば、なんとなく気になる。ついどかさざるを得ない。


 開運の相に従って、決められた日時に、いっせいに家具の配置変えをする人がいる。別段どうってこともない。そんな家庭に限って、夫婦げんかが絶えない。



 長い時間をかけ、絶対的信頼感で結ばれた間柄に、「タブー」の入り込む余地はない。「禁句」も存在しない。何を言っても悪気はなく、すべては相手のためを思ってのことだからだ。そうなりゃ快適だ。



 「タブー」とは、マイナスに考えれば忌み嫌われる行いで、プラスに考えれば人間関係を円滑に運ぶ、戒めなのである。


 知った風なことを言っちまったなぁ。



 ではおしまいに、本日の一句。


 「2万円 結婚祝いにゃ非常識 1万円か3万か」 悩むところだ。


 次回もヨロピクピク。



商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp  


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ       →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm


<妙なるたわ言(18)「スマートさ」について>



 彼女はルンルンしていた。


 今日は待ちに待ったデートだ。胸が弾んでよく眠れなかったけど、鏡の中の顔は、生き生きと輝いている。


 彼女は身じたくの時間を、いつもより2時間多くとっていた。(まずゆっくりお風呂に入ろう)


 何がどうだというわけでもなく、念入りにボディを磨く。ていねいにムダ毛の処理をし、いつになく泥パックまでやってみる。髪はコンディショナーの次に、トリートメントもした。


 入浴後も、スキンケアに余念がない。化粧水、保湿液、美白エッセンス。その上今朝は、美容液マスクをつけたあと、コラーゲンジェルとヒアルロン酸クリームを追加した。体中にもローションをすり込む。(これでいいわ)



 服装は決まっている。何日も前から計画済みだ。


 何がどうしたというわけでもなく、勝負下着を身につける。「備えあれば憂いなし」。男性社員が、「いやぁ男は下着なんかほとんど見てないなぁ。何色だったかも覚えてないよ。ただワイヤーとパット入りはいただけないなぁ。手触りと質感重視のレースに限るよ」


 そう言っていたのを、ぼんやりと思い出していた。


 姿見を覗けば、そのとおりの下着姿だ。上下の色もお揃いだ。今日の服装の色合いともバッチリだ。決して外からは見えないが、要は気分の問題だ。



 丹念にドライヤーをかけ、何度もヘアクリームをつける。それでも毛先のパサつきが気になり、さらにワックスを塗ってからセットする。(これでよし)


 顔にカラーベースをつけ、ファンデーションを塗る。試しにピンク系のチークにしてみたが、気に入らないのでファンデーションを上塗りし、いつものレッド系に戻した。小顔に見えるのと顔立ちにメリハリをつけるため、ハイライトとシャドウをほどこす。マスカラがうまくいかず、くり返し重ね塗りするうちに、どんどんパンダになっていった。取り返しがつかなくなり、再び洗顔する。髪が濡れ、セットが乱れた。以上の作業を、再び一からやり直す。


 でも時間にはまだまだ余裕がある。マニキュアはきのうの夜に、1時間半かけて塗ってある。



 アクセサリーをひとつひとつ慎重に選んでつけ、最後の仕上げに香水を振る。ひととおり終わってみれば、けっこうギリギリの時間だった。


 全身の最終チェックをする。(こんなもんでしょ)



 出がけにすませようとしたトイレのドアノブに指をぶつけ、マニキュアが一ヶ所剥がれた。たちまち気が滅入り、憂鬱になる。だけど今から修正しているひまはない。


 玄関のドアを開けて外へ出てみると、予報では言っていなかった雨が、パラパラと降り出している。これじゃスウェードの靴は履いていけない。(わざわざ今日のために買ったのに)


 彼女はエナメルの靴に変えようかと思う。でもそれじゃ、洋服の材質とマッチしない。何もかも台無しだ。(洋服を替えるか、靴を変えるか?)


 究極の選択だ。彼女は悩み、顔をしかめる。そんな時、どこからともなく歌が聴こえてくる。


 「着てゆく服がまだ決まらない いらだたしさに唇かんで 私ほんのり涙ぐむ」


 南こうせつの「夢一夜(ひとよ)」だ。


 彼女は新品のスウェードの靴を、雨の犠牲にすることにした。


 今度は適当な柄のカサがない。アンブレラのおかげで、全体のイメージがアンバランスになる。彼女は困り、眉間にしわを寄せる。押入れのどこかに、素敵な折りたたみ式のカサがあることはある。だけど今さら探しているひまはない。彼女は水玉模様のカサで、しぶしぶ妥協することにした。



 いよいよ時間は差し迫っている。これじゃもう、駅まで歩いている猶予はない。彼女は自転車で行くことにした。


 自転車をこぎ出そうとした瞬間、ペダルにひっかっかた網タイツの一部が伝線した。泣きっ面にハチだ。どこからともなく歌が聴こえてくる。


 「貴方に逢う日のときめきは あこがれよりも苦しみめいて ああ夢一夜」


 彼女はしだいに強くなる雨足の中を自転車に乗り、冴えないカサをさしながらヘアスタイルを気にしている。ヘアクリームのつけ過ぎと湿気のせいで、髪はげんなりと頬に張りついてくる。踏んだり蹴ったりだ。雨の匂いに混じり、むなしく香水が水脈(みお)を引く。歌のつづきが聴こえる。


 「一夜限りに咲く花のよう 匂い立つ」



 仮に上記のような過程が、万事うまく運んだとする。


 彼の目に映る彼女は、イヤリングにネックレスにブレスレットに3つのリング。髪には大きめのリボン。ラメ入りのマニキュア。小ぶりの目には似つかわしくない、鬱蒼としたまつ毛。ゴミの侵入を防ぐためのまつ毛は、目の大きい人には長く濃く必要だが、逆のタイプの人には物理的にあり得ない。従って不自然になる。


 ほっぺたのチークが濃くて、「おてもやん」みたいだ。それでいて、強いハイライトとシャドウのおかけで表情に陰影ができ、やつれた印象を与える。総合的に赤と白を基調にしたファッションで、さわやかなカラーコーディネートなのはいいが、こだわり過ぎてサンタクロースに見える。香水がきつく、ワインの味がわからない。


 つき合いの長い彼なら、正直に言ってくれる。「ちょっとがんばり過ぎじゃないか?」


 初めてつきあう彼なら、何も言ってくれない。(ちょっとやり過ぎじゃないか?)


 最初で最後のデートになる。彼は思う。(彼女はスリムだが、スマートじゃないな)


 どこからともなく歌が聴こえてくる。


 「貴方に逢う日のときめきは 喜びよりもせつなさばかり ああ夢一夜」


 彼女はパスタのトマトソースの滲んだ唇を紙ナプキンで拭い、ひとり帰るためにむなしく口紅を塗る。歌のつづきが聴こえる。


 「一夜限りと言いきかせては 紅をひく」



 彼女は夢のような一夜のために、日頃から食べたいものも我慢し、ひたすらダイエットに励んできた。「スリム」と「スマート」とは、同義語ではないと彼女が気づくまでに、いったいいくつの恋のチャンスを失ったことだろう。どこからともなく歌が聴こえてくる。


 「貴方を愛したはかなさで わたしはひとつ大人になった ああ夢一夜」


 彼女は自分には、「さりげなさ」が欠けていると感じた。もうこんなことはやめようと思った。歌のつづきが聴こえる。


 「一夜限りで醒めてく夢に 身をまかす」



 いつもいつも食べ残していた彼女が、きれいさっぱり平らげるようになった。それにヨレヨレのTシャツにボロボロのジーンズスタイルで、ほとんどノーメイクに近い。彼女は変わった。彼はそんな彼女を、健康的でナチュラルで可愛いと思った。ある時彼は真顔で言った。


 「おまえデブデブに太ってもいいぞ。それはそれでけっこういいんじゃないか」


 彼女はそんな彼の言葉に、この上ない愛情を感じた。これ以上の認容の言葉はないと思った。(本当は太った女は苦手なはずなのに)


 彼女は彼のひと言の、「何げなさ」に幸せを感じた。スリムもスマートもデブも、なんだってござれだわと思った。



 わたしはあたふたしていた。


 今日は待ちに待ったデートだ。昨夜はたらふく食べてがんがん飲み、カラオケで歌いまくってくたびれ、お風呂も入らずに寝たのだ。これからシャワーを浴びたんじゃ間に合わない。


 わたしはそのまま出かけることにした。多少気持ちは悪いけど、1日や2日お風呂に入らないからって、命にかかわるもんでもない。それに彼に逢えば、すぐにそんなことは忘れる。


 お風呂に3日入らないからって、3回立てつづけに入るわけじゃない。1週間入らなかろうが、1回入ればチャラになる。


 わたしはそんな自分を、「融通がきく」と思っている。



 デートの日の朝は、いつもの時間に起きよう。装いは、できる限り自然体がいい。多少の気負いも楽しいが、いつもと違う自分らしくない恰好やお化粧をすると、裏目に出てろくなことがない。必要以上に時間をかけてもいけない。


 おしゃれはすべてをバシッとキメるより、どこかしら抜けている方が垢抜けている。またはどこかワンポイントぴりっとしている方が、より粋に見える。無理して背伸びをすると、意外とすぐにバレる。いつからわたしは、デートコーディネーターになったのだろう。



 何事につけ、「スマートさ」はポリシーのひとつだ。



 ではおしまいに、本日の一句。


 「垢抜けた 彼はそのくせ 風呂嫌い」


 次回もヨロピクピク。



商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp  


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ       →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm


<妙なるたわ言(17)「言いわけ」について>



 寝坊した。会社を休みたいと思う。


 電話をして、何か言いわけをしなくちゃならない。考えあぐねた末、沈んだ声で伝える。


 「おなかが痛いので休みます」


 「お大事に」と言われれば、もうこっちのもんだ。生理痛と解釈してもらえれば、なおありがたい。女は便利だ。


 人の言いわけも参考にしたい。思うに近年、特に目立つ流行がある。主に男性の場合、口をそろえたように告げる。


 「家内が風邪をひいたので休みます」


 どうして自分の風邪じゃいけないのだろう?マンネリ過ぎるのだろうか。翌日元気に出勤したら、バツが悪いからだろう。男は不便だ。


 一流企業の社員ほどこの傾向が強く、奥さん思いの人が多いのかもしれない。日本の男性諸氏も、ずいぶんとやさしくなった。



 嫌になった。会社を辞めたいと思う。


 もっともらしい言いわけを、何かしなくちゃならない。たいして深くも考えず、なぜか弾んだ声で伝える。


 「母が入院したので辞めます」


 相手が絶句したってかまわない。なにせ今日限りでおさらばだ。


 この言いわけは、実際に何度使ったことか。たとえ見え見えのバレバレでも、絶対的に言いわけが必要な時がある。


 無断欠勤されるよりは、「おなかが痛いそうです」と同僚も上司に報告しやすい。どんなに使い古されたウソだとわかっていても、無言で明日から来なくなるよりは、「母が入院した」と聞けばあきらめがつく。


 向こうも自分を納得させる材料がほしい。その場はそれで、一応おさまりがつく。こういう言いわけは、「理由」とか「言い逃れ」とか言う。



 小学6年の時。学校からドッジボールのボールを借り、友だちと家の近くの広場で遊んだ。勢い余ったボールが道路へ飛び出し、たまたま通りかかったトラックに轢かれ、恐ろしい音を立てて破裂した。トラックは何事もなかったように走り去った。


 驚愕した友だちのひとりが、その瞬間鼻血を出したことを、わたしは今でも忘れられない。小学生にとっては、それほどショッキングな事件だった。ボールを投げたのはわたしだった。



 次の日先生に言いわけをしなければならず、わたしはくどくどと説明を始めた。先生はそんなわたしをさえぎり、「そんなことはどうでもいい。結論はどうなんだ?」 「ボールがトラックに轢かれてパンクしました」 「そうか」 なんのお咎めもなしだった。


 潔くない自分を恥ずかしいと思った。今後こういう態度はよそうと思った。大切なのは言いわけじゃなく、まず結論なのだ。こういう言いわけは、「弁解」とか「申し開き」とか言う。



 高校1年の時。休み時間にトランプで負け、悔しまぎれに「クソォ」などと叫びながら、廊下の窓ガラスをこぶしで軽く叩いた。パリンと小気味いい音を立て、ものの見事に砕け散った。打ちどころが悪かったとしか思えない。


 仰天した友人たちが、その直後ゲラゲラ笑い出したのを、わたしは今でも憶えている。箸が転げても可笑しい女子高生にとっては、それほどあっけにとられるハプニングだった。


 次の授業の先生に言いわけをせねばならず、小学校時代に学習していたわたしは、まず結論から述べた。「ふざけて軽く叩いたところ、どういうわけか割れました」 「ほんとにそれだけか?」 「はいそうです」 古文の先生は苦笑した。「いいから破片を片づけろ」 器物破損で弁償するはめになった。5千円也。


 高校生に5千円は痛かった。今後こういうバカなまねは、二度とすまいと思った。授業が少しつぶれたことで、みんなからは感謝された。こういう言いわけは、「釈明」とか「事情」とか言う。


 ことが起きてしまったら、肝心なのはその後の解決策だ。5千円が妥当な解決案かどうかは別にしても、失敗を最低限に抑えるよう、努力しなくちゃいけない。それにより、凶が吉に転ずることだってある。



 話はそれるが、犬や猫などのペットを車ではねてしまうと、やはり器物破損になる。人身事故にはならないが、家族同然に扱われている例が多いため、相場がつけにくくやっかいだ。


 もう一度話はそれるが、前述の古文の先生は、顔立ちがジャック・ニコルソンに似ているため、「シャイニング」と呼ばれていた。小柄ながらも厳格だった地理の先生は、動作がカクカクと規則正しいことから、操り人形の「サンダーバード」に因み、「バード」と呼ばれていた。しかしご本人も他の先生方も、「小鳥」と勘違いされていたようだ。そんなに可愛いもんかい。


 保健の授業でチック症を知ったばかりの生徒たちは、政経の先生を「チック」と呼んでいた。いつまでたっても静かにならない悪ガキたちに腹を立てると、頬がピクピクと引きつるからだ。まったく生徒たちというのは、血も涙もない。



 会社の上司が言う。「たとえば遅刻してそこにいなければ、どんなに有能な人間でも、なんの役にも立たない。どんなに使えない人間でも、そこにいさえすれば、”ハサミを取ってくれ”と言えば、それを取って渡すことができる。人はそこにいることが肝心だ。必ず何かの役に立つ」


 返す言葉もない。飲み過ぎて明日の朝はまともに起きれそうもないから、遅刻の言いわけを用意しておこうとか、期末試験はいい成績がとれそうもないから、前もって言いわけを準備しておこうとか、寝ないで考えているひまがあったら、ちゃんと起きて一生懸命労働し、無我夢中で勉強しよう。


 とはいうものの、「言うは易し、行うは難し」だ。こういう言いわけは、純粋に「言いわけ」と言う。



 映画「プラトーン」の中に、こんなセリフがある。「言いわけはケツの穴と同じだ」


 「誰にでもひとつはある」



 ではおしまいに、本日の一句。


 「言いわけも 嘘も時には方便も 言いわけばかりで いいわけない」


 次回もヨロピクピク。



商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp  


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ       →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm


<妙なるたわ言(16)「音楽」について(その2)>



 「あなたにとっての日本の歌はなんですか?」


 そんなアンケート調査があった。


 大多数が「さくら」と答える中、ある男性著名人が、研ナオコの歌う「夏をあきらめて」と答えていた。


 文化人とか有識者とか呼ばれる人は、さすがに冴えたことを言うなと思った。有権者になら、20歳を過ぎれば誰でもなれる。


 オリジナルのサザンオールスターズのではなく、「研ナオコの」というところが唸らせる。そこはかとなく同感できる。愁いのあるメロディーに気だるいような歌い方は、心に染みる。


 もうひとつこの歌に惹かれる大きな理由は、歌われている詩の情景が、ありありと目に浮かぶからだ。あたかも自分がそこにいるかのように、まざまざと情況が脳裏に映る。なおかつ歌詞に、物語性がある。そんな歌が好きだ。


 波音と潮騒が聴こえ、胸元が揺れてしずくが砂に舞うのが見え、雨の渚をガラス越しに背中で感じる。熱めのお茶がのどを通り過ぎていく安らぎを覚え、意味深なシャワーにドキドキとする。日常江ノ島は、本当にぼんやりと寝ている。


 これが日本の歌、あるいは青春の夢なのだ。



 詩の味わいを言うなら、演歌に尽きるのではないか。


 「津軽海峡冬景色の、2番の歌詞が最も美しい。これこそ演歌の中の演歌だ」と、作家の椎名誠氏が何かに書いていた。またも同感だ。北海の風情と女心が、ひしひしと胸をしめつける。


 これぞ日本の歌、もしくは日本の心なのだ。



 うんと若い頃は、ご多聞にもれず演歌を否定していた。演歌が好きな大人になれたことを、本当によかったと思っている。


 都はるみに八代亜紀、五木ひろしやさぶちゃんは、やっぱり歌が上手いのだ。こういう人たちの歌声は、いくつになっても変わらない。プロフェッショナルである。


 詩心と旋律と歌声の三位一体が、名曲たるゆえんだ。声高に述べるには、あまりに口はばったい。



 ロバータ・フラックの「Killing me softly with his song」は、聴けば誰もが知っている名曲で、コーヒーのCMでもお馴じみだ。邦題は「やさしく歌って」だが、直訳すれば「彼の歌でやさしくわたしをころして」となる。「softly」というあたりが、ハードにシビれる。「やさしくいかせて」でも素敵だが、別な意味に取られがちなので、「やさしく死なせて」くらいにとどめよう。わたし風に訳すなら、シンプルに「歌ってころして」としたい。タイトルだけで悩殺されそうだ。そうして死ねるのなら、わたしは本望だ。


 外国語の歌詞は、ひとつの音符にワンワードを入れられる。日本語で「愛」と歌いたい時には音符がふたつ必要だが、英語ならひとつの音符に、「ラブ」とはめ込める。そのため複雑な詩が作りやすく、ストーリー性を持たせやすい。


 外国の歌を翻訳してラブレターにすれば、どんな美男美女でもなびくかもしれない。感覚の相違もあって、単純なことを言っているようで奥行きがあり、男心に響く。当たり前のことを言っているようで洗練されており、女心をくすぐる。


 マドンナの「CRAZY FOR YOU」を、「イカれた君のために」だと思い込んでいた。浅はかである。イカれているのはMEだ。この場合の「FOR」は、「~のために」ではなく、「~を求める」の意。「あなたを求めて狂いそう」 「あなたに夢中」 「君に首ったけ」


 洋楽を音として聴くなら、豊富に韻を踏むのが美しく、耳に快い。



 イタリアのカンツォーネは、日本でいう歌謡曲だ。「帰れソルレントへ」は、音楽の授業で習うほどの秀作だが、地方に伝わる伝承歌でもなければ民謡でもなく、あくまで歌謡曲なのだ。少女時代の一時期に教わった何げない一曲を、一語一句忘れずに記憶しているのはなぜだろう。大人時代の今じゃリアルなメランコリーとして、ハートに迫る。



 やるせない日々は、音楽によって救われている。



 ではおしまいに、本日の一句。


 「カナリヤが 歌を忘れちゃ かなりヤバイ」


 次回もヨロピクピク。



★商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp  


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ       →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm


<妙なるたわ言(15)「音楽」について(その1)>



 その昔、広告代理店の面接で、こう質問された。「好きなアーチストは?」


 話の流れから、画家や彫刻家ではなく、音楽家を指していた。いったいいつから、歌手をアーチストと称するようになったのだろう。


 「これといっていません」とわたしは答えた。これといってぶっきらぼうに答えたつもりもない。だが相手は、訝しげな目をした。共同経営者の片方だという面接官は、こう断定した。


 「それってちょっとおかしいんじゃないの?好きな歌手がひとりもいないなんて、あなた少し変だよね」


 わたしは、「ひとりもいない」とは言っていない。「これといっていない」と言ったのだ。


 「あのお宅じゃあ、お茶も出さない」と言えばすむものを、「あのお宅じゃあ、お茶のひとつも出さない」と言うのと同じくらい、よけいなひと言だ。女性週刊誌の三面記事的下世話な言い換え、および下品な言い回しである。曲解はするもんじゃない。



 わたしは、クラシックを含めたあらゆるジャンルにおいて、たしかに特別好きなアーチストは挙げられない。あえてひねり出すなら別だが、物知り顔で語れるほど、誰かに精通している自信がない。その代わりに、(いい曲だな)(いい歌だな)と思えば、誰のどんな歌曲でも偏見なく聴く。


 それなのに、音楽に関心がない女は不感症だと言わんばかりに、頭から決めつけてかかるのには頭にくる。あんたに何がわかる。説明するのもアホくさくなり、めずらしく黙っていた。


 「ムカつく」なんて強烈な言葉が、思わず口から飛び出してしまうほどムカつく出来事など、日常めったにあるわけはなく、「ムカつく」という表現そのものがムカつくのだが、あるいはこんなケースを、ムカつくと言えばいいのだろうか。


 みんな誰かしらのファンなのだろう。ただごひいきのアーチストにだって、不作や駄作はあるはずだ。ファンとしては、全ての作品を極め、全部を肯定したい気持ちは理解できる。だからといって、黒を白とは認められない。曲解はできるもんじゃない。曲を理解するならともかく。


 そのためひとりふたりに執着することなく、広く浅く、いいとこ取りに徹している。


 もっぱらメジャーなヒット曲しか知らないミーハーなわたしは、ある意味マイナーである。しからばこの草稿を、「マイノリティ リポート」と呼ぼう。ご存知、トム・クルーズの主演映画のタイトルだ。



 アルバムを買っても、結局気に入ったナンバーばかりをくり返し聴いてしまい、他がムダになる。わたしが自分好みに編集したMDは、サザンの次に美空ひばりが登場し、永ちゃんの熱唱後はイーグルスに変わり、ジプシー・キングスの切々としたギターの音色の後井上陽水の甘い歌声が流れ、最後はモーツァルトで華々しくしめくくられるのだ。紅白歌合戦のプログラムの方が、はるかにバランスがとれている。


 ハンパでプライドがなく、ナンセンスでみっともない邪道な音楽意識と、後ろ指をさされるだろうか?


 「音楽」は音を楽しみ、「楽曲」は曲を楽しみ、その時々のシーンに彩りを添えられればいいんじゃねぇの?と、長井秀和風にぼやいてみる。



 ところで面接が原因で不採用だったかといえば、あっさり採用された。帰りしな、今後は職場仲間となるであろう、長い爪に真っ黒いマニキュアを塗ったおねぇちゃんに、「お仕事は忙しいですか?」と訊ねたところ、「まともに帰れるとは思わない方がいいよ」と、苦渋の表情で応えてくれた。


 仕事がおもしろいなら、それは構わないと思った。



 ところが翌日からの広告代理店勤めは、初日にして千秋楽となった。


 共同経営者のもう一方が、なんとホモだった。得意先回りに同行したわたしは、一日中あてられっぱなしだった。


 相思相愛らしい若い営業マンと、所かまわずちちくり合う。この場合の所かまわずとは、体の局所ではなく、幸い路上や公園など、公の場所のことだ。つっつき合い、触り合い、じゃれ合ったりするのをずっと見せつけられた。新しく入ったわたしなんか、まったく目に入っていない。それでいて、2人ともクライアントの前では男らしくシャキッとするものだから、まったくもって着いていけない。


 たった一日で辞めた決定的な理由がある。


 お客様第一主義とかで、何時になってもお昼を食べない。たまりかねて切り出せば、彼らはキョトンとした。そして(そんな風習もあったかな?)みたいな顔で、「じゃあ食べようか」と言った。妬けるほど仲むつまじいお2人さんは、それだけでおなかがいっぱいなのかもしれない。たしかに熱愛ぶりだけは、ゲップが出るほど堪能させてもらった。



 この際ホモセクシャルなのはまぁいい。断定的な面接官もどうでもいい。本当に仕事が楽しければ、深夜まで働くのも厭わない。


 だけどお昼ごはんをちゃんと食べないような会社は、何をやってもダメだ。


 かくいうわたしも、断定的なのには違いない。



 ではおしまいに、本日の一句。


 「生物に その種は無限にありけれど 音楽解すは ホモサピエンスのみ」


 次回もヨロピクピク。



商品の詳細は、トップページをご覧ください。



『ご注文・お問い合わせは、お電話・ファックス・メールにて』


●販売代理店を募集しています


株式会社 フェローズ

TEL.   03-3529-5116

FAX.   03-5530-2703

E-mail  fellows@gray.plala.or.jp  


・送料はいずれの商品も、1袋の場合:200円、2袋の場合:300円、3袋以上:一律400円。

・商品のお届けは、ご注文日より5日以内。

・お支払いは郵便局か銀行で。振替用紙を同封させていただきます。



『ネット上でのご購入をご希望の場合』


☆ダイエットハーブティー  →  http://www.right-net.co.jp/harb/index.html


☆ナチュラルヘナ       →  http://www.right-net.co.jp/henna/index.htm