「スーパーエナメルでない」

「ルミネアーズでない」治療と

「スーパーエナメル」 

「ルミネアーズ」の治療って

どう違うの????

 

今回はこの疑問にお応えしたいと思います。
*********************


歯をできるだけ削らないで

極薄のセラミックを歯の表面にペタリと貼り付けて

長年の歯の悩みを一気に激減できる審美治療法に

スーパーエナメルルミネアーズがあるのは

皆さんもうよくご存知ですよね?

当院には、ルミネアーズの認定歯科医であり

スーパーエナメルの特許取得者が在籍していますから

どちらの治療法にも詳しいですし、

実際にどちらの治療法もご提供できます。

 

ところが、東京のとある歯科医院では、

「スーパーエナメルではない」「ルミネアーズではない」という検索ワード

ネット検索にひっかけるようにしてフィッシングしている?ような歯科医院があります。

とりあえず、今回は

そういう意味不明の相乗り歯科医院と

実際にやり取りしてみた内容を

書いてみたいと思います。

 

*********************

 

ルミネアーズ

世界に審美歯科材料を提供している
世界企業のDEN-MAT社が提供している

歯を削らない審美歯科治療法です。

これを勉強して実際に患者さんに治療提供するためには

海外に出てセミナーコースをちゃんと受講して

認定証をもらったうえで

取り扱える能力の歯科医になったうえで

DEN-MAT社を経由して偽物でない製品(技工物)を

患者さんに提供する必要があります。

このセミナーは日本では行われていませんから

必ず海外のセミナーコースを受講する必要があります。

 


こんな感じです。

ルミネアーズの名称を勝手に使って

ルミネアーズの事をあたかも知っているかのように

誤認させて患者さんを誘導している困った歯科医院さん、ありますよね?

ちゃんとセミナーくらいは受けてくださいね。

ルミネアーズの事を何も知らず、

実際に何も学んでいないのに

ルミネアーズとは違うとか、

ルミネアーズとはこういうもので自分のところが提供している治療法のほうが良いんだと

誤解を与えるようなことを情報として流している歯科医院があれば

それは可笑しな話ではないでしょうか?

それでよいのでしょうか?

と普通の人の感覚では疑問に感じるのではないでしょうか??

 

また、同じようにスーパーエナメル

岡山の船橋歯科医院主催

個別にセミナーを行っており

そのセミナーを受講しなければ

スーパーエナメルの治療法については一切わからないはずですし、

そもそも、

スーパーエナメルは3名の優秀な歯科技工士にしか作り方を教えておらず、

作る権利を与えていませんから

セミナーも受けたことがない、スーパーエナメルに加盟してもいない、

スーパーエナメルを見たことも扱う資格もない、

スーパーエナメルに関する知識も何も全くない歯科医に

スーパーエナメルって何?と尋ねられても

全く何も答えられないはずです。
そう思いませんか??

 

「ルミネアーズ」「スーパーエナメル」のセミナーをちゃんと受講して

その取扱い歯科医院として掲載されている歯科医院の情報は

こちらから誰でも簡単に確認できますから

まずは、確認してみてください。

 

 

貴方が検索ワードで釣られて、

ここの歯科医院にかかってみようかな~~と考えている歯科医院は

この2つのサイトにちゃんと掲載された歯科医院ですか?

 

歯科医院にかかる際は、大切な歯を歯科医師に委ねることになるため

歯科医としては信頼性に疑問が生じるような行為は

できるだけ避けたいと考えるのが一般的だろうと思いますが、

歯科医の中には大変変わった方がおられ、

ルミネアーズスーパーエナメルもどちらもセミナーも講義も実習も一切受けたことがないのに、

「ルミネアーズではない」「スーパーエナメルではない」という内容で

「ルミネアーズ」「スーパーエナメル」の名称を勝手に利用して

患者さんを集めようとする歯科医がいるので驚きです。

開いた口が塞がらないばかりか、

そういう行為は、患者さんにとって果たして誠実な態度でしょうか?

 

もしも、そういう歯科医院が歯を削らない審美歯科治療を提供できますよと言っても

貴方はどれくらい信じられますか???

元々、「ルミネアーズ」でも「スーパーエナメル」でもない

全く関係もない詳細な知識は一切ないのに

わざわざ

「ルミネアーズでない」「スーパーエナメルでない」治療法を提供していますという

事をキャッチ―な検索ワードに採用してしまう

訳の分からない果たして信用してよいのか?悪いのか?

最初から疑問が多すぎる歯科医院を

好んで選択する患者さんって

本当に一人でもおられるのでしょうか?

知らない治療法を当てにして

全く知識もない、縁も取引もない知りもしない治療法のネーミングを使う事で集客する歯科医は

患者さんにとって何某か魅力的に映るのでしょうか???

一体そいういう歯科医は、何を考えているんだ?

って、普通の感覚では思いませんか???

 

 

================================

優良誤認表示虚偽広告違法です。

可笑しなことに、

実際に理解不能な歯科医が東京に居られましたので、

早速、歯科医院のメールにスーパーエナメル事務局から連絡を入れてみました。

 

その歯科医院は悪質で、

今は修正してもらえましたが、

当初はあたかも「スーパーエナメル」と同じような治療を提供しているように誤認させるような記載がされていました。

歯科医院のHPは皆さんもすでにご存知のように

大抵の場合、HP製作会社に作製を依頼して作る場合がほとんどです。

ですから、当初はこの歯科医はHP製作会社に依頼してHPを作製しているんだろう、

医院の情報のやり取りが製作会社にうまく伝わっておらず

スーパーエナメルに加盟していてスーパーエナメルを提供可能な歯科医院だとHP製作会社が誤認して

スーパーエナメルを都内の中心部にありながら都内治療費の半額

(実際の治療費を書くと歯科医院が特定されてしまい営業妨害に当たるといけませんからやめておきます)

あたかも可能なように誤って記載されてしまったのかな?

可哀そうな歯科医だなあ~と思って最初はやり取りをしていました。

 

ところが、スーパーエナメルやルミネアーズと同じ治療を

あたかも提供可能なように誤認させる記載のほうは流石に指摘後すぐに修正してもらえたのですが、

Q&Aサイト検索ワードタイトルページからスーパーエナメルという名称を

どうしても削除していただけない状態が続きました。

それで、事実確認のために

実際に歯科医院にお電話をさせていただきました。

 

電話に出られたのは、HPに掲載されているような一見紳士的な歯科医のようでした。
流石に東京の一等地で開業されているだけあって

そういう応答はのらりくらりと一流のように感じられました。

こちとら岡山の「ド直球の田舎の歯科医」です。

話し方は絶対に相手方の歯科医のほうが上品でしょう。

ただ、実がない。

誠実とか、情熱とかは全く感じられないノラリヒョン。

こういう歯科医のほうが実際に都内ウケはよいのでしょうし、
岡山でもノラリクラリ真実がない歯科医のほうが当たり障りがなく聞こえて患者ウケはよいのかもしれません。

口コミサイトの評価を見ると

直球ストレートなやり取りはそういうタイプを苦手とされる患者さんにとってウケが悪いだけでなく反感を買われて

悪者としてとらえられてしまう事があることがよくわかります。

(すでに数千人が満足する治療を受けられていて素敵な笑顔で楽しく人生を謳歌されているにも拘らず、

数名の患者さんからはマイナス評価をいただいております。

ですから万人ウケするのは実がない言葉の巧みな優しそうな歯科医のほうがノ

ラリクラリと策に長けているようにも思えます)

ただ、

もしも治療時に何かうまくいかないことがあり患者さん側に不満が残った場合、

スーパーエナメルやルミネアーズも似たようなもんですよとか

平気で言いそう・・・・・・・そういう印象を持ちました。

(実際は、

スーパーエナメルもルミネアーズも見たこともないし、

何も知らないとその歯科医自身が言いました=それは専門家には嘘をつくわけにいきませんからね)

 

それでは、

商標権がある治療法ですから

利用する権利が一切ない歯科医院のHPに

「スーパーエナメルでない」「ルミネアーズでない」という記載をすることを含めて

「スーパーエナメル」「ルミネアーズ」という名称(商標権のある名称)を

利用しないでくださいと依頼したところ、

それは消さないときっぱりと言われたので

こちらは大変驚き怒りを覚えました。

いや~~ビックリしました。

一見紳士然とした雰囲気の歯科医でHP上にもたくさんご自身の写真を掲載されていますし、

スーパーエナメルのHPの作りを真似してあり、

歯科医院も東京の一等地にあり、

綺麗そうな印象で派手で無茶なことをされそうな印象を与えず作られた雰囲気がある歯科医院の歯科医なんですよ!!!!

しかも、HP製作は何と院長ご本人が

作製して管理していると教えてくれました。

もうビックリですね!!

検索ワードもタイトルページにスーパーエナメルと載せて

検索にわざわざ引っかかるようにしているのも

歯科医本人が行っていたのです!

本当に驚きました。

 

いや~~東京って本当に怖いところです。

 

何が真実か?わからなくなりますね。

 

もちろん、百歩譲って

「歯を削らないべニア治療」をご提供している事実が実際にあるのだろうとは思いますが、

それと「スーパーエナメル」や「ルミネアーズ」は一切関係がありませんし、

あり得ません。

前述のように

「スーパーエナメル加盟歯科医院」でもないし、

「ルミネアーズ認定歯科医」でもないわけですから

スーパーエナメルともルミネアーズとも全く関係なく

スーパーエナメルの事もルミネアーズの事も

一切詳細を知らないんですよ!

その歯科医は!

 

それなのに何故、HPに「スーパーエナメルでない」「ルミネアーズでない」と

わざわざそれぞれの名称を利用して格安感を演出する必要があるのでしょう?

本当に開いた口が塞がらないです。

 

 

全国の歯科医の多くの皆さんも

スーパーエナメルでない歯を削らない治療をどんどん提供されればいいんです。

どんどんそういう歯を削らない治療の難しさを体感され

より勉強をしないとトラブルばかりになることを体験されればいいんです。

だけど、

その体験する際に、

何故に、「スーパーエナメル」や「ルミネアーズ」の名称を利用しないでくださいと

直接依頼しているにも関わらず

「商標権を侵害していないと私は考えています」と言い張って

わざわざ「スーパーエナメル」や「ルミネアーズ」の名称を

何も詳しく学ぶこともしていない状態で利用しちゃうんでしょうか???

歯科医として恥ずかしくないんでしょうか?

 

歯科の世界は案外狭く

そもそも、歯科材料として使用できるものは限定されていますから、

昔、ブルーオーシャンとか言っていた経営手腕に長けた歯科医が

歯科材料名をあえて患者にわからないように名前を勝手につけて

あたかもその歯科医にしか使用できないかのように検索してもどこにも出てこないネーミングの材料を

使っているかのように書くことで(例えばダイヤモンドとかスーパーとかキラキラネームを勝手につけて)

特殊性を出して集客するという手法を説明していたのを思い出しますが、

歯科材料、特にお口の中にずっと入り続けて唾液に長時間さらされたり酸や様々なPHや温度が加わり続ける歯科修復材料において

何?これ?どこで売ってるの?JIS規格通っているのか?

薬事法(今の薬機法)ちゃんとクリアしているのか?

歯科材料として認可されるためにどういう試験を繰り返し行っていて

その成果やその数字(データ)はどうなのか?などの情報が一切アクセスできない状態にわざわざしてしまう

勝手なネーミングセメント

も、その歯科医のHPには記載がありました。

そんなわけのわからない出どころも得たいもしれないセメントでつけて欲しい人いるんでしょうかね???

この歯科医本当にこれで大丈夫なのか?

集客と自分の収益の事しか考えてないんじゃないか?って

思える内容が他にも多々あり、

本当に久々に怖い内容のHP(歯科医、自らが作っているので誰も止めれない?)の歯科医院。

 

 

残念ですが、今回のやり取りから考えても

そういう歯科医は世の中からは、絶対になくならないと思います。

多くの歯を削らない審美歯科治療に期待感をお持ちの患者さんにとって

その歯科医が個別にそういう非常に難しい治療の技工物を作製するように

どこかの技工士に依頼されたり、

技工所が主導で見様見真似で作った歯を削らない極薄べニアをうちは納品できますから

先生の診療メニューにしてみませんか?と営業活動して回るのは

一向に構わない事ですし、

当たり前ですが、今後そういう時代に進化していくのはあり得ることです。

かくいうスーパーエナメル事務局のほうにも

色々な歯科技工士や歯科技工所から

スーパーエナメルの作り方ってこうですか?どうすればいいんですか?何を気をつければいいんですか?

等いろいろな質問メールが届いています。

もちろんですが、そういうご歯科技工士との連携が大変重要な治療法ですから、

縁もゆかりも何もない技工士さんの質問にはあいにく積極的にお応えしていません。

 

ルミネアーズもそうですが、スーパーエナメルも技工物のみ作れても

実際に患者さんのお口に入って貼り付けた状態ではイメージが全く違う残念な結果になることがよくありますから

歯科医師側が治療時に気をつけて工夫すべき事が山ほどあります。

そういうノウハウやここのこれだけは気をつけないとトラブルが生じますよとか

こういうケースではここがとても大切ですという細かい内容を

お伝えし習得していただき材料の進化と共にどんどんブラッシュアップ情報をお伝えし続ける仕組みを

ちゃんと作っているのが正規の治療法です。

個人の歯科医だけが独自に提供する治療法との違いは更にもっと沢山あります。

 

歯科医独自の治療法なのであればそういう自分が勝手にしている治療法なんですと

ありのままの情報で御提供されればよいだけなのに、

詳細を習ったことも見たこともないルミネアーズやスーパーエナメルの名称をわざわざ使って

格安な治療費を設定しておいて

全く関係ない治療内容で患者さんに提供するのは絶対に止めてもらいたいと切に願います。

 

ルミネアーズやスーパーエナメルの名称を利用されたいのでしたら

最低でもルミネアーズの場合は海外で英語でセミナーを受講され

実習を行い認定医となられルミネアーズに関する正確で専門性の高い情報を

歯科医として習得されてからにしたほうが絶対によいですし、

それが唯一の正規のやり方です。

また、スーパーエナメルは日本の岡山で日本語で実習と見学、講義と契約、加盟を行い

実際にスーパーエナメルを1ケースでも患者さんに提供することを経験されたうえで

スーパーエナメルの事を書いて欲しいと思います。

 

ルミネアーズもスーパーエナメルも

もしも、貴方が気になっているならば

そこの歯科医院の歯科医が

実際にそれについてちゃんと勉強したことがあるのか?を

必ず確認されるようにすることを強くお勧めしたいと思います。

 

ルミネアーズの認定医は全国でも僅かしかいません。

同じようにスーパーエナメルの認定医も僅かしかいません。

 

他にも歯科の場合、色々な自費診療があり

それぞれの自費診療は認定医制度を多くがとっています。

全く勉強も取り扱ったこともない、触ったことも見たこともない歯科医が

勝手に自費診療のメニューにその名称を記載して

全く別物のバッタものの治療を提供して

治療を受けた患者さんが不幸にも不満足だった場合には

勝手に名称を利用された治療法自体が大変な迷惑をこうむります。

 

インビザラインもそうですし、アソアライナーも各種インプラントも

ホワイトニングも各種セラミック治療だってそうです。

全く勉強もしていない縁もない歯科医が勝手に治療メニューによく似た治療ができますと記載していて

その記載を誤認して治療契約してしまい治療を受けてしまうって怖くないですか?

 

安価な治療にはもしかしたらそういうからくりがあるのかもしれませんね。

 

特に東京は地代も人件費も設備維持費も異常に高いエリアで、

地方とは雲泥の差があります。

そういう自費治療費が高いのが当たり前のエリアで

他所より異常に安価な治療を受けられますと記載することで

集客している歯科医院は最初から何か疑ってみたほうが良いと思います。

 

確認する方法は、ズバリ!

ランニングページでもなく、広告ページでもなく、歯科医院のHPでもなく、

それぞれの治療法の提供元が出しているHPです。

こちらにその歯科医院の情報が一切掲載されていないならば

その歯科医院はその治療法についての詳細を何も知らないのです。

またその治療法を提供する資格が全くないのです。

 

そのことを賢い皆さんはしっかり認識されたうえで

よい治療を選択され安心できる可能性を高めていただければと思います。

 

それではね~~!パーパー流れ星

 

 

 

 

 


 

 

 

ステキな笑顔になりたい!

ダウンダウンダウンダウンダウンダウン

スーパーエナメル加盟歯科医院へGO!

 

 

と、当院にもスーパーエナメルをご希望されて来院を希望しお問い合わせいただいた場合

来院される方のお口の状態は

まだどういう状態か全くわかりませんから

まずは、岡山の方は初診扱いで来院され

各種資料採取をさせていたただく必要があることをお知らせしています。

遠方から来院される方へは

まず、近隣の歯科医院で

虫歯治療や歯周組織の治療を受けた後で来院されるように

お願いしています。

場合によっては、

現状のお写真をメールに添付していただき

事前に情報をある程度いただくことを依頼しています。

という予防線を張っているはずなのですが、

実際に来院される方は様々なお口の状態で来院されることになります。

 

 

歯面が外来色素着色(ステイン)やバクテリアバイオフィルム搭載で汚染されていたり、

歯面に継ぎ接ぎがありそれに外部色素が浸透していたり

黒色や褐色色素産生タイプの真菌や細菌が繁殖していたり、

虫歯が放置されたままだったり

修復物の下に2次虫歯があることが発見できてしまう

そういう事がしばしばあります。

何しろ、歯面を詳しく診るには

かなりの光量が必要ですし、

解像度が必要で

様々な角度から調べる必要があり

そして、透過して歯の状態を確認する必要があるからです。

自費の高額治療を行うための下準備

これを割愛して

問題の多い歯面に

スーパーエナメルを貼り付けるのは

無理があり、

問題があります。

 

*************

 

【一例】

数年前に当院へある女性が来院されました。

彼女は、

スーパーエナメル加盟歯科医院ではない

東京や関西でホワイトニングチェーン店を多数展開している

某有名な歯科(ホワイトニングサロン)を受診して

そこのサブメニューで

スーパーエナメルのようなnon-prepべニア治療(歯を削らずに貼り付ける極薄べニア治療)を受けてこられていました。

そこの経営者はアメリカ審美歯科学会の会員の先生ですから、

アメリカでずっと以前からnon-prepべニア(歯を削らない極薄べニア)治療が

流行しているのはよくご存知の先生です。

私自身も実際にアメリカ審美歯科学会でご一緒したこともあるので

顔見知りでしたし、ホワイトニングでは超有名人の先生です。

あ~~、この先生のところのだとすぐにわかりました。

そこで受けた治療が、

何度も何度もはがれて流石にこれは何か問題があるのだと思って

転院を考えて来院しましたというケースでした。

想像ですが、その著名な歯科医の直接の施術ではなく

関西の支店で雇用している美人歯科医による施術だったのか?(管理指導不足)

歯科衛生士にさせているのか?まではお聞きしませんでしたが、

汚染面にいい加減な前処置後に

どでかいnon-prepべニアを2本だけ貼ってあったので

とてもその女性は可哀そうな状態でした。

まるでネズミッチュ。。。。

non-prep2本はバランスの問題で受け入れがたいでしょう。

2本!!
歯を削らないで大き目な前歯に2本だけ極薄でもべニアをつけると

前歯2本が飛び出ますからね。。。

その患者さんのお口の中には他にもたくさんの修復物がすでにあり

しかもそのほとんどが銀歯(保険の金銀パラジウム合金=安い日本標準治療しか受けてきていない人)

すでに抜髄歯もあり

その歯根にも問題を抱えておられ、
また上顎前歯を幼少期に抜歯してあり(犬歯が歯列に入らなかったのでしょう)

歯列の正中がお顔の正中と合致していませんでした。

(幼少期に矯正治療を受けられない哀しい人は日本には多い=保険治療に矯正がないため)

また、一番の問題がパンが好きという事。

毎日パンばかり食べていて(日本のパンのほとんどが菓子パン=砂糖たっぷり)

丁寧な歯磨きの習慣がほとんどなく、(一応、歯磨きはするけど、磨き残し多数)

歯茎からは容易に出血する(きちんとした歯ブラシの当て方を習得していない)

実は、そういう日本人は非常に多いのです。

 

そういういつでもどこでも隣に居そうな女性が、

前歯の白濁にずっと悩んでいて(幼少期に上手に歯を磨けてなかった為の白濁)

ホワイトニングで白く綺麗な歯にならないかな~と思って

有名なホワイトニングサロンに行かれたのでしょう。

そこは、流石に歯科医が在中するホワイトニングサロンですから、

白濁はホワイトニングでは治らないので、

サブメニュー(ほんとはこっちが本メニュー?)のレジン充填をしますか?

それとも歯の表面に継ぎ接ぎがなく仕上げられるので

歯を削らなくてもできるからnon-prepべニア貼りますか?と

治療法の提案を受けたのでしょう。

とりあえず白濁がある前歯2本だけ貼るなら20万円くらいで仕上がりますけど?と誘われて

(うちの歯科医院であれば20万円もあれば、

前歯全部(このケースであれば各種資料採取5千円くらい、

5本貼っても26,000円×5=13万円と

前処置のホワイトニング2万円くらいとモックアップ3,000円、歯肉整形までできますが‥‥)

都会の歯科医院でサロンという名前で雰囲気を作りこんで店舗経営しているような歯科医院では高いに決まってる・・)

契約して

2本だけ貼ってもらったのでしょう。。。。

もしかしたらこの2本が気に入ってもらえたら

残りの3本も追加で貼る予定だったのかもしれませんが・・・

その2本さえも

何度も脱離を繰り返したんですって!!

あ~~あですね。。。。

*************************
 

歯を削らないnon-prepべニアという

審美歯科治療は

実際に行う場合、

結構難しいテクニックが必要です。

 

 

まず、極薄のべニアを作ってくれる

優秀な技工士さんがいなければ

無理です。

普通の歯科医がnon-prepべニア?

スーパーエナメル?

歯を削らないべニア?

そんなの無理でしょ。

嘘に決まってますよ。

べニアは歯を絶対に削らないと貼れないですよと、

数年前まで散々日本でだけ否定されていたように

(アメリカではnon-prepべニアはすでに30年以上の歴史があるっていうのに・・・・)

日本にそういうべニアを作れる技工士が長年存在しなかったために

多くの歯科医もできないと誤認していたくらい

相当高い技工レベルを持っている技工士さんとタッグを組む

これが出来ていないと無理です。

 

幸いにも最近は、そういう高いレベルの仕事をしようとしてくれる

技工士さんが日本にも大分増えてきています。

アメリカのDEN-MAT社のルミネアーズの技工の仕方の細かいところを

日本の技工士さんに私も指導してきました。

また、ガラスセラミックのシステムで一世を風靡した

イボクラ社のe.max PRESSでも

non-prepべニア(厚み0.3mm)を作れますよという

技工士向けセミナーが日本でも開催され始めたことも影響して

ちょっと技工士さんが並みの技工に

努力を追加する根性と気合と技術さえあれば

non-prepべニアの技工製作は可能になってきましたから

日本でも

スーパーエナメルやルミネアーズ以外の名称や時に名称無しで

歯を削らないべニア治療を提供できる歯科医院は

以前よりかなり増えてきていたように感じています。
(このご時世に至ってもそういうのは知らないという歯科医がいれば、

もうちょっとこの分野の勉強されたほうがよいですよね)

 

❷更に、歯を削らないべニアで

スマイルをステキに改善可能なのか?

をきちんと見極めて

ご提案できる知識と経験と技量が歯科医側になければ

貼った歯だけ出たネズミッチュを量産することになりますね。

 

❸また、

そもそも、来院された人の

その歯面状態の上に

そのまま

貼っちゃっていいの????

という見極めができるか?

必要な前処置を上手くできる技術力がなければ

貼っても剥がれる、

貼っても臭う、

貼っても内部で虫歯が進行してるってことになるかもしれません。。。。



 

そこで、

この漫画にもちゃんと描いているように、


つけ爪感覚で、

ペタリと貼れば、

最高級のスマイルに!

しかも高品質の

セラミック治療だから

輝きは半永久的。

自分の歯を傷めないから

全国の

加盟歯科医院へ

レッツゴー!

 

【流れ】

モックアップ(シュミレーション)

型どり

仕上がりのチョイス

(透過性、好みの白さ、歯の形などを決定)

歯のクリーニング、ホワイトニングをして、

下地の色を綺麗にしておく

この中に、

対象の歯に虫歯や2次虫歯があれば

虫歯の治療が先行される必要があります。

また歯周組織が不安定な状態では早期に審美的な問題を抱えます。

このように、

通常の問題を抱えている歯の治療行為、

こちらを優先して終えておく必要がある場合が多々あります。

 

ですから、

スーパーエナメルなどの

歯を削らないお気軽な審美治療法をご希望されて

来院されても、

スンスンスンと

スーパーエナメルの治療へと直行できるか?

直行したいならば

先に

通常の歯周治療や虫歯治療を綺麗に終えて

来院される必要があります。

 

特に当院のように

スーパーエナメルの提供元だっていうから

安価でできそうだから来ました~~という方の場合、

全然、条件整ってないじゃん!

という無茶な方がたまに間違って来院されます。

 

口コミ評価を読まれる際は重々注意してください。

(東京などの遠方から来院される多くの患者さんのケースでは、

診療回数を極限に少なくするために

診断用模型の型どり、写真撮影、PMTC、ホワイトニングを初日午前中に先行して行い、

その間、モックアップのためのワックスアップやパテを作製するように

手順変更が生じている場合がしばしばあります。

2回の受診のみで貼り付けまで進めたいという方の場合、

(2回で終わってほしいという)ご要望に応じて

まるまる2日間チェアーを占有し

各作業を同時進行して進めるという事を

行っております。

受付にて来院のご予約をお取りする際に

治療内容、手順、時間について説明を必ずしております)
 



貼るためには、

下準備はとても大切です。

虫歯や歯が汚い上には貼れないですね。

 

 

☆☆☆☆☆

歯が汚いの中には内部着色は含まれません。

テトラサイクリンでお悩みの方の多くは

虫歯ゼロで歯のお手入れも行き届いている方が多くおられます。

歯の表面は全く問題なく

歯の内部だけの問題であれば何ら問題なく貼れます。

テトラサイクリン歯の場合は、

歯が顎の骨の中でできる際に

象牙質を作る時期にたまたま服用した薬などの影響によって

象牙質タンパクに重金属が結合して歯の色が悪くなっているだけだからですね。

そういう場合は歯の表面のエナメル質には何ら問題はない場合がほとんどで、

マスキング効果の高いジルコニア等の極薄べニアを

マスキング効果の高い樹脂系セメントを介在させて貼れば

ご本人の長年のお悩みは解消できます。

そういう方の場合は、歯面の汚染物を

ホワイトニング(漂白殺菌)や機械的研磨(PMTC)後

すぐにスーパーエナメル施術に取り掛かれます。

そういう方がほとんどです。

 

☆☆☆☆☆☆

 

スーパーエナメルの下準備は

ほとんどの場合、接着充填処置

つまり、レジン充填で構いません。

健全な歯質部を究極に削らず(MI治療)

虫歯治療を行ったうえでスーパーエナメル治療へと移行すれば

真っ白で半永久的に綺麗な状態の歯の表面をGETすることができます。

 

 

 

その他、

歯並びに問題があったり、

歯の一部が出ていたり引っ込んでいてべニアの厚みが不均一になる場合、

歯茎がかなり出ていたり

歯茎のラインが不均一でそれがスマイルの質を下げてしまう場合などなど

より高度な前処置とテクニックが必要になる場合もあります。

 

 

 

スーパーエナメル加盟歯科医院にご相談に行かれて

何やら次から次へと

これが必要とあれこれ追加の治療について説明を受ける羽目になったと

マイナス口コミを歯科医院の口コミ評価に記載される

困った方が時々おられます。

 

そもそも、

スーパーエナメルは何度も言っていますが、

セレブな審美歯科治療であり

アメリカ審美歯科学会でも

非常に高い評価を受けるnon-prepべニア治療です。

 

アメリカでは1歯10万円は絶対にくだらない

最新の審美歯科治療法です。

 

下準備(一般の歯科治療で虫歯治療や歯磨き指導や外部着色除去のPMTCや歯の矯正治療)が

全然終わっていない大変残念なお口の状態で御来院された場合、

先にすべき治療のご説明をせずには

スーパーエナメル治療に到底行きつきませんからね。

 


また、すでに従来のべニア治療を受けていたり

冠の治療を受けている歯が1本でもありますと

べニア治療のやり直しは非常に難しい治療になりますし

(接着に有利なエナメル質をかなり削り取ってあり

歯の裏打ちもなくなっている為)

冠の治療は単なる冠のやり直し治療で安価には提供していませんから

こちらの方がそんな口コミ書き込んで大丈夫ですか????

結局

説明に時間を取ったのですが、

ご理解できなかったのですねと心配することになります。

 

スーパーエナメルの成功に結び付くのは

地道な一般診療の土台あってのことですから

それをしっかりご理解いただいたうえで

きちんと納得され

必要な前処置を経て

施術契約を行ってください。

 

当院は加盟歯科医院の施術分も含めるとすでに

数千件以上のケースを

経験しています。

当院の施術にご満足いただいており

スマイルに自信を持てるようになられて

HAPPYで前向きに日常生活を笑顔で楽しんでくださっている

数千人の方達の熱い信頼を得て

全国の加盟歯科医院と連携して

よい治療をご提供するように努めています。

 

僅か数件ですが

マイナス口コミを記載された方もおられますので、

その辺もしっかり事前に読まれたうえ、

更に歯科治療の成功は非常に難しい面を多く持っているという事を

ご理解されたうえで

よい治療でよい笑顔でHAPPYな人生を過ごされますよう!

 

今一度しっかりリサーチしてください。

 

それではね。バイバイ!

 


SNSやWEB会議の機会が増えて

ステキな笑顔になりたい人は
以前に増して多くなってきていますよね!


真っ白な歯で素敵なスマイル!

これを実現する簡単でセレブな治療法として

スーパーエナメル®は超有名になりましたよね!

歯にいろいろな問題を抱えていても

ベースとなる歯をレジンでMI修復治療(低侵襲の治療)をして
その繋ぎ目が一生気にならないように

高級なセラミックを表面につけて

つけ爪感覚で表面一層をマスキングしてしまえば

悩みが解消するだけでなく

自由自在な歯の白さを楽しめますからね。


素材は透け感のあるタイプもあれば

真っ白な陶器色の強いマスキング効果抜群のタイプもあります。

透け感や色調は、多様なお好みの中から選択可能で

多少であれば歯の形も変えることが可能です。

 

そういうお気軽さもあって

今まで数千人という多くの方に全国のスーパーエナメル加盟歯科医院にて

御気軽にご利用いただいています。

(とはいえ、自費治療ですから数万円~かかり、

通常数十万円かかります)

 

 

 

ところが、

実際には日頃お手入れが不十分な方で

虫歯があったり、歯周病があったり、

歯の継ぎ接ぎ部分に着色が生じていたり、

歯面に汚染源が蓄積していたり、

すでに歯冠修復がされていたり、

従来の歯を削られるタイプのべニア治療がすでに行われていたり、

歯並び自体に問題があったり、

歯の大きさや歯の形態に問題を抱えていたり、

色々な方がスーパーエナメル治療を望んで加盟歯科医院に来院されています。

 

 

スーパーエナメルルミネアーズ

e.max thinべニア治療

その他色々なネーミングをつけてあっても

non-prepべニア治療の場合、

流石に汚い歯面にそのままセラミックを貼り付けることが

できるわけではありません

 

綺麗な状態で長期にわたって支障をきたしたくない場合は

下地となるご自身の歯の部分を

先に綺麗に殺菌消毒し(歯面には細かい凸凹があるのでそこを綺麗にホワイトニング剤で漂白処理しておくことが望ましい)

ホワイトニングをすでに行っていてかなり綺麗な歯面には

リン酸エッチングという矯正治療のブラケットをつける前の前処理と同じようなステップを経たうえで

作製したエナメルタグに樹脂を浸透させるボンディング処理を行ったうえで

各種レジン系セメントを介在して

セラミックやジルコニアやハイブリッドセラミック系の(素材バリエーションは豊富です)

極薄べニアを化学的に貼り付ける必要があります。

 

これは、虫歯のレジン充填や

ある種のシーラントや

ダイレクトボンドや

インビザラインのアタッチメント設置や

矯正治療のブラケットセットと同じですが、

特に平滑な歯面に何かをくっつけるステップとして

欠かせない前処置になります。

特にスーパーエナメルを長期間お楽しみになりたい方にとっては

歯面にカビや細菌が浸透していないキレイな新鮮面を

削らずに作り出すことが大切になるので

事前のホワイトニング処置(薬剤による漂白)は

重要になります。

 



健康な歯の表面は、皆さんご存知のように

エナメル質という硬いリン酸カルシウムの構造体が96%という

ものです。

一見綺麗そうに見える健康な歯の表面も拡大していくと

(マイクロ(歯科で一般的にチェアーサイドに据え付けてある拡大鏡は20倍程度なので)でもここまでは見えません)

 

エナメル質の表面には、

Pores(微細な穴や凹部)があるのが前提です。

そこに細菌が住み着いている、

あるいは真菌が住み着いている

外来色素が落ち込んでいる・・・・・様々な状態が存在します。

中にはヒビが入って孔が深くまで到達している歯もあります。

 

そんな歯面にブラシに研磨剤をつけて磨き上げても

孔には入り込みませんから

化学的に漂白してこびりつき汚染物を浮かしていったん分解しておく必要があります。



そうやって綺麗な歯面を作っておく下地準備こそが

その後の歯の寿命を左右することになります。

 

通常の歯を削る治療では、

そういうのを歯の表面を全部一層削り取ることで

歯科医は歯の新鮮面を作り出しているのです。

 

non-prepべニアの治療の場合は、

歯を削らないので、

歯の新鮮面を作る作業が

歯のホワイトニングという事になります。

 

どんなに綺麗な貼り物でも

汚い歯面で穴に外来色素や有機物や細菌や真菌(カビ)が落ち込んでいる上から

べニアを貼らない、

貼ってもらいたくないでしょ?

臭いが後からし始めたり

変な味がし始めるべニア治療など受けたくない。

そういう常識がある人で皆さんいてほしいと思っています。

 

スーパーエナメル®やルミネアーズやe.max thinべニアや

その他色々なネーミングのnon-prepべニアを貼り付ける土台となる

エナメル質については、

一般向けにWikipediaがわかりやすく解説してくれています。

 

 


この真ん中あたりに出てくるエッチング。

これが汚れを化学的に分解後の歯の漂白の後に

歯面に直接行われるステップになります。

エッチング(以下引用)

修復材料であるレジンを歯質に接着させるため、Buonocore は酸により歯を溶解させるエッチング1955年に開発した。歯科修復物を歯に接着させる時、頻繁に使われる。これはコンポジットレジンやシーラントのようないくつかの修復物を長期的に持たせるために重要である。エナメル質中の無機質を溶解させ、エナメル質表面から約10マイクロメートルを除去し、5から50マイクロメートルの多孔質層を作る。この多孔質層にレジンが侵入し、硬化することで接着する。

エナメルに対するエッチングの影響は使用する酸の量、タイプおよびエナメルの現状などにより変化する。

エッチングによる形成には3パターンある。タイプ1はエナメル小柱が溶解されたパターン、タイプ2はエナメル小柱間質が溶解されたパターン、タイプ3はエナメル小柱があった証拠がなにも残っていないパターンである。タイプ1が最も好ましい物であり、タイプ3は最低である。これらのパターンに別れる理由はまだはっきりとは分かっていないが、エナメル質中の結晶の走行の違いによる物ではないかという説が最も一般的である。

エナメルボンドレジン

エッチングによって作られた多孔質層であるが、従来型マクロフィラーレジンを填塞する際には、フィラーの大きさが小柱の大きさより大きいために同部に入ることができず十分な接着力を行えない可能性があり、これに対応するために前処理としてエッチングされたエナメル質に塗布させる液状のレジンが開発された

 

以上の、2ステップは平滑な歯面に

何かを接着させる前処置として欠かせないステップです。

 

 

エッチングで歯の表面にエナメルタグという微細な凸凹を作りだします。

スーパーエナメルやダイレクトボンドやレジン充填やブラケットセットやアタッチメント設置やシーラントの前処置に必要とされる

エッチングの深さは10マイクロメートルとされています。

10マイクロメートルは、0.01ミリで極僅かな厚みで充分です。

それで35%リン酸エッチング剤が約20秒間使用されます。

自費の予防歯科でよく用いられる

Icon(アイコン)という虫歯にならない歯面に変換する予防治療法の場合、

35%リン酸エッチングよりも強力な 塩酸エッチングが用いられます。

塩酸エッチングといえば、胃酸と一緒ですね。

こちらを使う場合は、予防歯科治療といいつつ

深さ40マイクロメートル、約4倍の深さまで表面処理加工を行いに行くわけです。
この場合は酸が強力ですからラバダムが必須です。

non-prepべニアやダイレクトボンドやレジン充填などの一般的な歯面接着は、
小児にも安全に用いられる35%リン酸エッチングで充分な接着強度が得られ、

その後、その凹面には流動性の高い樹脂を浸透させて更に

人工物で多様な膜(レジン系セメントの上にnon-prepべニアの人工材料)を構築して

強固な鎧を歯面に新たにまとわせます。

強固で真っ白で超綺麗なセラミックの新しい鎧は、しかも接着治療なので一体型です。

歯には最強!

歯にとって

とても健康で優しい審美治療法という事になりますね。

 

もちろん、歯面を綺麗に維持できる超健康な方で

歯に全くお悩みが方にとっては

ご自身のエナメル質面が口腔内の劇的な環境に露出状態で存在していても何ら支障がないどころか、

その歯面は脱灰と再石灰化を毎日毎日繰り返していますから

ホワイトニングとナノハイドロキシアパタイトの持続供給を併用していくか、

ホワイトニングとMIペーストなどの歯質強化剤を併用していくことで

歯面はツルツルピカピカの真っ白な状態を維持可能ですから

歯科医の治療を受けずに

歯科衛生士の予防治療やメンテナンスを受ける程度で

十分綺麗!!

何かを歯面に貼り付けて歯面を守ってあげる必要など何もないのは言うまでもありません。

 

しかし、

多くのスーパーエナメルをご希望される方の場合、

御本人の歯面に

何らかの問題を抱えておられるわけですから

歯科治療の手法が必要という事になります。

 

さて、

貴方が、

スーパーエナメル®のように侵襲性の低い審美歯科治療を受けて

真っ白な歯で歯並びよく見えて

笑顔に自信をもって

社会生活を謳歌したいとご希望になった際の

治療時の実際について

ここに

貼っておきます。

 

何度も言いますが、

汚い歯面に貼り付けちゃうと

将来的に、もしかしたら比較的早期に何等かの問題を生じる可能性が高くなります。

そこで、下地になるご自身の歯面の処理がとても大切になります。



これ、スーパーエナメルへの道です

 

歯に悩みがあって自信をもって笑えない方の多くが

スーパーエナメルの施術を受ける前に

必要となる前処置を必要とする場合がしばしばあります。

 

スーパーエナメルは

すでに冠で修復していない

べニア治療を受けていない

レジン充填までで治療がとどまっている歯には

最終的にすべての歯の状態に適用可能な審美治療法です。

 

しかし、歯の状態や歯並びの状態によっては

即座にスーパーエナメルを貼れば

すっかり綺麗になれるという状態から

程遠いくなってしま残念な状態の方もしばしば来院があります。

 

ネット上の口コミに

スーパーエナメルをご相談にいかれて

すぐに魔法の治療のように

期待した治療を受けることに繋がらず

悪評を記載される方が数千人のご満足いただいた方と異なって数名おられますが、

そのほとんどの方が

歯の状態がすでに多くの問題をお抱えの状態であり、

下地処理の手間暇が非常に煩雑に必要であったり、

すでに歯の多くの部分が削られる治療を受けておられて

実際に受けられる治療はスーパーエナメル®ではなくなっていて

はがれやすいべニア治療になっていたというケースです。



通常の歯を削られてしまうタイプのべニア治療をすでに受けておられますと

歯の接着条件はどんどん悪くなってしまっています。

健全なエナメル質がほとんどなくなっていたり

一旦接着処理したうえにセラミックが貼り付けてあったり、

古い樹脂が貼り付いていると

接着強度はガタ落ちします。

更に歯のガイドに(側方運動、前方運動など、歯を擦りながら顎を動かす際)

重要な部分の一体化構造の天然歯の裏打ちをなくして(削り取られて)しまっているので、

べニアだけでは維持し難いという悪条件にどんどん近づいてしまっています。

その場合、通常のべニア治療のやり替えは大変難しい治療になる場合が多く

スーパーエナメルのお気軽さとは全く違った治療リスクを十分に理解される必要があります。
歯の削られ条件によっては冠の治療しか成功を約束し難い状態になっていますから

このあたりのことは十分理解される必要があります。

 

歯の形に関しても

とても重要で、

スーパーエナメルやルミネアーズやe.max thinべニアや

その他、色々なネーミングの各種素材を変えての治療法で、

non-prepべニア(歯を可及的に削らないべニア治療=削ったよという段差をつける必要がない極薄べニア治療)

による審美治療は、

極薄といえども薄さZEROとはなりません。

0.1ミリから0.3ミリ厚さのべニアをマージン(際)に向かって

どんどん薄く削って加工して仕上げてある厚みゼロではないべニア治療ですから

ご自身の現状の歯の状態から一回り必ず大きくなります。

それを嫌だなあと思われる場合、

あるいはより良い綺麗な歯の形を必要とされる場合は

僅かですが歯を削り取ったほうが完成度が高まります。

そのあたりの微妙な感覚は、事前にイメージが出来ずなかなかご理解不能でしょうから

スーパーエナメルを治療する前には必ずモックアップといって

実際の歯の表面に仕上がりはこんな感じになるよというのを仮置き体感していただく手順を必須ステップとして組み込んであります。

その状態を必ず十分に御確認したいただいたうえで、

歯面の出っ張り部は削ってより良い形の仕上がりにしたいというご希望であれば、

必要ならば必要な部位のみ

1mmから2mm、部位によっては2.5mmの厚みがあるエナメル質を(人工物の場合は気兼ねなくてよい)

一層0.2mm~0.3mm程度削るステップを選択されることも可能になっています。

 

常にご理解いただきたいのは、

どういう新しい治療でも

魔法は使えませんので

物理的にも化学的にも必要な知識をもって

治療を選択していただくことを強くお願いしております。

 

厚みがない治療がよいとご希望であれば樹脂を表面に塗ってもらう歯のマニキュアという審美治療法もあります。

こちらの治療法の場合、樹脂はいずれ禿げたり薄くなってしまったり、厚みを持たせた部位は欠けたり

歯茎に負担になったりする場合もあります。

 

どういう治療でもメリットとデメリット、

リスクもあります。

 

歯科は科学に基づいた治療ですから、魔法は使えません。

 

そこのところは文系頭の方でも

ご理解いただいたうえで

治療を受けられる必要があります。

 

わからないことがあれば、

スーパーエナメル事務局にメールでご相談ください。

加盟歯科医院でも

歯科医が科学的に説明してくれます。

歯科衛生士やトリートメントコーディネーターの人も

加盟歯科医院では治療に関してしっかり学んでいる場合が多いので

納得されるまでしっかりご相談されるのがよいでしょう。

 

 

家族に

新しい家族が一人増えるって

とっても素敵なことですよね!!✧♡

 

生まれたての赤ちゃんは

日本の宝です。

しばらくすると

ふっくらとしてきて

超可愛い!

 

そんな赤ちゃんに

虫歯菌が

住み着くのはいつから?

そして、誰から?

 

というのを

まとめた日本の研究があります。

https://www.jschild.med-all.net/Contents/private/cx3child/2005/006402/008/0190-0194.pdf

 


一概に虫歯といっても

色々な状態があり
赤ちゃんの顎の中で石灰化が進んで

お口の中に顔を出して

飲食の酸性度によって歯面が溶けていった酸触症というのも

お子さの場合虫歯に含めてカウントされることが

ほとんどですから

本当に虫歯細菌が溜まっていて

それが糖分を得て発酵をして酸を出して出来た

本来の意味での細菌が関与した虫歯か?

鑑別せずに一緒ぐっちゃに診断されるのが通常です。

ですから虫歯といわれても

細菌が関与している本当の虫歯なのか??という

のもあるのですが、

 

今回のお話は、

虫歯を作る代表的な細菌(一般的に虫歯菌といわれている)

ミュータンス菌の感染と

虫歯の発生についての

お話になります。

 


ミュータンス菌は歯が生えないと

赤ちゃんには定着しないと言われています。

ですから、

歯がお口に生えてくる前に

関わる方々のお口の環境を整えておく必要があります。

 

虫歯菌の代表格、

ミュータンス菌がどうやって

赤ちゃんのお口に入ってくるのか?

を調べた有名な研究によると、

それは、たいていの場合、

育児を分担するお母さんからの感染とされています。

もちろん、お父さんが育児に参加する時代ですから

お父さんに虫歯菌が定着していると

お父さんからも感染します。


3歳のお子さんは

乳歯が全部生えそろっていますから

3歳児検診での虫歯の数が国の統計に利用されているのですが、

その統計によると、

昭和 32年に81.77%(5人のうち4人は虫歯=ほとんどの子に虫歯がある)であった3歳児のう蝕罹患者率 は

平成11年には36.36%にまで減少し、

平成28年には15.8%(5人のうち4人は虫歯がない=ほとんどの子に虫歯がない)にまで減少しています。 

 

つまりは、85%、

今は大半の3歳児に虫歯がない。

虫歯がある子のほうが珍しいので

育児放棄(ネグレクト)を疑われるという時代に突入してきています。

実に健全な日本になってきたものです。

 

「あ~ん」してみて

と言って

こういう虫歯になっている子のほうが超レアな時代になってきました。

 

虫歯が多発していた虫歯洪水時代の

お爺ちゃん、お婆ちゃん世代にとっては

驚異的な状態ですね!

 

とはいえ、

虫歯の罹患率は、

周囲の環境に依存する傾向がありますから

ちょっと田舎で両親共働きでお爺ちゃんお婆ちゃんが育児を頑張ってしてくれるようなエリアでは

お子さんの虫歯罹患率は高めになります。

(だって、お爺ちゃん、お婆ちゃんは虫歯の洪水時代。

歯医者さんでメンテナンスを受けたり歯磨きチェックを受けたりして

定期的に予防歯科を使うのはもったいないなんて世代で、虫歯のお口になっているので。

しかも、ちょっと前まで保険治療では予防歯科の内容はできなかったので

その当時の意識で止まっているでしょうから)


昨今、

東京の3歳児の9割(10人のうち9人)が

虫歯がないのが当たり前になっていても

沖縄ではまだ4人に1人は虫歯になっている

結構なバラつきが日本の中でもあります。

岡山は15.95%ですから全国平均と同じくらいという感じですね。。。
 

3歳時検診で

「虫歯ですね」と指摘されちゃうお子さんって

いつ、だれから虫歯菌を移されちゃうんでしょう?

赤ちゃんのお口に生えてくる最初の歯は

下顎の真ん中に生えるAAですが、

その萌出時期は 6.8±1.4か月です。

だいたい6か月頃に生えるって言えます。

その歯にミュータンス菌がいつ定着するのか?を調べた研究者がいます。

4人に1人が19カ月で定着(だいたい1歳半)

4人に3人が31カ月(2歳半)で定着していたそうです。

つまり乳歯が生え始めた赤ちゃん(6か月)には

1年後から2年後までの1年間くらい

(1歳半から2歳半)で感染していて

Caufieldらはこの期間 を感染の窓と呼びました。
ネット上にも小児歯科の先生たちがたくさんこの手の情報を書いてくれていますから

キャッチ―でわかりやすい画像を貼っておきます。


是非画像検索してみてください。

乳歯の奥歯が生え始めるまでに

虫歯がある人と関りが深いと

3歳頃に虫歯検診で引っかかっちゃうかもしれませんから

注意したいですね。

 

奥歯が生えそろう頃から

歯のお掃除は難しくなりますし、

いやいや期に入ってきますからね。

そこまでに

周囲の大人が虫歯菌を保有していなければ

もしかしたらお子さんの

口腔細菌は虫歯を作らない細菌でいっぱいになってくれて

虫歯菌が増えづらいお口が出来上がるかもしれません。

 

そこで、ある歯科医が何をしたら

虫歯菌がお子さんに定着しにくくなるか?

研究しています。

虫歯の治療跡があるお母さんにとっては

嫌な研究だったかもしれませんが、

お母さんの唾液中のミュータンス菌(虫歯菌としておきましょう)の菌数と

お子さんの虫歯菌保有率との関係についての研究です。

お母さんに虫歯の治療跡があっても唾液中にミュータンス菌が浮遊していなければ1割以下にしか感染しません。

ところがお母さんが虫歯を放置していたり

虫歯菌をお口の中で増殖させている(つまり歯磨きの手を抜いていると)

6割のお子さんに感染が成立してしまっていました。

 

 

 

 

ですから、お母さん、お父さんが

しっかり虫歯を治しておいたり

歯磨きを念入りにしたり

最低でも洗口液で嗽くらいはしたほうがよいでしょう。

次の研究では、

虫歯菌をたくさんお口に浮遊させているお母さんを捕まえてきて研究対象にしています。
そういう子どもにとって超危険なお母さんの

お口の環境を変えるために組まれたプログラムは以下です。
基本的プログラム

 1,食生活の指導

 2.歯科用器具を用いた徹底した口腔清掃 

3.口腔清掃法の指導

 4. フッ素塗布処置

 5.う蝕の治療

 

 追加プログラム 

1.クロルヘキシジンによるうがい(毎日5分,  2週間) 

2.菌数が3×105CFU/m1以下になるまで継続

 

いや===。もう大変ですね!

大人になって生活習慣や

食生活を変えさせらっるってのが

一番力が要りますよね?

 

特に、

甘いものを人生の楽しみに生きているようなお母さんも大勢おられますよね?
更に、パン作りにはまっちゃうお母さんもおられたり

ホットケーキミックスにハチミツたっぷりの甘いもの生活が

幸せな家庭像になってるお母さんもおられ

毎日が甘いもののHAPPY DAYSという食生活になっている場合もあります。

そういう人は家庭色の味付けも濃いめでないと満足できなくなっているでしょう。
幼児期に甘い味好きに育てちゃうと将来虫歯だけでなく体の老化という面でも大変になっていくかもしれません。

そういうところの意識改革から最初の一歩として

改善してもらうのは結構大変に感じますが、

とりあえず研究に協力してもらったんでしょう。

頑張ってお母さんが変われば、

3年後にお母さん自身のお口の中の細菌叢が変化したそうです。

そうやって3年後には

お子さんの口腔内の感染率も

約半分に減ったそうです。
虫歯になる割合は

なんと、3分の1に減ったそうです。

お母さんが頑張ると

お子さんのお口の健康に

大いに影響を与えるんですね!

7年後の感染率も半分くらいに下がっていたそうです(7年も協力してくれた人は偉いですね)

 

別の研究においては、

基本的プログラム

 1,食生活の指導

 2.歯科用器具を用いた徹底した口腔清掃 

 3.口腔清掃法の指導

 4. フッ素塗布処置

 5.う蝕の治療

のほかに

 

追加プログラムとして

1.出産後 3か月から24か月までキシリトール含有ガムを 1日平均4回噛んでもらう群,

2.出産後6,12, 18か月時点で40%クロルヘキシジンバニッシュ を塗布する群,

3.出産後6,12,18か月時点で5% フッ素バニッシュを塗布する群

で比較してお子さんのミュータンス菌の感染状態を比較していたりしていますね。

 

結局、

お母さんが虫歯ばい菌を

お口に飼っていなくなれば

お子さんの虫歯ばい菌の感染は

かなり防げそうですよ。

 

その他にも

哺乳瓶う蝕とか、

酸触症とか

色々他の要素でも

虫歯にはなっちゃいますから

お母さんは気を抜けません。

虫歯がある親御さんが

お子さんを虫歯無しに育てるのは結構大変だったかもしれませんが、

昨今の統計を見れば

勇気づけられるでしょう!!
やれば、できる!!ですね!




離乳が始まって

固形食になってくると

奥歯の虫歯にも気をつけてください。

奥歯は

咬む面の小さな着色や穴だけでなく

隣接面虫歯といって

歯と歯の間から

表からは見えない虫歯が出来て

気づかないうちに見えないうちに大きくなって

急にぽっかり大きな虫歯で穴が開いちゃう!

という非常事態になっちゃっている場合がしばしばあります。

色がついてきて誰でも気づく虫歯になっているって

実際かなりの大きさの虫歯になっていますから

こうならないように

お子さんの周囲の大人が

虫歯菌とは縁を切っておきたいものですね!

 

 

乳歯の虫歯がない。

これが、

顔を成長させ、

口の機能を歪むことなく成長させ、

歯並びが左右対称で綺麗に整う

最低限の条件になりますね。

 

乳歯に虫歯、

もしも、

作ってしまったら

家族で

虫歯ゼロ家庭になる

プロトコルで

歯科医院で

しっかり指導と管理を行ってもらわなくちゃいけませんね。

 

 

虫歯菌は

昔はミュータンス菌だけか?と

やたらとミュータンス菌がクローズアップされていましたが、

近年は

様々な細菌が虫歯の原因菌になっていることがわかってきています。

例えば、

scardovia wiggsiae ショ糖の供給で急速に酸を産生する。乳幼児カリエスの原因との説がある。
bifido bacteria 強い酸(酢酸など)を放出できるハイリスクバクテリア ビフィズス菌とも言う
propionibacterium プロピオン酸を生成し、プラーク内部を酸性に傾ける
neisseria tlava プラークの形成初期に関与 プラーク内の酸素を急速に消費することで、嫌気性環境を促進させる
genella laemolysans エナメル質カリエスから高頻度で検出される
等々・・・・・・・

結局、

歯面にヌルヌルを作ってくっつきやすい菌だけでなく
ヌルヌル内で生息可能な菌や、

凹みに、落ち込んで洗い流されないで繁殖する菌など

大抵の細菌が酸性に傾ける力を持っているので

条件が整ってしまうと

歯は溶けていき

何歳からでも虫歯になっちゃうことがわかってきています。


結局は、

生涯

よい生活習慣、

よい食生活、

歯医者さんでチェック&クリーニングが

虫歯ゼロを全うするコツのようですね。

 


家族みんなで

健口生活を

獲得してくださいね!!

 

それではね。

バイバイ!

 

ゴボ口、くちゴボ、出っ歯、受け口、顎なしは、

いつできるの?


それは、乳幼児期から成長期の期間ですよという事を

先日、お伝えしました。

 

 

ご本人が顔形を他人と比較して

非常にコンプレックスをお感じになられ始めるのは、
大抵、小学生で集団生活の荒波に揉まれ始めた頃以降、

主に小学生高学年から

中学生の頃の多感な時期ではないか?と

想像します。

もちろん、晩生の方で

成人するまで全く気にしていなかったという呑気な方もたまにおられます。

 

日本は幼小中学は学校教育が義務化になって

公的支援が多く投入されていますから

大抵、多くの集団の中で、

できるだけ平等が基本になっています。
ですから、高額な費用負担が生じやすい自費治療を公に勧められないという環境があります。

 

ところが、歯科の場合、

歯列矯正、

成長期の歯並びや顎の発育誘導は

保険適用されず自費治療です。

(多数歯欠損があったり、口唇口蓋裂があったり

指定症候群の診断があれば別です。保険が適用されます)

 

ついでに言うと、

多くの歯科医は大学学生時代に

まともに歯列や顔の発育の見方の勉強をしてきていません。
国家試験に通ればよい程度の浅い矯正歯科の基礎の勉強しか

教わりません。

(とはいえ、その勉強に国立では4年、私立では6年程度を費やして勉強してますし、
国家試験の合格率は医科より低めで、臨床の基礎の内容といっても割りと膨大です。

もしかしたら私など、今受験したら不合格かもしれません。

日常臨床では通常要らない内容も膨大に浅く広く含まれますからね)
 

大学で矯正という特殊な分野に進んで矯正の勉強を開始するのは、

一般的に

歯科医師免許取得後1年から2年の研修医期間の後から

やっと始めることができるシステムです。

専門医を取りたい人だけが

大学病院などの指導医のいる機関に残って

指導の元

臨床にも携わりつつ5年~7年程度かかって

やっと専門医の資格試験を受けることで

受かれば資格がもらえるという仕組みになっているようです。

大学病院は矯正歯科学会とリンクしていることがほとんどですから

(そうでなければ大学院生が集まらない)
(とはいえ、そうでない大学講座も稀だが存在しているそうです)

日本の矯正歯科学会が公に認めていないインビザラインやトレーナー矯正などの
海外製品や既製品での矯正治療には

超疎くなります。
そういう装置を使って矯正専門医が表立って臨床を行えるようになるには
その後、専門医を売りに歯科医院を開業したり

そういう公には認められていないけどそういう装置を使って実績を出していますよという矯正歯科に勤務することで

やっと臨床に使うために勉強を始めるというノンビリした感じになります。

 

他方で小児の歯並びの問題に常に取り組み続けないといけない

小児歯科専門医のほうが

臨床の必要性から非常に早期にそういうシステムを積極的に学ぶという

なんだかよくわからないような現象が生じています。

もちろんですが、

一般歯科にもお子さんは多数お見えになり

親子、時には3代にわたって歯科医院に家族で通院されている方がとても多いわけですから

臨床上の責任から

一般歯科医もかなり早い段階から

必要性に応じて育成矯正や矯正歯科治療の技術を学び始めます

専門性が高い方がよいのか?

専門性が低い方がよいのか?

このあたり、様々な治療システムが世の中に存在していますから

現状よくわからないようになってしまっています。

選択の基準、ここが全くわからないので

一般の方は何が何だか

全くわからないでしょう。

歯科医にとってもとても分かりにくい分野です。

 

そういう感じで、歯科医院の選択自体も非常に厄介ですから

お子さんのお顔の発育や

歯並びの問題は

かなりの確率で放置され続けます。

 

そして、

成人する頃に

やっと顔形のコンプレックスと面と向き合う事になるので

外科矯正の需要はいっこうになくならないのです。


中学高校の頃になると

永久歯列は出来上がって歯槽骨も一緒に出来上がり

上顎などはほとんど前に成長する余力がなくなっていますから

中顔面の長さや

下顔面の長さもほぼ完成。

非常に多感な時期に

顔形が自分が憧れる理想像とかなり異なっていることに悩むようになりつつ

将来の進学先を考えて勉強や練習に猛進しなければいけないので

時間も費用も我慢も必要になる矯正治療と疎遠になってしまう人が多いように思います。

 

大学に進学が決まると

比較的時間に余裕が生じ

成長も終了しているので

その頃外科矯正を選択される方が増えてきます。

外科矯正をお考えの場合は、

もしかしたら保険適用で治療可能な範疇と診断してもらえるかもしれませんから

指定を受けている矯正歯科医院で一度ご相談されるとよいと思います。

 

 

 

 

成人になって就職してから外科矯正を選択しようと思っても

入院が必須ですし、

外科に至るまでの術前矯正、外科手術、術後矯正と非常に期間が長い治療になりますし、

大層苦痛を伴いますから

正業の方で勤務を続けながらというのは通常なかなか選択が難しくなってしまうでしょう。

そのため、

多くのケースで

カモフラージュ矯正が行われます。

(顔の形はさておき、歯並びだけ一見正常化しておく矯正治療で

多くのケースで抜歯矯正が行われます=一般的な矯正治療)

 

外科矯正の辛さは、

この方がyoutubeで伝えておられますから是非参考にしてください。

 

成長後にルフォー(外科)で顔を短縮しなくても

成長期にトレーナー矯正しておけば

中顔面のダウングロスは止めてくれますから

とりあえず、

超辛いルフォーの回避は

小学生低学年からトレーナー矯正みたいな負担が少ない治療法で

先に行っておいた方がよいですね。

成長期に成長方向のコントロール!

その価値は非常に高いです。

ちなみに、このユーチューバーさんは

後に逮捕されてしまったようです。

 

大学時代にダイエットブログのアフィリエートで儲けて歌舞伎町のホストクラブに通い詰めて

いたが、薬機法が厳しくなって減収になり、ついにキャバクラ嬢になり、
キャバクラを営業、2年で8億4千万円儲けていたが

風営法違反、無許可営業で逮捕されてしばらくユーチューバーとしての活動は休止されるようです。

 

色々大変なようです。

そろそろお顔の痛みや痺れが消失されておられるとよいですね。。。

 

キャバ嬢さんは、

整形していることをオープンに話して

それを集客につなげておられる方も多数おられますから
結構、参考になりますよね。

 


そういう特殊なお仕事を選択されておられる方とは違い、

一般の方の場合、

ほどほどにしておかれたほうがよいかもしれませんね。。。

 

天然に美形に育った方もそうですが、

この後、老化も来ますから

劣化に対抗するために

通常以上にまた費用が掛かるのではないかと想像します。

美容整形外科や美容皮膚科や審美歯科(中には歯を全部抜いてオールオンフォーにしましょうという歯科医院もあるようです)にとっては

いつまでも高額支出をし続けてくれるよい顧客層になるのかもしれませんが、

整形した多くのキャバ嬢は子どもを産まないと言ってますね。

 

子どもにも同じような苦労をさせるのは嫌なのかもしれません。

費用的にもご自身が歳をとってから治療費が子どもの分も必要で、

倍や3倍になると経済的に結構お辛いかもしれません。

こういう世界の方のことは

田舎の開業医にはよくわかりません。

 

以前、当院にも

東京の超有名な歯科医にも相談に行ったといって

ご自身の3D頭蓋骨模型を持参された親子さんが

おられ、

当院からまた東京の超有名な矯正歯科医をご紹介したことがあるのですが、

その矯正歯科医もそういうタイプの方は治療に着手しないほうがよいと言われました。

それこそ超一流が超一流たる所以だなあと感じ入ったことがあります。

結局は東京の超有名な歯医者さんのインビザラインのトライアルケースになって

最終的に審美歯科治療もされたそうです。

 

当方、田舎の歯科医院とはいえ、

当院にも多くの外科矯正後の再治療希望

(とはいえ、付け爪感覚の歯を削らずに貼るスーパーエナメルを単に貼るとか、

歯のかつらであるフナっぽんdeSMILEや

SNAP ON SMILEでの追加治療をご希望の方がほとんどですが)

の方が来院されています。

韓国で顔全部治療した後に来院される方もおられます。

そういう方の多くは顔に対する大いなるコンプレックスから

外科矯正で顔の形そのものを歯並びと共に(歯並びはさておきという場合もある)

変えてしまいたいと長年悩まれて(つまり小中学生の頃からいじめられたりコンプレックスと闘って)

非常にお辛い経験を乗り越えて

外科矯正を終えてこられるのです。

 

ところが、外科矯正後の再度外科矯正治療を行った方も

時々おられますので

問題は深刻です。

当院の患者さんではなく歯科医で

丁寧に経緯を公表してくださっている先生がおられますから

ご参考にしてみてはいかがでしょう?


そういう方の多くは、受け口の治療を外科矯正で治した結果

気道が狭くなって(過去は気道計測などなかった時代があったため)

重度の睡眠障害で日常生活のパフォーマンスが落ちていたり

夫婦関係や家庭に問題が生じた場合など何らかの深刻な問題が生じて

リスクが高い再外科矯正を行うという選択をされる場合があるようです。

再外科矯正はより専門性の高い分野になりますから

歯科医自身がこの歯科医にならば

再治療を依頼してもよいと決断した場合だけでしょうね。

一般の方の場合、

歯科医院の良しあしの情報は絶対的に不足しているでしょうから

なかなか再外科矯正は選択しづらいように思いますし、

歯科医からもなかなか勧められないのではないかと想像します。

 

口腔外科の歯科医が

再外科矯正の詳細について教えてくれていますから

ご参考にされてみてはいかがでしょう。

 

 

大変タフな先生だなぁと思います。

 

 まあ、

そういう色々と大変な思いを成長後にしなくてもよいように

出来れば成長期に

簡単な装置で成長を上手く良い方向に誘導してあげる育成矯正の治療を

幼少期から受けられておくと

後の苦労が少なくてよいだろうと思います。

 

なかなか成長予測は難しいですし、

成長を良い方向へ誘導するのは難しいと言われていますが、

ほぼ7割のお子さんは

こんな軟らかい簡便な装置を

歯科医に処方してもらい

必要な成長サポートを継続して受けることで

問題の少ない歯並びと口元、顔つきに育つことが可能になるように感じています。

 



現在は装置の種類がかなり増えていて

それぞれの段階で

それぞれ必要な装置と

トレーニングは異なりますから

必ず歯科医院の指導管理の元

使用されることがとても大切になると思います。

 

下手に使うと

逆に上顎がダウングロスして

中顔面が長くなり

歯並びも上下で咬まなくなります。

使用法が間違っていないか?

装置が有効に効いているか?

装置の選択に誤りがないか?

等、

事細かく管理してもらわないと

こんな装置でも成長方向を変えてしまいますから

必ずお近くで定期的に通院可能な歯科医院を選択されておくか?

または定期的にZOOM診察してもらえる環境を整えておく必要が最低限あるでしょう。

 

子どもに渡してそのままでは決していけませんね。

結構、大きな力が歯列にかかっていますからね。

 



大勢のお子さんが

その時その時の成長の修正のために

使用され

よいお顔・よい口元・よい歯並びに育っていきます。

こういう装置を使って成長を上手くサポートしてもらえる歯科医院に出会えれば

中学生になる頃、

永久歯列が親知らず以外出来上がるまでに

徐々に悪かった口元と顔の歪みと悪かった歯並びがどんどん改善されていきます。

❶Alignment;凸凹の無い歯列の獲得

❷Marginal Ridges:辺縁隆線が一致している

❸Occlusal Contacts:適切な咬合接触

❹Occlusal Relationship :近遠心的なスペースマネージメントがうまくいっている(左右Angle ClassⅠ獲得)

❺Overjet,Overbiteが適切

❻Root Angulation: 歯列全体で歯軸の平行性が得られている

❼中心咬合位と中心位が合致して育つ

❽アンテリアカップリングが付与されている

⑨ミューチュアリー・プロテクテッド・オクルージョンが獲得されている

⑩歯槽骨レベルが平坦

⑪ガムラインが整っている

⑫口腔周囲筋並びに顔貌と調和している

という矯正治療の目標を簡単にクリアするだけでなく、

 

更に、

十分な気道の獲得

よい呼吸の獲得

よい姿勢の獲得

小顔で首がスッと長いが姿勢が崩れない筋肉の伸び
ガミースマイルにならない

よい睡眠

鼻呼吸の獲得

リップシールが獲得され左右対称できりりとした口元

スマイル時にしっかり口角が上がる

小さくて硬い口ではなく大きくてゆとりのある口

目尻が下がったり、ほうれい線が出にくい

左右の顔の対称性が劣化しない

頭がすっきりして安定した性格と行動ができる

皮膚疾患であるアトピー性皮膚炎が治る

鼻炎で悩まない

アレルギーマーチにならない

風邪などを引きにくい

虫歯にならない

歯周病や口臭にならない

将来的に歯を失っていかない

等々

成長期に歯並びと共に口腔周囲筋、頸部筋にまでアプローチしていくので

本当に綺麗に育っていきます。

成長期に矯正治療を受けておく、

しかも、歯並びを歯科医主導で急いでよくしておくのではなく

本人の成長を誘導することで

本人に獲得させておくことは

これからの歯科には必要だろうと考えています。

 

そして、

今はすでに

日本全国、世界でも

多くの歯科医がそういう治療の大切さを

認め始めています。

小学生の頃から

もっとお子さんの

お口の成長の問題に

きちんと向き合ってほしいと思います。


それで、

もしも

修正のやり残しが成長後に残っていれば

その時、

再度ブラケットやインビザラインなどの本格矯正装置を利用して

ちょっと高くなりますが自費で矯正治療を選択すればよいのです。

そうすれば、

外科矯正の可能性はより少なくなっているでしょう。

お子さんの成長を上手く利用して

機能的な問題や形態的な問題に向き合っていくというのは

気の長い治療になりますが、

心理面のサポートと共に

専門家である歯科医院がサポートに入ってくれます。
費用に対して価値のほうが高いように思います。

それではね。

バイバイ!!