ステキな笑顔になりたい人は
以前に増して多くなってきていますよね!
真っ白な歯で素敵なスマイル!
これを実現する簡単でセレブな治療法として
歯にいろいろな問題を抱えていても
ベースとなる歯をレジンでMI修復治療(低侵襲の治療)をして
その繋ぎ目が一生気にならないように
高級なセラミックを表面につけて
つけ爪感覚で表面一層をマスキングしてしまえば
悩みが解消するだけでなく
自由自在な歯の白さを楽しめますからね。
素材は透け感のあるタイプもあれば
真っ白な陶器色の強いマスキング効果抜群のタイプもあります。
透け感や色調は、多様なお好みの中から選択可能で
多少であれば歯の形も変えることが可能です。
そういうお気軽さもあって
今まで数千人という多くの方に全国のスーパーエナメル加盟歯科医院にて
御気軽にご利用いただいています。
(とはいえ、自費治療ですから数万円~かかり、
通常数十万円かかります)
ところが、
実際には日頃お手入れが不十分な方で
虫歯があったり、歯周病があったり、
歯の継ぎ接ぎ部分に着色が生じていたり、
歯面に汚染源が蓄積していたり、
すでに歯冠修復がされていたり、
従来の歯を削られるタイプのべニア治療がすでに行われていたり、
歯並び自体に問題があったり、
歯の大きさや歯の形態に問題を抱えていたり、
色々な方がスーパーエナメル治療を望んで加盟歯科医院に来院されています。
スーパーエナメルもルミネアーズも
e.max thinべニア治療も
その他色々なネーミングをつけてあっても
non-prepべニア治療の場合、
流石に汚い歯面にそのままセラミックを貼り付けることが
できるわけではありません。
綺麗な状態で長期にわたって支障をきたしたくない場合は
下地となるご自身の歯の部分を
先に綺麗に殺菌消毒し(歯面には細かい凸凹があるのでそこを綺麗にホワイトニング剤で漂白処理しておくことが望ましい)
ホワイトニングをすでに行っていてかなり綺麗な歯面には
リン酸エッチングという矯正治療のブラケットをつける前の前処理と同じようなステップを経たうえで
作製したエナメルタグに樹脂を浸透させるボンディング処理を行ったうえで
各種レジン系セメントを介在して
セラミックやジルコニアやハイブリッドセラミック系の(素材バリエーションは豊富です)
極薄べニアを化学的に貼り付ける必要があります。
これは、虫歯のレジン充填や
ある種のシーラントや
ダイレクトボンドや
インビザラインのアタッチメント設置や
矯正治療のブラケットセットと同じですが、
特に平滑な歯面に何かをくっつけるステップとして
欠かせない前処置になります。
特にスーパーエナメルを長期間お楽しみになりたい方にとっては
歯面にカビや細菌が浸透していないキレイな新鮮面を
削らずに作り出すことが大切になるので
事前のホワイトニング処置(薬剤による漂白)は
重要になります。
エナメル質という硬いリン酸カルシウムの構造体が96%という
ものです。
一見綺麗そうに見える健康な歯の表面も拡大していくと
(マイクロ(歯科で一般的にチェアーサイドに据え付けてある拡大鏡は20倍程度なので)でもここまでは見えません)
エナメル質の表面には、
Pores(微細な穴や凹部)があるのが前提です。
そこに細菌が住み着いている、
あるいは真菌が住み着いている
外来色素が落ち込んでいる・・・・・様々な状態が存在します。
中にはヒビが入って孔が深くまで到達している歯もあります。
そんな歯面にブラシに研磨剤をつけて磨き上げても
孔には入り込みませんから
化学的に漂白してこびりつき汚染物を浮かしていったん分解しておく必要があります。
その後の歯の寿命を左右することになります。
通常の歯を削る治療では、
そういうのを歯の表面を全部一層削り取ることで
歯科医は歯の新鮮面を作り出しているのです。
non-prepべニアの治療の場合は、
歯を削らないので、
歯の新鮮面を作る作業が
歯のホワイトニングという事になります。
どんなに綺麗な貼り物でも
汚い歯面で穴に外来色素や有機物や細菌や真菌(カビ)が落ち込んでいる上から
べニアを貼らない、
貼ってもらいたくないでしょ?
臭いが後からし始めたり
変な味がし始めるべニア治療など受けたくない。
そういう常識がある人で皆さんいてほしいと思っています。
スーパーエナメル®やルミネアーズやe.max thinべニアや
その他色々なネーミングのnon-prepべニアを貼り付ける土台となる
エナメル質については、
一般向けにWikipediaがわかりやすく解説してくれています。
この真ん中あたりに出てくるエッチング。
これが汚れを化学的に分解後の歯の漂白の後に
歯面に直接行われるステップになります。
エッチング(以下引用)
修復材料であるレジンを歯質に接着させるため、Buonocore は酸により歯を溶解させるエッチングを1955年に開発した。歯科修復物を歯に接着させる時、頻繁に使われる。これはコンポジットレジンやシーラントのようないくつかの修復物を長期的に持たせるために重要である。エナメル質中の無機質を溶解させ、エナメル質表面から約10マイクロメートルを除去し、5から50マイクロメートルの多孔質層を作る。この多孔質層にレジンが侵入し、硬化することで接着する。
エナメルに対するエッチングの影響は使用する酸の量、タイプおよびエナメルの現状などにより変化する。
エッチングによる形成には3パターンある。タイプ1はエナメル小柱が溶解されたパターン、タイプ2はエナメル小柱間質が溶解されたパターン、タイプ3はエナメル小柱があった証拠がなにも残っていないパターンである。タイプ1が最も好ましい物であり、タイプ3は最低である。これらのパターンに別れる理由はまだはっきりとは分かっていないが、エナメル質中の結晶の走行の違いによる物ではないかという説が最も一般的である。
エナメルボンドレジン
エッチングによって作られた多孔質層であるが、従来型マクロフィラーレジンを填塞する際には、フィラーの大きさが小柱の大きさより大きいために同部に入ることができず十分な接着力を行えない可能性があり、これに対応するために前処理としてエッチングされたエナメル質に塗布させる液状のレジンが開発された
以上の、2ステップは平滑な歯面に
何かを接着させる前処置として欠かせないステップです。
エッチングで歯の表面にエナメルタグという微細な凸凹を作りだします。
スーパーエナメルやダイレクトボンドやレジン充填やブラケットセットやアタッチメント設置やシーラントの前処置に必要とされる
エッチングの深さは10マイクロメートルとされています。
10マイクロメートルは、0.01ミリで極僅かな厚みで充分です。
それで35%リン酸エッチング剤が約20秒間使用されます。
自費の予防歯科でよく用いられる
Icon(アイコン)という虫歯にならない歯面に変換する予防治療法の場合、
35%リン酸エッチングよりも強力な 塩酸エッチングが用いられます。
塩酸エッチングといえば、胃酸と一緒ですね。
こちらを使う場合は、予防歯科治療といいつつ
深さ40マイクロメートル、約4倍の深さまで表面処理加工を行いに行くわけです。
この場合は酸が強力ですからラバダムが必須です。
non-prepべニアやダイレクトボンドやレジン充填などの一般的な歯面接着は、
小児にも安全に用いられる35%リン酸エッチングで充分な接着強度が得られ、
その後、その凹面には流動性の高い樹脂を浸透させて更に
人工物で多様な膜(レジン系セメントの上にnon-prepべニアの人工材料)を構築して
強固な鎧を歯面に新たにまとわせます。
強固で真っ白で超綺麗なセラミックの新しい鎧は、しかも接着治療なので一体型です。
歯には最強!
歯にとって
とても健康で優しい審美治療法という事になりますね。
もちろん、歯面を綺麗に維持できる超健康な方で
歯に全くお悩みが方にとっては
ご自身のエナメル質面が口腔内の劇的な環境に露出状態で存在していても何ら支障がないどころか、
その歯面は脱灰と再石灰化を毎日毎日繰り返していますから
ホワイトニングとナノハイドロキシアパタイトの持続供給を併用していくか、
ホワイトニングとMIペーストなどの歯質強化剤を併用していくことで
歯面はツルツルピカピカの真っ白な状態を維持可能ですから
歯科医の治療を受けずに
歯科衛生士の予防治療やメンテナンスを受ける程度で
十分綺麗!!
何かを歯面に貼り付けて歯面を守ってあげる必要など何もないのは言うまでもありません。
しかし、
多くのスーパーエナメルをご希望される方の場合、
御本人の歯面に
何らかの問題を抱えておられるわけですから
歯科治療の手法が必要という事になります。
さて、
貴方が、
スーパーエナメル®のように侵襲性の低い審美歯科治療を受けて
真っ白な歯で歯並びよく見えて
笑顔に自信をもって
社会生活を謳歌したいとご希望になった際の
治療時の実際について
ここに
何度も言いますが、
汚い歯面に貼り付けちゃうと
将来的に、もしかしたら比較的早期に何等かの問題を生じる可能性が高くなります。
そこで、下地になるご自身の歯面の処理がとても大切になります。
これ、スーパーエナメルへの道です。
歯に悩みがあって自信をもって笑えない方の多くが
スーパーエナメルの施術を受ける前に
スーパーエナメルは
すでに冠で修復していない
べニア治療を受けていない
レジン充填までで治療がとどまっている歯には
最終的にすべての歯の状態に適用可能な審美治療法です。
しかし、歯の状態や歯並びの状態によっては
即座にスーパーエナメルを貼れば
すっかり綺麗になれるという状態から
程遠いくなってしまう残念な状態の方もしばしば来院があります。
ネット上の口コミに
スーパーエナメルをご相談にいかれて
すぐに魔法の治療のように
期待した治療を受けることに繋がらず
悪評を記載される方が数千人のご満足いただいた方と異なって数名おられますが、
そのほとんどの方が
歯の状態がすでに多くの問題をお抱えの状態であり、
下地処理の手間暇が非常に煩雑に必要であったり、
すでに歯の多くの部分が削られる治療を受けておられて
実際に受けられる治療はスーパーエナメル®ではなくなっていて
はがれやすいべニア治療になっていたというケースです。
通常の歯を削られてしまうタイプのべニア治療をすでに受けておられますと
歯の接着条件はどんどん悪くなってしまっています。
健全なエナメル質がほとんどなくなっていたり
一旦接着処理したうえにセラミックが貼り付けてあったり、
古い樹脂が貼り付いていると
接着強度はガタ落ちします。
更に歯のガイドに(側方運動、前方運動など、歯を擦りながら顎を動かす際)
重要な部分の一体化構造の天然歯の裏打ちをなくして(削り取られて)しまっているので、
べニアだけでは維持し難いという悪条件にどんどん近づいてしまっています。
その場合、通常のべニア治療のやり替えは大変難しい治療になる場合が多く
スーパーエナメルのお気軽さとは全く違った治療リスクを十分に理解される必要があります。
歯の削られ条件によっては冠の治療しか成功を約束し難い状態になっていますから
このあたりのことは十分理解される必要があります。
歯の形に関しても
とても重要で、
スーパーエナメルやルミネアーズやe.max thinべニアや
その他、色々なネーミングの各種素材を変えての治療法で、
non-prepべニア(歯を可及的に削らないべニア治療=削ったよという段差をつける必要がない極薄べニア治療)
による審美治療は、
極薄といえども薄さZEROとはなりません。
0.1ミリから0.3ミリ厚さのべニアをマージン(際)に向かって
どんどん薄く削って加工して仕上げてある厚みゼロではないべニア治療ですから
ご自身の現状の歯の状態から一回り必ず大きくなります。
それを嫌だなあと思われる場合、
あるいはより良い綺麗な歯の形を必要とされる場合は
僅かですが歯を削り取ったほうが完成度が高まります。
そのあたりの微妙な感覚は、事前にイメージが出来ずなかなかご理解不能でしょうから
スーパーエナメルを治療する前には必ずモックアップといって
実際の歯の表面に仕上がりはこんな感じになるよというのを仮置き体感していただく手順を必須ステップとして組み込んであります。
その状態を必ず十分に御確認したいただいたうえで、
歯面の出っ張り部は削ってより良い形の仕上がりにしたいというご希望であれば、
必要ならば必要な部位のみ
1mmから2mm、部位によっては2.5mmの厚みがあるエナメル質を(人工物の場合は気兼ねなくてよい)
一層0.2mm~0.3mm程度削るステップを選択されることも可能になっています。
常にご理解いただきたいのは、
どういう新しい治療でも
魔法は使えませんので
物理的にも化学的にも必要な知識をもって
治療を選択していただくことを強くお願いしております。
厚みがない治療がよいとご希望であれば樹脂を表面に塗ってもらう歯のマニキュアという審美治療法もあります。
こちらの治療法の場合、樹脂はいずれ禿げたり薄くなってしまったり、厚みを持たせた部位は欠けたり
歯茎に負担になったりする場合もあります。
どういう治療でもメリットとデメリット、
リスクもあります。
歯科は科学に基づいた治療ですから、魔法は使えません。
そこのところは文系頭の方でも
ご理解いただいたうえで
治療を受けられる必要があります。
わからないことがあれば、
スーパーエナメル事務局にメールでご相談ください。
加盟歯科医院でも
歯科医が科学的に説明してくれます。
歯科衛生士やトリートメントコーディネーターの人も
加盟歯科医院では治療に関してしっかり学んでいる場合が多いので
納得されるまでしっかりご相談されるのがよいでしょう。