パレスホテルで婚礼メニューの試食会に行き、美味しいけど私が好きなのはこれじゃない!!と思いを強くした最近。
いつも美味しいー美味しいーと何も考えずに食べていたけれど、一体何がどう美味しいのか、ちょうど大好きフレンチ、パレスホテル東京エステールの予約を入れていたので、自分の好きなものに隠れる要素は何なのか?
改めて知ることとなりました。
本日は18:30の予約。
エステールは全体的にゲストの予約時間が早めです。
水曜の平日なのに、18:30でも先客達が先にスタートされていました。
(この後お店は19時でほぼ満席に)
席はお気に入りの奥の両窓が見れる席をお願いしていました。
そしてシェフからのご挨拶ということで出される鎌倉野菜と、石に見立てたフォカッチャ。
季節の野菜がそれぞれ最適に調理され、野菜をいただいているだけなのに、シャンパンが進みます。
私は大好きベル・エポックをいただきました。
(エステールはちゃんとシュワシュワしていて、冷えてる)
お酒だって美味しい飲み方がある。
1人1人のゲストに合わせた、最適な状態で提供されるから美味しい。
そして、大切にされている感じがするんです。
メニューを選ぶところから楽しい。
ここでいつもの穀物入りパンも提供されますが、私が食べたいのはこれ。
とてつもなく楽しみにしていた、エステールの新しい蕎麦粉が練り込まれたパン。パンパンパン
まず飾らない外観が素晴らしい。
今まで提供されていた、四角いボックスから切られるプレゼンテーションが見られるパンも良かったけど、グランドシェフが代わり、最近の料理には合わないなーと思っていました。(私が食べ飽きただけかと思っていたい)
小島シェフの素材へのこだわりがビシビシ感じられる最近のお料理。
それに相応しいであろうパン。
まず見た目が素晴らしい。
極限に地味下手したら昔の給食に出てきそうな勢いの外見。
華は何もない。
ですが、
案の定、良い裏切りと発見がある
外側の岩塩が効いた本当〜〜〜〜〜〜〜に美味しいパンでした。
噛めば噛むほど味が染み渡り、お料理との愛想も抜群。
天才的脇役なのに、存在感がすごい。
料理もこういう縁の下の力持ちに支えられているんだな・・・と思うほど。
全部が同じ主役キャラじゃ美味しくない。
役割を全うしているって素敵。
こんなに騒いでいるのは私だけかと思いきや、奥の私たちより大人ゲスト達も同じことをおっしゃっていました。
大騒ぎしていますが、まだ前菜も始まっていません。
ここからアミューズ
*私の食事は全て8割サイズになっています。
釜揚げしらすと春野菜の苦味が効いた爽やかなお皿。
ミモザのようにあしらわれた卵も素敵。
まずは私の前菜。
「牡丹海老の炭火焼き 野菜のコンポート ルイユとクリュスタッセのソース」
海老大好きマンな私の血が騒ぐ一皿。
ソースも持ちろん大大大好きな甲殻類のソース
そこにお野菜の旨みやパプリカなどのピリッとした要素も加わります。
黒いお皿にオレンジが映える。
はぁー美しい。
こちら彼の前菜。
「グリーンアスパラガスと季節野菜 春の茸のマーマレード ゴールドキャヴィア」
こうやってみると、カトラリーやお皿も含めて私には大切。
目でいかに楽しいかは、私にとってのレストラン満足度に相当関わります。
宮中晩餐会のような白だらけのお皿は、やっぱりつまんない!
腹に入れば一緒じゃないから。
エステールのこのお皿は大好きです。
私も彼も偶然一致したメインはこちら。
「仔牛 ホワイトアスパラガスのポシェ オレンジのサバイヨン」
そうこの時期のエステールに来たのは、ホワイトアスパラガスが食べたいから!!
この時期しか食べられないホワイトアスパラガスは、まさに春〜初夏を感じさせる、とてつもなく美味しい食べ物。
ホワイトアスパラガスは、やっぱりフレンチで食べたい。
何ともいえない歯応えが最高!瓶詰めしか知らなかった時代とはまるで別物です。
赤ワインは飲まず、赤ワインに見立てた葡萄ジュースを使ったモクテル。
彼も最近すっかり味をしめたようなので、チーズも食べます。
今日はコンテチーズとカマンベールを。
ちっさ。
と見えるかもしれませんが、これがめちゃくちゃ食べ応えがあって、ワインを飲む方はチーズとボトルを開けるまでお喋りするのもわかります。
この後口直しのデザートが来るのですが、前回が美味しすぎて今回忘れてしまったほどで、写真も撮れていなかった本当にわかりやすいな、私。
前回から2ヶ月しか経過しておらず、半分は前回食べたメニューだったので、今回は久々にど定番の「ババ オ ラム」を私はいただきました。
好きなだけテーブルのラム酒をかけていただけます。
これは多分エステール側だと思うけど、サイズがフルで来た
案の定食べきれず、半分だけいただきました。
美味しいけれど、もはや甘いものに私が耐えられなくなっているかも。
彼のデザートはこちら。
「キウイ ピスタチオのサバイヨン ハーブのグラニテ」
毎回思うけど、キウイ系のデザートとハーブの組み合わせは、メチャクチャエッジが効いています。個性バリバリ出してくる系。
何なら、エステールのデザートはそうかも。
若きパティシエールのどうだぁ!!!という情熱ビッシバシのデザートが毎度やってきます。
魚介やフレッシュな状態での野菜をふんだんに使うので、エステールはかなり軽めに感じるフレンチなのですが、最後のデザートで一気に落としにかかる感じ
パッションが感じられてこれも楽しい。
最後の小菓子は真珠から脱却し、カヌレへ。
見た目がものすっごく地味ですが、実はこのカヌレがめちゃくちゃ美味しかった。
本当に外カリっとなっていて、私はカヌレ好きですはないのに、これならもう1つ食べたいほど
終わりまで素晴らしいお食事でした
私も彼も作り手の思いやパッションが好き。
無難に安心に安全にじゃつまらなーい
それも調和を取りながら個を大事にしてほしいし、わかるように主張してくれるものが好き。
そこにはエネルギーが感じられるし、個が感じられるのに、全体で見たら調和している、そんな食事にも世界にも惹かれるからなんです
これって他者と出会って、マリアージュしていく結婚とも同じなんだ!
と感じられた素晴らしいエステールでした。
彼には、いつもご馳走様〜ありがとう
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