本日はXに届いたご質問に回答したいと思います
パレスホテル記載のブログも読んでくださり、ありがとうございます。
パレスホテルで婚礼を挙げる花嫁さんでしょうか
・写真の花は72にオーダーか?
・注文のコツや色味合わせのヒントを知りたい
と言うことですね。
そこで今日お伝えしたいのはこちら
①希望をはっきりさせる
②絶対に妥協しない
(花の位置まで最終チェックを入れ、72にブーケ風にオーダー)
①希望をはっきりさせる
私のパレスホテル内でのお花は、クリスチャントルチュの時代から72にお願いしています。
というのも、一番先は誕生日に友人がプレゼントしてくださったアレンジが素晴らしかったから
(*プロポーズのお花は、丸の内のケイトローズです)
それからほとんど滞在の度に、コンシェルジュの方を通して72に依頼しています。
普段銀座のサロンに飾るお花は、松屋の日比谷花壇さんにお願いしていますが、パレス滞在時は決済も楽なので72にお願いしています。
ですが、パレスホテルでのセミナーに参加された生徒さん達は知っているけど、信じられないほどあの花には手間がかかっています
今までコンシェルジュとも何度も話し合ってきたほど。
(客室で72と話し合ったことも)
大事なのは、希望をはっきりさせること。
具体的には、こうして欲しいという予算と色味、希望の花材もあればそれも全て伝えます。さらにイメージ写真も事前にお伝えします。
以前は色味だけをお伝えしていましたが、希望と違うことが何度かあったのでこのイメージに辿り着きました。
単なる色味や写真で伝えるイメージが伝わらなかった場合、イメージワードをお伝えすることがあります。
「素敵な花」の定義は曖昧です。
ご自身にとって、何が素敵なのか、明確化してお伝えする、誰が見てもわかりやすい写真サンプルを用意することなどを個人的にはお勧めします。
(包み紙とリボンまで忠実に再現してくださったケイトローズ)
②絶対に妥協しない
はなかなか人ができない人が多いし、エネルギーを多く使いますが、生徒さんをお迎えするセミナーになると、私は絶対に妥協しません。
私の大切な生徒さんをお迎えするのだから、完璧な花であって欲しい
花材が入荷した時点で、写真を送っていただくなどして最終チェックもします。
これは他の花屋さんでも行っていて、友人へのBDフラワーを用意する際など、アレンジを作っておいてもらい、受け取りの際にイメージと違うところや懸念するところは大胆にアレンジいただくこともあります。
こんなこと言ったら嫌われるかな?
嫌がられるかな?
私だって思わないわけじゃないけど、気に食わない花があることの方が1億倍不愉快なんだから伝える勇気を持ちます。
これは花に限らず、ウエディングなど人生の他の場面についても一緒。
言う責任も、言わない責任も自分が負うのだから私は言う。
結果満足のいくお花を作成していただき、また72で買い物したいなと思いますし、コンシェルジュチームの素晴らしさこそ、今私がパレスホテルに泊まり続ける理由でもあるのです。
後から文句言う人より、その場で希望を伝えて快適になった方が、お店も場の空気も圧倒的に綺麗だし、有用だから
(以前72にオーダーしたお花)
①希望をはっきりさせる
②絶対に妥協しない
花をオーダーする時にも思うけれど、言語化ってとても大切です。
自分の希望をどう伝えるのか、いつもいつもコミュニケーション能力が試されるとすら私は思っています。
「相手の反応が自分のコミュニケーションの結果」という大前提があるから、何でこの写真でこうつくれないのと思う時もあるけれど、どう伝えたら私が頭で描くイメージと同じになるだろうか?
と言う自分の能力開花の特訓にもなると思っています
希望が伝えられたら、最高だよ
素敵なお花をオーダーしてみてください。
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