臨時休業のお知らせ
社内研修に伴い・・・
3/21(木) 17:00にて閉店
3/22(金) 臨時休業
とさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが何卒よろしくお願い致します。
社長の福澤です。
本日のサービス工場はピカピカ磨き&バリアスコーティングの施工。
元々しっかりのっているワックスを半日かけて洗車で洗い落とす。
これがもう本当に一仕事。
ワックスのったままだとどうにもコーティングがうまくいかないので。
その後は、上記画像の通り、クロームメッキ部の細かな傷や錆を磨き落とす。
この作業での強い味方がボンスター。
こういうやつ。
スーパーでもホームセンターでもどこでも売ってるやつ。
スチールウールみたいな台所用の磨き製品。
これがハーレーのクロームメッキ部の磨きにはもうピカイチ。
※間違っても塗装面なんかには使用しないように!
そして、一晩寝かして洗車の際の水分がしっかりと飛んだら、ここからはコーティング施工。
これを使います。
WAKOS製バリアスコーティング。
社長の福澤です。
本日のサービス工場は・・・
TRIJYAトライジャ製般若ハンドルバーカスタム進行中。
もうご存知の通りこのカスタムはハンドル廻りの配線類をまとめてハンドルバー内部に中通し。
まあ、この作業が難しいというより実に根気のいる作業。
最近のモデルはUSBケーブルのような信号線に集約されているので随分と配線の本数も少なくなってきてくれたんですけど。
それでも根気勝負の作業。
ライザー部からこんな感じで配線が入って行っております。
一日かけて配線中通し加工。
完成に向けて今日一日奮闘中。
参考までに・・・
TRIJYAトライジャ般若バー 14インチ:¥79,200-
作業工賃(ハンドル配線中通し加工含む):¥55,000-
完成しましたらまたこちらで報告いたします。
今日のトピックはもうハーレー乗りならよく耳にする『ツインカム88エンジンのチェーンテンショナーの摩耗』について。
画像に見えるカムチェーンの張りを調整する役目がオレンジ色のパーツ(スライダー)。
このスライダーがチェーンに常時接触しているので適正な張りに調整されている。
ざっと簡単に説明するとこんな感じ。
ツーリング・ソフテイルモデルは2006モデルまで、ダイナモデルは2005モデルまでの機構。
このスライダーも堅い樹脂みたいなもの。
長年にわたりエンジン回転に合わせてこのチェーンも回転するのでこのスライダーも摩耗してきてしまうということ。
今回の該当モデルは2006モデルFLSTC。走行距離30,600km。
今回のチェックではまだ早急に交換というレベルではなかったのでここまで。
ついでにその奥のパーツ、箇所もチェックできるような秘密兵器も。
秘密なんて言うほどのものでもありませんが、内視鏡カメラもどきのツール。
立派なたか~いSNAP-ON製です。
こういうものも使って目の届きにくい箇所も無駄にパーツを取り外すこともなく点検診断が可能というわけなんです。
仮に今回このスライダーが摩耗しきっていたらもちろん修理交換を強くお勧めします。
放っておいて直るものでもなく、カムチェーンが張りが緩んでバタつくとカムシャフトの回転にも多大なる影響が。
最悪カムシャフトのみならずクランクシャフトの損傷にもつながります。
もうそうなるとエンジンそのものがご臨終と思っていていただいた方がいいかも。
元のチェーンスライダーへ交換修理もいいんですが、交換するとなったらやっぱりそこはグレードアップ&安心感がほしいところ。
こういう風にアップグレードをおススメ。
油圧カムチェーンテンショナーへの変更。
この機構はダイナなら2006モデル以降、ソフテイル・ツーリングなら2007モデル以降に全採用。
チェーンスライダーの厚みにより張り調整⇒スライダーに油圧かけて張りを調整 という機構に変更。
こうすることでスライダーが摩耗しても油圧かけて押してくれているから絶えず適正なチェーンの張りが保たれているということ。
ちなみにハーレー純正の油圧カムチェーンテンショナーキットは・・・
品番:25284-11
キット価格:¥129,242-(税込)
参考までに作業工賃は・・・¥88,000~。
完全にオレンジ色のスライダーが摩耗しきっていました。
さらにプレートの内側のスライダーは完全に破断。
もうこうなると大惨事の一歩手前。
もしやカムシャフトの回転にも影響が?と懸念があったのでシャフトのゆがみも点検いたしました。
そこには影響はなく事なきを得た次第。
ちなみにこの車両は2003モデルツーリングモデルで走行距離は5万キロオーバーでした。
走行距離で一概に線引きできないこの症状。
ツインカムエンジンでキャブレター車にお乗りのオーナーさん、距離はともかく年数としてはかなり経過しているのは事実。
エンジン内部は思いもよらないことも起きてたりすることもあります。
ハーレー正規販売店、ハーレー専門ショップなんかに一度相談してみることを強くお勧めいたします。
カスタム車のご紹介。
ちょっと間があいてしまいましたね。大変失礼いたしました。
今回は2023モデルFXBR117 Sさんのカスタム。
タイトルの通り、Sさんのテーマは”ブラックアウト”。
一番目立つプライマリーカバー。
ノーマルはもちろんクロームメッキ。それをグロスブラックへ変更。
一番面積が大きいから必然的に目が行きます。
もちろんこのクォリティーは純正だけのもの。
部品番号:25700913
イグニッションコイルカバーはブラックマシンカット仕上げ。もちろんこれも純正。
部品番号:57300289
差し色としてのプラグコード。フューエルタンクともマッチングでオレンジ色。
部品番号:31600113
LEDフロントウィンカー。
部品番号:67801184
リゾマ製ミラー。
部品番号:RIZ-BS201B,RIZ-BS202B
サンダンス製フェザータッチハンドレバー。
ここもブラックアウトに一役買っている名バイプレイヤー。
KIJIMA製ライザースタッカーでハンドルライザーをかさ上げ。これでハンドルポジションが結構楽になる。約20mmアップ。
部品番号:HD-04275
最後にこのブラックアウトカスタムを大きく彩るフロント廻り。
カルトワーク製フロントフォークカバーセット。
フロントフォークをブラックアウトさせるだけでなく、カバーすることで太さもアップ。
ぶっといブラックアウトされたフォークは威圧感アップ!
部品番号:CUL-HD-BRO044
SさんのFXBR117,細かく言い出すとまだまだあちこち細かいカスタムが。
今回はブラックアウトということでそこにフォーカスしてご紹介いたしました。
今日のサービス工場の作業。
タイトルの通り、冬支度ということで「電熱グリップヒーター」の装着作業。
ちなみにこの画像はグリップヒーター左側(クラッチ側グリップ)。
ダイヤル状のものがON/OFFスイッチであり、温度調整を担っております。
数字が大きくなれば温度も上がる・・・という具合。
作業としてはまず既存のグリップをハンドルバーから取り外し。
グリップが取り外せたらハンドルバーそのものも車体より一旦取り外し。
ここからが少々難しいというか手間な作業。
グリップヒーター配線類をハンドルバー内部に中通し。
配線類が経年の擦れなどが起きないようにここは少し慎重な作業が必要。
で、最終組み上がるとこんな具合。
夏乗れなくなった分、これからのシーズンを楽しむほかなさそうです。
”俺は冬は乗らないよ~”なんて声も多々ございますが、
この電熱ヒートグリップが本領発揮するのは晩秋10月、11月。そしてシーズンスタートの春3月、4月だったりするのは既に使ってる方が一番わかってくれているんじゃないんですかね~。
ライダーシートはトライジャ製オリジナル。
パッセンジャーシートはノーマルシートの表面シート張替え&座面盛り。
この座面盛りがポイント。
パッセンジャーが乗り心地良くなる以上にライダーの腰をしっかりホールドしてくれているのが上記画像でも分かるかと思います。
これによってロングライドは飛躍的に楽になった・・・とオーナー曰く。
まさにライダーバックレストの役割。
まあ、トライジャさんのシート、値段もいいですが(笑)
でも、パッセンジャーシート座面の盛り。ホントに良いつくりでした。
皆さん、思い思いのカスタムを楽しんでくれてます。
100人ハーレー乗りがいたら、その100人がみんな自分のハーレーが一番カッコいい・・・と思っているはず。
それでいいんです!そうじゃなくっちゃいけません!
カスタム