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フクザワオート(HD-飯田)のバス停前日記

フクザワオート(H-D飯田)は高速バス停前に位置します。そこから思ったことや情報をどんどん発信して行きます!

今日のサービス工場の作業。

 

タイトルの通り、冬支度ということで「電熱グリップヒーター」の装着作業。

ちなみにこの画像はグリップヒーター左側(クラッチ側グリップ)。

ダイヤル状のものがON/OFFスイッチであり、温度調整を担っております。

数字が大きくなれば温度も上がる・・・という具合。

 

作業としてはまず既存のグリップをハンドルバーから取り外し。

 

グリップが取り外せたらハンドルバーそのものも車体より一旦取り外し。

 

ここからが少々難しいというか手間な作業。

グリップヒーター配線類をハンドルバー内部に中通し。

配線類が経年の擦れなどが起きないようにここは少し慎重な作業が必要。

 

で、最終組み上がるとこんな具合。

 

夏乗れなくなった分、これからのシーズンを楽しむほかなさそうです。

 

”俺は冬は乗らないよ~”なんて声も多々ございますが、

この電熱ヒートグリップが本領発揮するのは晩秋10月、11月。そしてシーズンスタートの春3月、4月だったりするのは既に使ってる方が一番わかってくれているんじゃないんですかね~。

 

 

社長の福澤です。
今回ご紹介するのは松川町OさんのFXBR117ブレイクアウトのカスタム。




キジマ製のライザースタッカーでハンドルポジションをアップ。
厚さ17mm、それを2個入れることでハンドルポジションは34mm上がります。
※画像の赤丸部がライザースタッカー。
 
サンダンス製ハンドレバー。
この細さ、湾曲が絶妙。手が小さい日本人には本当にピッタリ。なんだかクラッチも軽くなったような気がします。
 
ウィンカーはケラーマン製LEDウィンカー。
 
 
ステップ、シフトペグ、シフトリンケージ、IGコイルカバー、プラグコード、ダービーカバー・・・この辺は純正スカルコレクションで統一。
 
BUNGKING製のエンジンガード。
 
サドルバッグ、ETCケースはラフテール製。
 
 
そして、今回のカスタムで特筆すべきものはここから。



トライジャ製のシート。

ライダーシートはトライジャ製オリジナル。

パッセンジャーシートはノーマルシートの表面シート張替え&座面盛り。

この座面盛りがポイント。

パッセンジャーが乗り心地良くなる以上にライダーの腰をしっかりホールドしてくれているのが上記画像でも分かるかと思います。

これによってロングライドは飛躍的に楽になった・・・とオーナー曰く。

まさにライダーバックレストの役割。

 

まあ、トライジャさんのシート、値段もいいですが(笑)

でも、パッセンジャーシート座面の盛り。ホントに良いつくりでした。

 

皆さん、思い思いのカスタムを楽しんでくれてます。

 

100人ハーレー乗りがいたら、その100人がみんな自分のハーレーが一番カッコいい・・・と思っているはず。

それでいいんです!そうじゃなくっちゃいけません!

 

 

 

 

 

 

カスタム

社長の福澤です。

今日のサービス工場の作業をお伝えいたします。

 

車両:FXDLローライダー

モデルイヤー:2010年

走行距離:33,000km

 

そんなに乗ってないのに何だかエンジンオイルが心なしか減ってしまう・・・

外部にオイルが漏れている痕跡はなし。

マフラーからオイルが燃えた白煙もなし。

さあ、どうなんだ???

 

ということでお預かりしての検証。

 

その結果分かったのが車両左側のエンジンクランクケースオイルシールの劣化によりエンジンオイルがプライマリーケース側に流れてしまっていた、ということ。

 

車両左側。プライマリーケースをパカッとはずしたところ。

 

 

問題のオイルシールはここ。

ここのオイルシールが劣化によりエンジンオイルがプライマリーケースに流れてしまう。

 

プライマリーケース内にエンジンオイルが移動するので決して外には漏れてこない。

 

パーツリストで言うならこのNo7が問題のオイルシール。

 

オイルが減っている!?

でも、オイル漏れなんて見えない、白煙もない・・・

 

そういった時にはこんなところも疑ってみなきゃいけませんね。

 

まあ、もっともそう頻繁に起こる現象でもないので。

 

今回の作業の概算は部品代¥35,000-、作業工賃¥44,000-で合計¥79,000-ほど。

 

 

 

 

今回は結構リクエストのあるスポーツスターのシーソーペダル化をご紹介。

 

 

フォーティエイトはフォワードコントロール(足を前方に投げ出す)。

これでシーソーペダルになったら楽なのに・・・というお客様からのリクエストにお応えする形でこんなのを装着。

 

 

シフトアップ、シフトダウンが本当に楽になる一品。

 

シフトアップ⇒踵で踏み込む

シフトダウン⇒つま先で踏み込む

 

特にアップの際にブーツ上面の足親指付け根付近をどうしても擦れてしまいます。

 

こうしてシーソーペダルにするとブーツも傷まない。

 

 

今回は日曜日にお納めいたしましたFXLRSTローライダーSTのクラブスタイル風カスタムをご紹介。

 

今回のカスタムのポイントはやっぱりハンドルライザー。

BUNG KING製10インチプルバックライザー。

ライザー部分の高さはメジャー当ててるので10インチ=約25㎝というのは分かっていただけると思います。

 

ハンドルバーもライザーによってかなり高い位置に来るのでクラッチケーブル、ブレーキホースほかケーブル類の延長はもちろん必要になってきます。

 

※これだけ高いハンドルライザーとなるので”てこの原理”がより働くようになります。

てこの原理が働くとライザーがよじれるような感じになってしまいます。

上記の右下画像の赤矢印部分をライザーベースと呼びますが、ここにアルミ製ソリッドアルミカラーをいれるとライザーのグニャっとしたしなりがなくなります。

 

 

オーナーさんが跨った時のハンドルの高さはこのよう感じ。

 

 

シートはこれまた今年になってから人気急上昇のサンディエゴカスタム製のツーアップシート。

 

ハンドレバーはサンダンス製のフェザータッチレバー。

絶妙な湾曲、絶妙な細さ・・・。

日本人の手の大きさをよく計算して導き出された造形。

 

レイダウンナンバーステー。

これによってフェアリング→タンク→シート→リアフェンダー・・・ときれいな一連の流れとなります。

 

 

今回はFXLRSTクラブスタイル風カスタムを紹介させていただきました。

 

例年にない酷い残暑が続いてますが、徐々に秋らしい風も感じられるようになってきました。

シーズンはこれからですよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさんこんにちは。

今回から何回かに分けて車両磨き、洗車アイテムを少しご紹介していこうかと思います。

 

問い合わせ、質問の多い金属面の磨き剤について。

 

『クロームクリーン&シャイン』 

研磨剤を含まないクロームメッキ専用クリーム。鏡面仕上げ(クロームメッキ)のステンレスやアルミ面へ使っていただくとその輝きを保ちます。研磨剤含まないのでコーティング施工面にも対応してます。(コーティングを削り取ることもありません)

品番:93600082 価格:¥3,766-(税込)

 

 

『ベアメタルポリッシュ』

アルミやステンレス部分の錆を除去して輝きを取り戻すことが出来る微粒子研磨剤入りのクリーム。

研磨剤入りなのでコーティング施工面への使用はNG。

品番:93600083 価格:¥3,115-(税込)

 

今回ご紹介した金属磨きクリームの大きな違いは研磨剤が入っているか否かということ。

研磨剤入りベアメタルポリッシュの方が錆や汚れ落としには強力で効果抜群。

ただ、その分元々施されているクリアや新たに施工したコーティング面も削り取っていってしまいます。

研磨剤=磨く=削り取る と理解してもらうと早いかも。

 

とにかく錆汚れを落としたい!→ベアメタルポリッシュ

クロームメッキならではの輝きを取り戻したい!→クロームクリーン&シャイン

 

それらの用途によって使い分けていってほしいものです。

 

これらはフューエルタンクやフェンダーといった塗装面外装には使わないでください。

そこにふさわしい磨き剤は次回紹介したいと思います。

 

両クリーム共に在庫もしっかりあります。

よく分からない方は店頭目の前でものを手に取って説明しますよ。

 

 

随分ご無沙汰になってしまいました。

また今日から心機一転、ハーレーダビッドソンのメンテナンス、カスタム情報をアップデートしていきます。

お付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

 

さあ、本日の作業は空冷スポーツスターの腰上エンジンオーバーホール。

 

 
エンジンで腰上とはまあこんなに感じでシリンダーより上部だけの分解整備作業ということになりますね。
 
モデル:XL883L(883スーパーロー) 
モデルイヤー:2012モデル
走行距離:31,100km
 
 
 
 
 
年式、走行距離からするとどこかが決定的に摩耗劣化している…というところまでいってしまってる訳ではないんですが、シリンダーベースから弱冠のオイルにじみが見受けられてのでこのタイミングで思いきっての作業。
 
シリンダー本体の合わせ面を砥石で磨いて古いガスケットの残りカスを完全に除去しておきます。
これををやらないと折角新しいガスケットにしたにも関わらず微妙な隙間が生じて、そこからオイル、圧縮漏れがまた発生してしまうかも知れません。
この辺は手間暇かけて丁寧に。
 
この作業に伴う費用は…
部品代、油脂代で約80,000
作業工賃 50,000~60,000
※今回の作業は主にガスケットの交換。
ここでピストンリングも交換となりますとリング部品で+11,000ほど。
 
これはスポーツスターオーナーさんに言うまでもないことですが、空冷スポスタは2022年をもって完全に生産終了。
要するに手に入らない一台。(中古車はありますけど…)
 
これからも空冷スポーツスター!という方、この辺のメンテナンスもどこか頭の片隅に入れといて下さい。
 
シーズンオフの乗らないタイミングに愛馬スポスタも労ってやって下さい。