兄から妹への暴言
息子が学校に行かなくなってから
半年くらいは
息子が妹に対して急にイライラしたり
暴言を吐くことが度々ありました。
穏やかな性格だと思っていましたし
妹の面倒もよく見てくれる
優しいお兄ちゃんだと
勝手に思っていたのですが
それは本当の息子の姿ではなく
我慢させていたのかもしれません。
お兄ちゃんとしてのプライドを守るために
私は意識的に妹を
あまり褒めてきませんでした。
かといって息子のネガティブな部分を
受け容れられない頃は
息子を褒めることも
できていませんでした。
また兄妹げんかが始まると
お互いの話を聴き
気づいたらジャッジしていました、、、
でもそれは結果的に
そんな感情を持ってはいけない、、
自分の方が悪いんだ、、
お母さんは自分よりも妹の見方なんだ、、
妹の方が愛されているんだ、、
などというメッセージで
息子に伝わっていたのかもしれません。
息子が学校に行かなくなってからは
兄妹げんかが始まっても
息子がどんな暴言を吐いたとしても
私は口を出さなくなりました。
あとで話を聴いてほしそうであれば聴くし
そうでなければ放っておきました。
そうすると
息子は時間が経った後に
機嫌がなおっていました。
兄から見れば
要領がいい妹が許せないことも
あるのでしょう。
そんな時に
思い切り感情を吐き出したのに
親から
「なんてこと言うの？」
と兄の気持ちを否定したり
「お兄ちゃんなんだからもっと
妹に優しくしなさい」
などと言ったら
感情を素直に吐き出せなくなり
自分はひどい奴だと
責めてしまっていたのでしょう。
私は
「お兄ちゃんなんだから、、」
ということは言ったことは
ないと思いますが
「そんな言葉使っちゃダメ」
「そんな言い方したら嫌な気持ちになるよ」
という言い方を
よくしていたと思います。
不登校初期～中期にかけて一時的に
暴言が増えたりイライラすることが
度々あった息子でしたが
気が付けば今は
ほとんど兄妹げんかを
しなくなりました。
そして前よりもお互いを尊重し
更に仲のいい兄妹になっているなぁと
感じます。
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