アメリカの獣医内科学会の
公式の獣医内科学雑誌
Journal of Veterinary
Internal Medicineで
ぼくにとっては衝撃の論文が
発表された。
糖尿病猫の転帰と、糖尿病が
猫とオーナーのQOLに与える
影響を検討した論文で
ウェットフードを与えることが
糖尿病の寛解、また再発のない
寛解と関連していて
糖尿病用の処方食（ウェットおよび
またはドライ）と比較して
主に 低炭水化物食のウェット食を
給餌することは
再発のない寛解と関連していた。
寛解から再発しなかった猫は
QOLがより良い可能性が高かった。
って書いてあったんよ。
それって糖尿病用の処方食
よりも市販のウェットフードの方が
いいってことになる。
猫の糖尿病の治療時には
糖尿病用の療法食を食べて
もらって
インスリン治療をしているのに
それよりも市販の低炭水化物食の
ウェットフードの方がいいなんて！
衝撃だ。
今回は、米国獣医内科学会の
公式雑誌の発表だから
さすがにフードメーカーも
もみ消すことはできなさそう。笑
猫はウェットフードの方がいいと
思っているけど
処方食のウェットフードと
比べても市販のウェットフード
の方がいいなんて衝撃。
処方食の意味がねーじゃん。笑
まぁ確かに糖尿病の処方食
なのに炭水化物が多かったり
して気になることはあったけど
実際にデータで出てくると
処方食も考えないといけない。
やっぱり猫はドライフードより
ウェットフードの方がいいねー。
犬猫の食事の調査の時でも
話したけど猫の95%以上が
ドライフードを食べてる。
猫には尿石症や腎臓病のこと
肉食動物の消化のことを
考えてもウェットフードがの方が
いいよって
ブログでもInstagramでも
発信してきたけど
それでもドライフードの方が
圧倒的に多い。
コストや与えやすさ
管理のしやすさでドライフードの
方がいいんだろうけど
やっぱり猫はウェットフード
の方が断然いい。
猫には良質なウェットフードを
食べさせてもらうと病気も少なく
なるんだけどなー。
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