猫の喘息についての質問が
来たので答えてみた。
猫は喘息になることがあって
気管支が急に狭くなったり
炎症を起こして狭くなったりして
発作的に咳が出たり
吐くような仕草をしたり
呼吸困難になったりするのさ。
気管が急に狭くなったり
炎症を起こしたりする
原因としては
一番多いのがアレルギー反応
なんだけど何がアレルギーに
なってるかわからないこともあって
花粉、タバコの煙、消臭スプレー
化学薬品、ダニ、フケ、香水
肥料、殺虫剤、猫砂など様々で
原因が特定できないことも
多くて困る。
非アレルギーの原因としては
冷たい空気を吸ったり
埃や煙を吸ったり
感染やストレス、不安
運動、薬によっても
なることがあるのさ。
診断としては
問診や咳をしてる動画を観て
症状の確認をしたり
レントゲン検査で肺の状態を
みたり、血液検査したり
気管支鏡検査で気管支の
状態を確認したり
組織検査したり
CT検査や血液ガスの検査など
様々な検査をして診断するのさ。
レントゲン検査で肺に特徴的な
変化がみられればいいけど
みられない時もあって
様々な検査が必要になる
こともあるね。
治療は原因によって違うけど
アレルギー反応だったら
ステロイドや免疫抑制剤
気管拡張剤、去痰剤などの
投薬をしたり
人と同じように吸引器
エアロチャンバーを使って
ステロイドを吸わせたり
ネブライザーをしたりする。
非アレルギーだったら
その原因に対する対策をする。
冷たい空気を吸ってなるなら
猫が行く部屋や廊下を
全部暖かくするとか
(電気代かかってしょうがないけどね。笑)
猫の喘息はアレルギー反応が
多くて喘息になったら治らない。
生涯の管理が必要になるのさ。
なるべく猫が変なものを
吸わないようにして
あげてね。
(変なものって何！笑)
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