猫伝染性腹膜炎(FIP)の新しい
ガイドラインが発表された。
良くも悪くも新型コロナに
よって猫伝染性腹膜炎(FIP)の
治療も変わってきた。
昔は不治の病と言われ
FIPが発症したら何もできる
ことがなくて死ぬ病気だった。
それがガイドラインにも治療薬や
治療方法が記載され
治療ができるようになってきた。
今までは人の薬を代用したり
薬と認可されてないものを
使ったりしたけど
今は動物薬がオーストラリアと
イギリスでは
注射の動物用レムデシビルと
飲み薬のGS-441524が合法的に
販売されて、治療されている。
日本でもこの治療薬が認可
される日が来ることを願う。
ぼくが期待していた新型コロナの
治療薬のモルヌピラビルは
FIPの治療薬としては
まだ、投与量や投与期間が
定まっていないのが現状で
副作用などを考えると
もう少し時間がかかりそう。
ちょっと残念。
それにもう少し安くなるかと
思っていたけど思ったより高い!
アメリカのFDAに承認申請中
なのがGC376。
この薬がFDAに認可されれば
日本でも使えるようになる日が
近くなる。
と治療薬に関してはここ数年で
かなり進歩したし、治療されて
よくなった子たちがいる。
当院にも他の病院でFIPの
治療をしてよくなったと言う
子たちがちらほらいる。
治療薬はどんどん出てきて
いるけど問題は診断。
FIPが診断できるかどうかが
ポイントになる。
FIPが治療できるようになっても
診断できなければ治療できない。
明らかなFIPの症状が出て
くれればいいけど
典型的な症状がないFIPは
診断するのがクソムズい。
丁寧に鑑別診断リストといって
似たような症状の病気を
しらみつぶしにつぶして
全てを除外して
FIP以外には考えられない
ってところまでチェックする。
そのためには検査も多いし
検査費用もかかる。
そこまでしてもわからない
こともある。
治療薬ができて治療できる
ようになっていくのに診断
できなければ元も子もない。
診断するぼくのレベルを
あげていかなければと思う。
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