近年人では、生物学的製剤と
いって新しいタイプの薬が
続々と発売されているけど
動物でも新しいタイプの薬の
生物学的製剤が発売されて
きている。
新しいタイプの生物学的製剤
って何?ってことだけど
今までのような化学的に
合成して作られた薬じゃなくて
体が作り出すタンパク質の
1つの抗体を人工的に
作り出して薬として使う
新しいタイプの薬なのさ。
薬自体がタンパク質なので
肉のタンパク質と同じように
細胞の中でアミノ酸に分解
されるから
肝臓や腎臓に負担をかける
ことがないのさ。
通常の化学的に作られた薬は
肝臓で代謝して、腎臓で排泄される
ことが多くて
肝臓や腎臓に負担をかけたり
腎臓が悪かったら使えなかったり
するけど
薬がタンパク質の1つだから
肝臓で代謝したり、腎臓で排泄
されたりしないから
肝臓や腎臓が弱ってきた
高齢の動物にも使えていい。
今回、猫の変形性関節症の
痛み管理の薬として
新しいタイプの薬の
生物学的製剤が発売されたんよ。
注射薬で月1回注射して
痛みを抑えていく薬で
神経成長因子を抑制する
抗神経成長因子抗体薬
ソレンシアが発売された。
漢字がいっぱいで何言ってるか
よくわからないし、名前はどうでも
よくて
猫の変形性膝関節症の痛みを
抑える新しいタイプの薬が出た
ってこと。
変形性膝関節症の痛み治療は
今までは非ステロイド性抗炎症薬
NSAIDsを使ったり
ステロイドやサプリメント
漢方薬、ホモトキシコロジー
などを使って痛み治療を
してたけど
新しいタイプの薬として
月1回の注射で痛みを抑える
治療薬ができたってこと。
変形性膝関節症って治らないので
生涯痛みのコントロールを
しなくちゃいけないのに
NSAIDsは副作用の問題が
あったり
腎臓が悪いと使いにくい
などの問題があって
高齢の子の痛み治療として
長期に使えなかったりしたけど
新しいタイプの薬であれば
長期使っても問題がおこらない
ので高齢の子でも使えたり
腎臓が弱くなっても使えたり
するのでこの薬に期待してる。
動物の治療薬も人並みにどんどん
新しくていい薬ができてる。
副作用も少なくていいけど
その代わり新しい薬は高いけどね。笑
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