人でも動物でも抗生剤の不適切な
使用などによって抗生剤が効かない
細菌（薬剤耐性菌）が出てきてる。
今対策を行わない場合、人では
2050年にがんを抑えて死因1位に
なると予測されているのさ。
人で注意を促してる指定耐性菌の1つ
第三世代セファロスポリン耐性大腸菌
がいて、更に現在では
第三世代セファロスポリンと
コリスチンの両方の抗生剤に
耐性がある大腸菌の世界的
拡大が問題になっているんよ。
でこのヤバい大腸菌が
大阪公立大学がペットとして
飼育されている犬から
第三世代セファロスポリンと
コリスチンの両方の抗生剤に
耐性を示す大腸菌を国内で
初めて発見したと発表したんよ。
これは衝撃じゃった。
ここまで来てるのかって
マジビビったー。
この犬がどこから感染したのか
誰から移されたのかわかは
いないけど
このヤバい大腸菌が犬から
出たと言うのは獣医も
真剣に抗生剤の使い方を
考えないといけない。
今まで散々人はいたちごっこを
して細菌を殺してきたけど
ここで抗生剤の使い方を
見直さないと
これから先ホントにヤバい
ことになっていく。
2050年、27年後には
ぼくはこの世にいたくはないけど(笑)
子供の世代にはマジでヤバい
ことになっていく。
今抗生剤の使い方を
見直しをしないと
未来の子供たちを死に追いやり
兼ねない。
必要のない抗生剤を使って
目先のなんでもかんでも
抗生剤を出してしまう風潮を
やめていかなければならない。
ホント恥ずかしいけど
ぼくが獣医になりたての
29年前は何でもかんでも
抗生剤を使ってた。
下痢したら抗生剤
膀胱炎になったら抗生剤
皮膚病には抗生剤
去勢、避妊手術したら抗生剤
などなど
なんでも抗生剤を使ってた。
院長からも先輩獣医師からも
教科書でも抗生剤を使うと
教わってホントになんでも
抗生剤を使っていて、それが
正しいことだと当時は本気で
思ってた。
今考えたらものすごく恐ろしい
ことをしていた。(怖)
今ぼくら獣医が見直さないと
人にも影響が及んでしまう。
時代と共に医療も獣医療も変わって
抗生剤はホントに必要な時だけ
使うような流れになってきた。
今一度、抗生剤の使い方を
しっかりと見直そうと改めて思う。
今日もありがとう
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