動物の過去の治療に囚われる | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

  ぼくら飼主は動物の治療で

  過去にイヤな経験があると

  その治療に抵抗があるよね。

 

 

 

 

 

 

 

  例えば、抗生剤を飲ませたら

  吐いて食欲がなくなったら

 

 

 

 

 

 

 

 

  また、抗生剤を飲ませるのは

  怖くなる。

 

 

 

 

 

 

 

  違う抗生剤だとしても

  また、同じことが起こるんじゃ

  ないかと不安になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  過去の治療に囚われるよねー。

 

 

 

 

 

 

 

 

  細菌感染を起こして抗生剤を

  使わないといけないと

  わかっていても心配になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  抗生剤が必要な状況なのは

  わかるけど

 

 

 

 

 

 

 

 

  「吐いて食欲なくなった時と

  違う抗生剤を出すので

 

 

 

 

 

 

 

 

  飲ませてみてもらって

  同じ症状になるか

  みてください」と言われても

  ビビるよねー。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

  それでまた吐いて食欲なくなったら

  病院変えるね。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

  同じことが2度起きると

  2度あることは3度あると思って

  もう飲ませたくなくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  獣医のせいじゃないと

  わかっていても

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  獣医のせいにしたくなるし

  信頼できなくなる。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

  「あそこの先生にもらった

  薬飲ませたら吐いて

 

 

 

 

 

 

 

 

  食欲なくなったから

  もうあそこにはいきたくない」

  って思うよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  過去にイヤな思いをした

  治療によって

  同じ治療に抵抗があると

 

 

 

 

 

 

 

 

  治療の選択肢が少なっちゃうから

  なるべくイヤな思いをしないように

  ぼくも努力するけど

 

 

 

 

 

 

 

 

  それでもイヤな思いをしちゃう

  ことはある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物ががんの手術をして

  つらい思いをすると

 

 

 

 

 

 

 

 

  一緒に暮らしてる動物や

  新しく一緒に暮らし始めた動物には

 

 

 

 

 

 

 

 

  同じ思いをしてほしくないから

  がんの手術が必要になった時には

  どうしようか悩むよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  手術した方がいいとわかっていても

  手術しない選択をする人も多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

  ぼくら飼主は過去のイヤな治療に囚われてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

  過去のイヤな治療に抵抗が

  あるのはしょうがないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  なるべく違う治療や別の方法を

  提案して

 

 

 

 

 

 

 

 

  飼主さんの希望に合わせながら

  動物にとって最善の治療が

  できるように

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物と飼主さんがお互いに

  安心した治療ができるように

  するのもぼくの役目だと思う。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 今日もありがとう

 人間より動物好きの獣医

 獣医師シワ男

 

 

 

 

 

 

 

 

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