動物の傷の消毒 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

 

 

 

 

 

 

 

  興味深い記事があった。

  人で皮膚を切ってしまったり

  転んで傷になったりした時に

 

 

 

 

 

 

 

  イ○ジンなどで消毒して

  傷の周りを滅菌されたドレープ

  って言う紙で覆って

 

 

 

 

 

 

 

  滅菌されたグローブをして

  縫うんだけど

 

 

 

 

 

  

  

  そんなことしなくてもいいじゃねー

  って言う記事。

 

 

 

 

 

 

 

  傷をきれいに洗って消毒しないで

  未滅菌のグローブをして

  縫っても感染はしないんじゃ

  ないのってことで

 

 

 

 

 

 

  オランダの3つの救急病院で

  怪我した傷を縫う時に

 

 

 

 

 

 

 

 

  傷を洗って滅菌グローブして

  滅菌ドレープをかけて縫合した

  場合と

 

 

 

 

 

 

 

  傷を洗って未滅菌のグローブ

  をして滅菌ドレープをかけずに

  そのまま縫合した場合と

 

 

 

 

 

 

 

  比較したけど、どっちも感染の

  確率は変わらなかった

  と言う報告だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

  これって動物でも言えることで

  ぼくも傷の消毒はまずしない。

 

 

 

 

 

 

 

  イ○ジンなどで傷の消毒なんて

  もう20年以上していない。

 

 

 

 

 

 

 

  ほとんど生理食塩水などで

  傷をきれいに洗って処置してる。

 

 

 

 

 

 

 

  傷を洗ったり、処置したり

  するときに

 

 

 

 

 

 

 

  滅菌グローブをしたり
  滅菌ドレープをかけたり

  しない。

 

 

 

 

 

 

 

  そんなことしなくても

  感染しないと思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  それよりも傷ができてる時は

  表面の皮膚が剥がれたり

  切れたりしているので

 

 

 

 

 

 

 

  傷を消毒するってことは

  皮膚の中に消毒薬を注射

  してるのと同じになるわけで

 

 

 

 

 

 

 

  そんなことしたら痛いし

  ヤバいことになるのは

  なんとなく想像付くよね。

 

 

 

 

 

 

 

  怪我して皮膚が擦り剝けてる時

  だから消毒薬を使ってもいい

  わけじゃーないとぼくは思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  もちろん手術が必要な深い傷や

  大きい傷の時は滅菌グローブと

  滅菌ドレープを使って縫合する。

 

 

 

 

 

 

 

  手術するほどじゃない傷の

  時の話ね。

 

 

 

 

 

 

 

  皮膚の表面には常在菌がいて

  どんなに消毒しても体の表面の

  菌が全て死ぬわけじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

  傷の周りの消毒をしたとして

  1時間菌がいない状態が

  作れたとしても

 

 

 

 

 

 

 

  あとの23時間は菌が

  いるわけだし

  常在菌が全て悪い菌じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

  動物が家で怪我した時に

  マキ○ンなどで消毒したくなる

  かもしれないけど

 

 

 

 

 

 

 

  消毒しないで流水で洗うと

  いいよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日もありがとう

 人間より動物好きの獣医

 獣医師シワ男

 

 

 

 

 

 

 

 

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