動物病院に限らず
医療系のパワハラは多いね。
こちらとしては指導だと
思っても相手からしたら
不快だと思われたら
パワハラになるね。
ぼくが獣医になりたての
29年前は動物病院で
働かせてもらうのは
丁稚奉公だったんよ。
今でいうブラックで
最低賃金の給与で
ボーナスなし
有給なし
時間外手当なし
夜間の呼び出しされても
ただ働きだった。
そんな状況で院長に怒鳴られ
蹴られながら働くのが当たり前
だったのさ。
院長がキライだったし
「クソ～」って歯を食いしばり
ながら働いてた。
上級獣医にもこき使われ
しんどかったー。
最初の2年は昼ごはんも食べる
時間がなくて、診察中は座る
時間もなくてトイレに逃げ込んで
座って休んでた。笑
夜も日付変更線を
超えるのがほどんどで
帰る時の挨拶も
「また明日」ではなく
「また今日ね」って帰ってた。
そんな状態で院長に怒鳴られると
まぁー不快になるよねー。笑
当時はパワハラなんて言う言葉が
なかったからそれが当たり前だと
思っていたし
歯を食いしばって我慢するのが
当然だと思ってた。
イヤなら辞めるしかなかったんよ。
院長は忙しいから余裕がなくて
感情に任せて怒鳴ってたね。
できない自分が悪いとその時は
思ってた。笑
診察の仕方、治療方法
技術の指導、手術の技能など
まぁー普通に伝えられないのか
と思うほど怒られてた。
「なんで出来ないんだ！」
「オレから何を学んだんだ！」
「お前は獣医に向いてないから
やめろ！」
ってよく怒られた。
「なんでそこまで言われなくちゃ
いけないんだ。クソー！」って
当時は思っていたけど
院長は先見の明があって
ぼくは獣医に向いてなかった。笑
(気づくの遅っせ。笑)
動物にとってどんなによくても
飼主さんとコミュニケーションを
取れなければ何の意味もない。
獣医は飼主さんとコミュニケーション
が取れなければ動物にいい治療も
できない。
ぼくは人が好きじゃーないから
飼主さんとコミュニケーションを
取れないので獣医に向いて
なかったー。笑
やっと最近わかったね。
当時の院長は、ただのパワハラ
クソやろうじゃなかったー。笑
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