髄膜腫の質問に答えてみた。
髄膜腫は脳と脊髄を取り囲んでいる
膜を髄膜って言うんだけど
その髄膜の腫瘍。
脳を取り囲んでる膜だから
大脳、小脳、脳幹、延髄、脊髄
で髄膜腫ができることがあって
できる場所、大きさによって症状が
違ってくるし外科的に取れるか
取れないかも違ってくるのさ。
例えば大脳でできれば
ケイレンが起きたり
片側のマヒが出たり
小脳でできれば
測定過大がでたり
脚が広がったり
脳幹でできれば
立てなくなったり
前庭障害が出たり
脊髄でできれば
動けなくなったり
首の痛みが出たり
とできる場所によって
症状が違ってる。
髄膜腫は良性の腫瘍だから
そんなにがんがん急速に大きく
なることはないけど
徐々に大きくなって
脳や脊髄を圧迫すると
症状が出るようになる。
髄膜腫自体は良性だから腫瘍がどうこうはなくてどこにできるか、大きさによって症状も重症度も違ってくる
治療としては取れる場所なら
外科的に取るのが1番いい。
取れない場所なら
放射線療法をしたり
化学療法をしたりするけど
あまり効果が期待できない
ことが多いね。
人の脳の手術をされてた先生が
獣医の免許も取って
動物の脳の手術をしてる先生が
いらっしゃる。
その先生のおかげで前は外科的に
取れないと諦めていた髄膜腫も
取ることができるようになった。
髄膜腫は良性なのできれいに
取れれば再発することはないから
取れるなら取るのが1番いいね。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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