また、ケイレンの季節がやってきた
最近、ケイレンを起こす動物が多くなった
いつも季節の変わり目になると
ケイレンが起きる子がいるのさ。
特に高齢だったり
耳の病気を持ってたり
するとケイレンを起こしやすい
気温の変化、気圧の変化が
影響してると言われてる。
毎年、年2回凝りもせず
季節の変わり目にケイレンの話をしてる
もしかしたら今日、初めて
ぼくのブログを読んでくれる人も
いるかもしれないし、
毎回読んで
「あっケイレンの季節になったか」と
思い出してくれる人もいるかもしれないので
懲りずに話をする。笑。
どうせ読んでも覚えてないでしょ。笑。
季節の変わり目になると
気圧の変動が大きくなる
耳の奥の脳に近いところに
「内耳」と言う部分がある
この内耳は気圧を感じるセンサーと
言われていて
気圧の変化を感じると情報が脳に伝わり
自律神経を活発にする。
気圧の変動が激しいと
「気圧が上がった」「下がった」「上がった」と
情報が頻繁になって
自律神経が乱れてしまい
交感神経が過剰に活発になって
交感神経が活発になると
血管が収縮したり
ケイレンしたりして
脳の神経を興奮させて
ケイレンが起こったり
血管が収縮することで
脳に行く血液の流れが悪くなって
脳の血液量が減ってしまい
脳の代謝が低下してケイレンが起こる
と言われてる。
元々高齢になると脳の血流も
低下してるので
更に気圧が変化して
脳に行く血流が減ってしまうと
ケイレンが起きやすくなる。
耳の病気を持っててが悪い子は
外耳炎から中耳炎、内耳炎に
なってることもあって
中耳炎や内耳炎になってる子は
内耳の影響を受けやすくなるので
気圧の変動が激しくなると
ちょっとでの変化でも影響を受けて
脳の刺激が強くなりケイレンが起きちゃう。
皮膚病やアレルギーを持ってる子は
耳炎も一緒になってる子が多いから
季節の変わり目には気をつけるといい。
気をつけろと言われても気候相手なので
気をつけようがない。
この時期はケイレンが起きやすいことを
知っていれば心構えができない？
って言われても動物がケイレン起こして
冷静にいられるのは上級者。笑。
初めて動物のケイレンを見て
「あっケイレンが起きやすい季節だからね」
なんて冷静に対応できるわけない。
「死んじゃうんじゃないか」って
超ビビるし、超不安になる。
通常のケイレンは30秒から1分ぐらいで
おさまるから慌ててる間に
終わっちゃうことが多いのさ。
ケイレンが起きたらとりあえず
動物病院に電話して。
「どうしたらいいのか」
「この後、どうするのか」
的確な指示を出すから。
そしたら、安心できるでしょ。
季節の変わり目になると
ケイレンが起きやすくなる
メカニズムは理解した？
そんな理由がどうでもいいけど
季節の変わり目にはケイレンが
起きやすくなることだけは
覚えておいて。
また、冬から春先の時に話するけどな。笑。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
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