先日、日本獣医再生医療学会の
がん免疫療法の症例発表会と
がん免疫療法学術研修会があった。
免疫療法は獣医としてはまだ
エビデンスがない。
ぼくは、エビデンスがない治療の
話ばっかりするからなんか
エビデンスが無い治療しか
してないイメージになるけど
ちゃんとエビデンスがある治療も
してるからな。笑
怪しい治療ばっかりやってる
わけジャーねーぞ。笑
癌に効くとか効かないとか
言う話になっちゃうと
ちゃんと癌に効くエビデンスが
ないとダメだけど
状態がよくなるとか
元気になるとか
食事を食べるようになるとか
遊ぶようになるって言う
状態の変化はエビデンスを
得ることが難しいんよ。
免疫療法とか、漢方薬とか
ホモトキシコロジーなどの
統合医療って
癌が治るとかより
状態がよくなるとか
元気になるとか
食事を食べるようになる
って言う見た目の状態の変化なんよ。
「なんとなくいい」
ってやつなんよ。
そういう治療って見た目の
客観的な数値化ができないから
エビデンスを得るのは難しい。
スゲー元気を10として
全く元気がないのを0として
普通を5とするとか
言われても
人によって違うじゃん。
まったく元気がない時は
そんな違いはないけど
普通の5はその子によっても違うし
もともとおとなしい子と
元気な子でも違うよね。
それを数値化して
統合医療やったらこのぐらい
よくなったって言うのが
できたらエビデンスが
得られるようになるかもね。
そうなれば、もっと統合医療の
治療もエビデンスが得られて
現代医療や西洋医学の
仲間入りができるのに。笑
科学的に数値化して効果を立証するのは難しいね。
理屈的には効果があることが
わかっていても
実際に動物に使った時に
ホントに効果があるかどうかは
やっぱり数値化して
データを取らないとエビデンスに
ならないね。
なんとなく元気になったとか
なんとなく動きがよくなったとか
なんとなく遊ぶようになったとか
じゃいけない。
でもぼくは統合医療でこの
「なんとなく」を大事にしてる。
動物はウソはつかないから
「なんとなく」でもよくなってれば
ぼくはよくなってると信じてる。
って結局、感覚かよ。笑
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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