先日、うちの猫の目がみえてなさそうな
仕草があったので、
ぼくが検査したら、
右目が見えてなさそうだった。
更に詳しい目の検査をしたら
超音波検査で目の奥に
何やら怪しいものがあった。
これが右目の視力低下の原因になってるかは
ぼくじゃわからなかったから
医療センターでCT検査して詳しく診てもらった。
CT検査では異常はなく、
目の玉の奥には腫瘍や炎症などはなかった。
とりあえず、変なものはなかったので一安心。
ただ、視力低下を起こしてる原因までは
わからなかった。
脳の異常もなかったし
視神経といって目に入ってきた画像を
頭で映像に置き換える神経は
問題なかったし
網膜の異常もなかった。
原因がわからない。
まぁ右目は全く見えてないわけじゃないし
見えにくくて目に物がぶつかる時があるぐらいで
生活的には全然問題ないので、
変なものがなくてよかった。
で西洋医学ならここまでになって
「異常がないから経過観察しましょう」となる。
原因がわからない以上治療のしようがない。
ここからは東洋医学が本領発揮する。イエ~。笑。
東洋医学では、
目と視力は肝臓との関係が深くて
肝臓の血が少なくなって肝臓が弱ってくると
視力が低下すると考える。
その血を作っているのが消化器で
消化器が弱ると血が少なくなる。
腎臓は脳と関係があって腎臓が作ってる
エネルギーを腎精っていうんだけど
腎精が少なくなって脳の機能が衰えると
視力や聴力が衰えると考える。
うちの猫は、子猫の時から肝臓の値が高くて
超音波検査したり、今回のCT検査でも
異常はなかった。
西洋医学だと
「この子の正常値がこのぐらいなんでしょう」とか
「異常がないので経過をみていきましょう」となる。
東洋医学だと
肝臓の血液が少なくなって肝臓に行く酸素や
栄養が少なくなって肝臓の細胞が障害を受けて
肝臓の値が高くなると考える。
消化器もうちの猫は食物アレルギーなので、
へんなものを食べると一発で下痢して
皮膚の痒みが出る。
消化器は弱い。
消化器が弱いと血をたくさん作れなくて
血が少なくなって肝臓が弱ってしまう。
うちの猫だと肝臓と消化器は東洋医学で
当てはまることなので、
肝臓と消化器と血に対する対応を
漢方薬で行っていく。
更に目の周りには、胆経、胃経、膀胱経の
ツボがある。
胆経は肝臓、胃経は消化器、膀胱経は腎臓と
関連があるからそこも刺激したり、
肝経、脾経、腎経のツボを刺激したりして
目に対する対応をやって
視力低下に対する治療をすることができる。
今回、うちの猫は西洋医学では原因不明の
視力低下になったけど、
東洋医学では、肝臓と消化器と血によって
視力低下になったと考えられる。
うちの猫みたいに西洋医学では原因がわからない
病気になるときもある。
飼主あるあるじゃない?笑。
LINE@の相談でも「原因がわからないです」と
言われることがわりとある。
そんな時は、東洋医学の考えで診てもらうのも
一つの方法だと思うのさ。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
東洋医学の話
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