これってめちゃ大事だと思ったし
本当に「動物のため」って言うのは
こういうことを言うんだと思った。
ぼくが「動物のために」と思っていたことは
どうやら動物からすると違ってた。
ぼくが「動物のために」と思っていたことは
人が考える「動物のため」であって
動物が思う「動物のため」ではなかった。
「動物のために」って言ってたぼくとしては
照れ笑いしながら足早に逃げたい気持ちになる。
ぼくらは動物が「幸せ」であってほしいと思うし
動物に「幸せ」になってほしいと願うけど
動物は「幸せ」よりも
毎日が「充実」してるかどうかを考える。
これは、木刀で殴られたような衝撃!
ぼくは今まで
動物たちが「幸せ」であってほしいと思ってたし、
動物たちに「幸せ」になってほしいと願ってた。
動物が「幸せ」よりも「充実」を大事に
してるなんて思ってなかった。
ぼくの今までの話は動物が幸せになるとか
飼主が幸せなら動物も幸せになるって話をてた。
人間が思ってる「動物のため」だった。
ぼくらが願う「幸せ」を動物たちに押し付けてた。
ぼくらが願う「幸せ」が動物たちも「幸せ」だと
勘違いしてた。
これは、雷で打たれたようなショックであり
一つの経験を消化して成長できた。
今までは
動物たちがどうやったら「幸せ」なのか
動物たちが「幸せ」になるためにはどうしたらいいのか
この治療をすることで「幸せ」になれるのか
と考えていたけど、
これからは
動物たちがどうやったら「充実」できるのか
動物たちが「充実」するためにはどうしたらいいのか
この治療で「充実」できるのか
考えながら治療していく。
「幸せ」と「充実」では似てるようで違う。
腎臓病や癌などの治らない病気で
食事も食べられなくなった時
ぼくらは延命処置として点滴したり
栄養剤を打ったりして
食事が食べられなくても生きて行けるように
対処してしまう。
それは、動物にとって「充実」しているのだろうか
「幸せ」なのかと考えると
大好きな飼主さんと1日でも1秒でも長く一緒に
いられることが「幸せ」と思うことはできるけど、
「充実」なのかと考えると
決して「充実」してるとは
言い難い。
食事も食べられず、ほとんど動けなくなった
動物たちが「ぼくは充実してる」って言うとは思えない。
そう考えると「幸せ」と「充実」では違ってくる
動物が病気になったり、動けなくなった時
病気でも動けなくなっても
毎日を「充実」することはできる。
少しでも動けた。
少しでも食べられた。
と「充実」して過ごすことはできる。
「充実」した日々を積み重ねていくと
「幸せ」だったと思えるようになる。
動物にとって「幸せ」は「充実」した日々の積み重ね。
今を生きてる動物にとっては
「今」充実してるかが大事。
動物が「来月あのおやつが食べたい」とか
「来年はあのおもちゃで遊びたい」なんて
思わない。
「今」食べたいか、「今」遊びたいか
「今」どうしたいしかない。
「今」を生きてる動物にとっては
「今」充実してるかどうか。
本当に「動物のために」と想うなら
動物たちがどうしたら「充実」できるのか
どう治療したら「充実」できるのか
どう介護したら「充実」できるのか
動物たちの「幸せ」よりも「充実」を
考えていこうと思う。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
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