猫の新型コロナウイルス感染は呼吸器感染

今日は医学的な話をします。

なるべくわかりやすく書きましたが、難しい話に

なっています。

とても大事なのでご了承下さい。

アメリカのアメリカ連邦農務省(USDA)

米国疾病対策予防センター(CDC)

国立獣医検査機関(NVSL)

が合同で2匹の猫に新型コロナウイルスの感染が

確認されたと発表しました。

2匹とも軽い呼吸器症状ということでした。

人では、新型コロナウイルスは肺炎を起こすことが

問題になっています。

コロナウイルスが感染しただけで

死ぬわけじゃありません。

感染したことによって肺炎が起きて

呼吸ができなくなって亡くなってしまいます。

何か他に病気を持っていて

その影響で重症になる場合もありますが、

何も問題がない人でも重症になることがあります

これが怖いです。

最初、風邪のような症状があって

熱が出たり、だるかったりして

その症状が1週間ぐらいたつと

一旦症状がましになります。

ところが軽症と重症の明暗がわかれるのが

1週間ぐらいしたところで

軽症の場合はそのまま回復に向かいます。

一旦症状がましになった時に

サイトカインストームを起こすと

突然悪化して重症になることがあります。

サイトカインは、免疫が病原体と戦う時に放出されるタンパク質で

細胞が病原体から攻撃を受けるとサイトカインと言うタンパク質をだして免疫細胞を呼び出します

サイトカインが1か所で過剰に活性化されて

制御できないほどの量が嵐のように放出される

のが「サイトカインストーム」です。

サイトカインストームは免疫の暴走になります。

サイトカインストームが起きることで免疫が暴走して、いたるところで炎症が起こり始めます。

新型コロナウイルスの重症化は

ウイルス自身が原因ではないのです。

自己免疫によるサイトカインストームが

肺をはじめいろんな臓器で炎症を引き起こして

亡くなってしまいます。

自分自身の免疫の暴走によって亡くなるのです。

免疫の暴走が起きないように監視、制御

しているのが制御性T細胞になります。

制御性T細胞が活発に動いて監視、制御

していれば免疫が暴走しないで済みます。

じゃ制御性T細胞を増やして活発にするには

どうしたらいいかと言うと

腸内で今流行りの酪酸がたくさん作られると

酪酸によって制御性T細胞が活性化されます。

腸内で酪酸菌と言われてるクロストリジウム属の

悪玉菌が増えて活発になると酪酸がたくさん作られます。

クロストリジウム属の悪玉菌が活発で大腸の状態がよければ、免疫の暴走を起こさずに済みます。

肺炎になって重症化しないためには

大腸の状態をよくしておくことが超大事。

日頃の腸活が大事なのです。

僕らは、感染しないことはもちろん大事だけど

感染した時に重症化しない、肺炎にならない

ことも超大事。

どんなに気をつけていても感染することはある。

僕が今まで、ビフィズス菌、酪酸菌、乳酸菌、

乳酸菌生産物質を飲んで腸活してきたことが

新型コロナウイルスに、もし感染したとしても

免疫の暴走を起こさずに済む。

僕はそれを信じてる。

今こそ腸活しよう！

腸内環境を整えることで

免疫を上げることもできるし

免疫の暴走を抑えることもできるし、

セロトニンやオキシトシンをたくさんだして

安心することもできるし、

もし新型コロナウイルスに感染しても軽症で済む

いいことがいっぱい。

こんな時だからこそ、腸活して。

新型コロナウイルスに負けない体を作ろう。

今日もありがとう
人間より動物好き獣医

シワ神シワ男

■ 獣医師による犬猫のための腸内環境改善サービス「腸活」という言葉があるように、「腸を整える」ことは、免疫力を向上させ、感染症予防や病気になりにくい身体作りに役立ちます。そんな腸内環境改善について獣医師の立場から様々な方法をご提供しています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/6dckx

■ ビデオ通話（LINE）によるペットの健康・お悩み相談始めましたLINEのビデオ通話機能を使用して、オンライン相談を行っています。
腸内環境改善、統合医療相談、セカンドオピニオンなど幅広く対応しています。
詳細は下記ページをご覧ください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/tcw6o

腸活関連の話

美香さんとのコラボセミナーの
ダイジェストを作ってみた。

サムネイルが入れられん！