小腸と大腸は同じ腸でも違う | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

同じ腸でも小腸と大腸では

違うんだよね。

 

 

前回、便移植の話をしたけど、

小腸と大腸では違うんだ。

 

 

 

小腸と大腸では、pHも違うし、

腸内細菌の種類も違う。

 

 

小腸は、弱酸性で善玉菌や乳酸菌が

増えて、悪玉菌が増えないように

なってて、

 

 

大腸は中性~弱アルカリ性で

大腸菌群が主にいる状態に

なってるんだ。

 

 

ストレスなどで胃酸の量が減ると

小腸に入ってくる胃酸の量も減って

 

 

小腸が中性に傾いていくんだけど

小腸が中性になると

 

 

小腸の悪玉菌が増えて、腸内環境が

悪くなったり、

善玉菌が死んじゃったりするんだ。

 

 

大腸が酸性に傾いちゃうと

大腸の粘膜がただれて、

下痢になったり、

 

 

ただれた粘膜から悪玉菌が

体の中に入ったりしちゃう。

 

 

小腸も大腸もバランスが大事で、

腸内細菌といっても

 

 

小腸と大腸では違うし、

腸内環境も小腸と大腸で違うから、

いいバランスを保つことが

大事なのさ。

 

 

悪玉菌が全くいない腸内環境と

いうのはあり得ないし、

そんなことになったら死んじゃう。

 

 

どうしても名前が悪玉菌や

悪玉コレステロールなど、

悪玉とつくと悪者のような気に

なっちゃうけど、

 

 

体には必要な大事なもので、

悪玉菌だって酪酸っていって

 

 

体にいいものを作ってる

悪玉菌もいるのさ。

 

 

どっちかだけっていうこと

じゃなくて

 

 

両方のバランスが大事なんだよね。

 

 

関連記事

腸内細菌は実は3種類

腸内細菌の善玉菌、悪玉菌の名付け親

犬猫も腸を整えることで病気もよくなる

 

■ 獣医師による犬猫のための腸内環境改善サービス「腸活」という言葉があるように、「腸を整える」ことは、免疫力を向上させ、感染症予防や病気になりにくい身体作りに役立ちます。そんな腸内環境改善について獣医師の立場から様々な方法をご提供しています。
https://peraichi.com/landing_pages/view/6dckx

 

■ ビデオ通話(LINE)によるペットの健康・お悩み相談始めましたLINEのビデオ通話機能を使用して、オンライン相談を行っています。
腸内環境改善、統合医療相談、セカンドオピニオンなど幅広く対応しています。
詳細は下記ページをご覧ください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/tcw6o

 

●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。

現在、猫の飼い方の本はAmazomでは購入できないようなので、

私にご連絡いただければ、若干在庫がありますので、販売することができます。
LINE@、コメント欄にご連絡ください。

 

 

レ点毎日更新していきますので、是非フォローをお願いします

 

LINE@やってます。

ブログでは言えないような

ことも発信してま~す。

友達登録をお願いします。

  友だち追加数