救急の時の痛みの対応 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

人間より動物好きの獣医

シワ神シワ男です。

 

 

 

犬猫の交通事故や外傷性の救急対応

の時に鎮痛剤を使うか使わないかと

いう話になったんだけど、

 

 

自分は交通事故や外傷の救急の時は

状態確認して心臓、呼吸が大丈夫

だったら先に鎮痛剤を使ってから

検査とかしていくので、

 

 

鎮痛剤を使わないって言う先生が

多くいらっしゃったことに

驚いたね。

 

 

交通事故や外傷で救急になるほど

の時って痛そうなことが多いじゃん。

 

 

外傷があるとか、骨折れてるとか

打撲してる時って痛いじゃん。

 

 

痛い時って何しても痛いから

何もさせてくれなくなっちゃうし、

 

 

痛いところ触ると暴れるし

危ないし動物もイヤだろうし、

診察する方もイヤだから

鎮痛剤を使っちゃうんだよね。

 

 

確かに救急の時は状態が悪いから

鎮痛剤を使うと状態が悪くなる

とか、呼吸が悪くなるとか、

死んじゃうとかで

 

 

鎮痛剤を使わないって言う先生が

いらっしゃるのもわからない

ではない。

 

 

 

言われてみれば、鎮痛剤の鎮静効果

があるし、呼吸が抑えられる

こともあるから

危ない感じはするけど、

 

 

それよりも痛いのはイヤだし、

痛みで状態が悪くなったり、

心臓がバクバクしたり、

呼吸が早くなったりする方が

危なくなっちゃうと思うんだ。

 

 

もちろん心臓が止まりそうだとか

呼吸が止まりそうだとか言う時は

そっちを優先しないといけないから

 

 

痛みがどうこうとか言って

られないけど、

心臓も呼吸も大丈夫なら

 

 

痛みを少なくしてあげたいね。

 

 

痛いと血圧が上がったり

心拍数が増えたり、

呼吸が早くなったりすると

 

 

それだけでもエネルギーも

体力も使うので疲れるし、

ぐったりしちゃうね。

 

 

鎮痛剤使って痛みを減らしたり

抑えたりした方が、

 

 

血圧も心拍数も呼吸数も

落ち着くときもあるんだよね。

 

 

救急の時に使える鎮痛剤も

あるから

 

 

救急の時に外傷があって痛みが

あるようならしっかりと

 

 

痛み治療もしてあげようって

改めて思ったね。

 

 

 

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