おはようございます。
人間より動物好きの医者
藤原です。
先日、診断能力は自負してるって
話したけど、そこができても
飼主さんとのコミュニケーション
ができないと意味がないよね。
ペットを飼っているのは、飼主さん
で費用を出すのは飼主さんで、家で
治療も飼主さんだ。
その飼主さんとコミュニケーション
がうまく取れる先生がいい先生に
なる。
飼主さんとのコミュニケーションが
自分はうまくない。
診断能力、治療能力がよくなくても
飼主さんとのコミュニケーションが
うまい先生はいい先生と言われ
人気もある。
当院の近くにも「あそこの先生いい
先生なの~」と言われている病院
があるが、診断、治療はハチャ
メチャ。
今どきこんな治療しないとか
こんなやり方ないという状況で
あっても飼主さんたちは
「あそこ先生いい先生なの~」
「あそこの先生とってもいいのよ」
おっしゃる。
当院が近いため、そこから治らない
と来られるペットはえらいことに
なってる。
そりゃ~治らないよね。
そりゃ~無理だよね。
っていう状態。
それでも自分は
「そりゃ~治んないですよ」とは
飼主さんには言えない。
それでも「あそこの先生いい先生
なんだけどね~」っておっしゃる。
そのぐらい人を引き付ける何かを
お持ちなんだと思う。
ある意味素晴らしい。
自分は、「あそこの先生怖い」って
もっぱらの評判らしい。
ほとんど飼主さんに怒ったこと
なんてないのに「怖い」と言われる。
言われる所以はどうやら顔が怖い
らしい。
笑顔にするとバットマンのジョーカー
に似てて怖いと言われ、真面目な顔
して説明すると怒ってると言われる。
こっちは、そんなつもりもないし
怒っているわけではないが、
そう見えるというのは問題だ。
鏡を見て練習したりするが、
歳を重ねていけばいくほど
どんどんシワが増えてジョーカー
になっていく。
見た目は大事だが、見た目を変える
のは難しい。
だから、飼主さんとのコミュニケーションは大事だよね。
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