おはようございます。
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男です。
今日の話はちょっと長いのと
愚痴っぽい記事なので、
今日はみんな
「いいか、読むなよ、
絶対、読むなよ、
いいな、読むなよ」
ペットって家族の一員だよね。
もうペットじゃなくて家族だよね。
子供と同じだよね。
娘だったり、息子だったり
兄妹だよね。
それには、みんな異存はないよね。
それでもやっぱりペットは
ペットなんだよね。
自分の子供が病気で苦しんで
たら何とかしたいと思う。
赤ちゃんは自分で歯磨きできない
から親が歯を磨いてあげないと
いけないよね。
歯磨きできなくて虫歯になって
歯周病になって
歯周病がひどくて口が痛くて
食べられなくなったり、
痛くて口が触れなくなったり
したら
歯医者に連れて行って治すよね。
歯医者で「だいぶひどいので
外科的処置も必要なので
いくらいくらかかります」
と言われてそれが高くても
何とかするよね。
「治してください」って言うよね。
でもペットだとやってくれない
ことが多い。
ペットも赤ちゃんと同じように
自分で歯を磨けない。
人が歯を磨いてあげないと
いけない。
人が歯磨きすることができなくて
ペットが歯周病になって、
歯周病がひどくて口が痛くて
食べ物もおやつも食べられなく
なっても歯科処置させてもらえない
こともある。
人と違うところは歯科処置は
麻酔をかけないといけない。
麻酔をかけられない時もある
これは仕方がないので、こっちも
何とかする。
麻酔をかけられる状態でも
しない方もいらっしゃる
麻酔をかけて処置することに
抵抗があるのはわかる。
そのために麻酔前検査はしっかり
と行う。
もちろんそれでも100％安全な
麻酔はないので、絶対大丈夫か
と言われたら絶対はない。
その不安があるのはわかるけど
10歳ぐらいで歯周病がひどく
なって口が痛いのを
後何年、痛いままごまかしながら
生きていかなくてはいけないのか。
もし、自分が同じ状況だったら
ぞっとする。
「何とかしてくれ」って訴えるね。
ただ、ペットは日本語を話せない。
訴えていてもわからない。
「麻酔かけて歯科処置するのが
可哀想」と言われることも多々ある
それよりも歯周病がひどくて
口が痛い方がよっぽど可哀想だと
思うのはオレだけなのか。
動物にとって食べるというのは
楽しみの1つだ。
その楽しみが痛くて辛いもの
になったらどんなに悲しいことか。
食べたいのに食べれないことが
どんなに寂しいことか。
ずっと口が痛いまま過ごさなくては
いけない状態がどれだけ辛いことか。
考えただけでも恐ろしい。
こちらも手を変え品を変え
いろいろ説明したり、
何回も説明したり、
ツールを使ったり、
説明する人を変えたり
してみるけどなかなか難しい。
中年のペットのひどい歯周病の子
が増えて、辛そうにしてる子が
多くて、
何とかその辛い思いを解消して
あげたくて、飼主さんに説明する
けど、伝わらない。
自分の思いが伝わらないことに
結構落ち込む。
自分の子供が苦しんでいたり
辛そうにしていたりしたら
何とかする。
それがペットだといろんな理由を
つけてそのままにされるのが
寂しい。
◆下記の記事も参考にしてください
獣医師あるある医療の発展と共に医療費も高くなってる当院ができることには限界がある紹介する病院を選択するのも自分の責任コミュニケーションの大切さ見た目の問題だけではない自分に余裕があるかないか
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