こんばんは。
ふじわら動物病院、藤原です。
慢性腎臓病について話を
してきましたー。
慢性腎臓病は、猫ではかなり多く、
高齢になると多くがなってしまう病気。
犬も自分の感覚では、だいぶ多く
なってきたように思うんだ。
(診断がだいぶできるように
なってきたからかもしれないけどね)
慢性腎臓病になっているペットも
多くいると思うんだ。
当院でもかなりのペットが補液を
しているよ。
特に寒い季節になると症状が
悪化して病院に来るペットも
多くなるんだ。
より多くの方にペットの慢性腎臓病を
理解してもらったらうれしいな。
最後に簡単に慢性腎臓病のことを
まとめておくね。
□慢性腎臓病は、腎臓が壊れてしまう
病気でなおることができない病気
□ゆっくり徐々になっていく慢性腎臓病
□慢性腎臓病の症状は、よくお水を
飲んでおしっこをいっぱいする症状
からはじまる。
□血液検査でわかるようになるのが、
残りの腎臓が25%を切ってから。
□血液検査で腎臓の値が正常値でも
尿検査で異常が出てくると残りの
腎臓は33%を切っている
□血液検査で、腎臓の値が正常だから
と言って腎臓が大丈夫とは限らない
□慢性腎臓病の治療は、食事療法、
薬物療法サプリメント療法、
ホモトキシコロジーなどがある
□生活で気をつけることは、新鮮な
お水がいつでも飲めるようにしておく
ストレスが少ない環境にしてあげるなど
□予防はできないので、尿検査は
定期的に検査しよう。
□健康診断は、7歳を過ぎたら半年に
一度はするようにしよう。
慢性腎臓病ステージⅡから治療をして
継続的にケアしていると結構腎臓は
長持ちしてくれるこが多いので、
もし、慢性腎臓病になっても
できることを一つずつおこなって
少しでもペットと素敵な
日々を過ごしてほしいなー。
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