寒くなると多くなる慢性腎臓病 尿検査編 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんばんは。

ふじわら動物病院、藤原です。

 

 

今回は、慢性腎臓病の検査の話を

するね。

 

 

検査は、尿検査、血液検査、血圧検査、

エコー検査、レントゲン検査、生検等が

あるよ。

 

 

慢性腎臓病が最初に診断できる検査が

尿検査と血液検査になるんた。

 

 

尿検査は、慢性腎臓病の初期に異常を検出

出来るのは尿検査ということが多いんだよね。

 

 

 

尿比重が下がっていたり、通常では出ない

蛋白が尿にでてくるようになる。

 

 

慢性腎臓病で、尿検査に異常が見られる

ようになる時は、残っている腎臓が

33%以下になると尿比重が下がり

始めるんだ。

 

 

尿比重が、わんちゃんで1.030以下

ねこちゃんで1.035以下になると

腎臓の機能が落ちてきている可能性が

あるということになる。

 

 

尿比重が何回測っても低くなっている

ようなら慢性腎臓病の可能性があるので、

血液検査や超音波検査をして、確認していく。

 

 

 

尿に蛋白が沢山出ている場合は、

異常なので、蛋白尿がでているか

どうかも確認するよ。

 

 

前にも話したけど、尿検査はとっても

大事な検査で、他にもいろんなことが

わかる。

 

 

特に腎臓にとっては、血液検査よりも

早く尿比重に異常が出てくるから、

慢性腎臓病を早期発見するには

とても大事な検査なんだ。

 

 

できれば7歳になったら半年に1回

よくを言えば、3ヶ月に1回は

尿検査をして欲しいところ。

 

 

1年で人で言うと4歳年を取ってしまうので、

3ヶ月に1回検査をしても人で言うと

1年に1回の検査になるんだ。

 

 

人でも1年前の検査が大丈夫だからといって

1年後も大丈夫なんてことはないよねー。

 

それがわかってもらえるといいなー

 

 

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