こんにちは!

心の声からデザインする一級建築士

住まいカウンセラーの藤村泰子です。

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先日、名作椅子の展覧会に行ってきました。

美しい100脚の椅子を前に、

ひとつ手に入るとしたら…

想像するのも楽しい時間です✨





名だたるデザイナーがデザインしたんだもの

良いデザインは使い心地も良いはずよね



そう思う人は多いかもしれません。



でも

本当にそうでしょうか?



私は小柄なので

欧米の名作椅子だと

身体に合わないことが良くあります。



座面が深過ぎて

背もたれに背中を付けようとすると

仰け反らないといけなかったり



長い時間座っていると

お尻が痛くなったり



足がぶらぶらしてしまったり

(こどもか?)



素敵なデザインだとは思うけれど

我が家にお迎えできないものが

たくさんあります。



デザインは

分かりやすい要素ですけれど

全てに理由があります。



どんな風に過ごすためのものか

どんな体格の人のためか

どのくらいの時間使うものか

靴を履いて使うものか

身体の硬さに合っているのか

食卓の椅子だったら

どんなものを食べるシチュエーションが

前提になっているのか



そんな様々な前提に合っていなければ

使いやすい

居心地が良い

その境地にはなかなか到達できません。



椅子を選ぶ時には

好きなデザインを選ぶ前に

自分がその椅子でどう過ごしたいのか

明確にしてから

選ぶことをおすすめします。



闇雲に名作椅子を選べば良い

という訳ではありません。

いつだって大切なのは選ぶ人の自分軸です。

 


 

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