こんにちは!

心の声からデザインする一級建築士

住まいカウンセラーの藤村泰子です。

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娘がインフルエンザになって

彼女の部屋で休ませています。



子供が小さい頃は親が看病する訳ですから

隔離なんてできない状況でした。

手を握って眠るだけでも

子供にとっては薬です。



さて

最近、住まいのお悩みとして



子供部屋が作りたい

どんな子供部屋が良いのか

子供全員に部屋を与えたいけど

部屋数が足りない



ということを伺う機会が増えました。

あなたのおうちはどうですか?



子供部屋を考えるとき

大切なことが3つあります。



1️⃣子供の性格

2️⃣親子の距離感

3️⃣兄弟姉妹との関係性



これです。



広さとかデザインとか

家具選びは最後ですよ☺️



1️⃣子供の性格


社交的かおとなしいか

といったことだけではなくて


開放的なところが好きか

静かなところが好きか

狭い空間に居たがるか

特に好む素材があるか

(例えばふわふわしたものとか)

どんな姿勢でいることが多いか…


他にもたくさんありますが

簡単に言うと、その子の

特性をしっかり把握することが

その子にとって居心地の良い部屋を

つくるのに重要な材料になります。



2️⃣親子の距離感


子供が親とまだ離れたくないのに

子供部屋にいなさい!としてしまうと

子供は疎外感を感じます。



逆に、子供がひとりになりたいのに

親が子供と一緒に居たがったり

子供の様子を知りたがると

子供は束縛のように感じます。



親の、こうあるべき・こうしたい!

という気持ちを少し脇に置いて

冷静に(これ大事)


子供は親と

どのくらいの距離感が良いのか

どんな時に

距離を置きたくなるのか


観察してほしいのです。

それに対して


親のあなたはどう感じるのか



もっとそばに居たい!

だとしたらそれは何故なのか?

愛情?不安?寂しいから?



じっくり感じてみましょう。

そして


親子のちょうど良い距離感を

イメージできてから


子供部屋を与えるのか

リビングの一角にコーナーを設けるのか

具体的な検討に入ります。



3️⃣兄弟姉妹との関係性


性別や年齢が近いかどうかにもよりますが

同じ空間にいてもそれぞれ

仲良く過ごせているなら

2人部屋でも良いでしょうし

兄弟姉妹との性格や

好む空間が違う場合は

小さい場所でも良いので、それぞれが

尊重される空間が必要です。



男兄弟だから2人部屋で良い

となるかどうかは、いくらプロでも

本人たちの普段の様子を

見てみないと何とも言えません。



子供部屋って

子供が一緒に暮らしている間に

最大の価値があります。

↑当たり前ですが



子供が巣立ったあと

どうせ物置になってしまうから

部屋を小分けにするよりは

大きな部屋をひとつ残しておきたい。



そういう方もいるのですが

子供にとって

子供部屋(子供用スペース)は



部屋という物理的なモノの価値ではなくて

その空間で過ごす時間の価値なんです。



人格形成にも

大きな影響を及ぼします。



子供が得られる価値と

将来納戸にしたくない価値の

どちらが重いですか?



失敗しない子供部屋のつくり方を

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始めようかなと考え中です☺️

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